ためいき

夜空一面に咲く花で

君のベッドを飾ってあげる

乳白色の小さな花の粒

ゆらりゆらりとそよ風に乗せて

君の髪を揺らしてあげる


その風に乗って

遠く遠くあたたかい

月の島まで行こうか

金色の砂が

波打ち際を

キラキラと揺れている


桃色の竜が静かに

静かに眠っている

そんなときは

そっとしておいてあげよう

きっと明日の青空を

夢見ているのだから


ぼくらはその海で

朝まで甘い夢に浸る


さあ でかけようか



朝までゆっくり過ごそうか

光の夢を見に行こう

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