第71話 ゆふされは かとたのいなは

夕されば 門田の稲葉 おとづれて

葦のまろやに 秋風ぞ吹く


ゆふされば かどたのいなば おとづれて

あしのまろやに あきかぜぞふく


大納言常信


訳)

夕暮れになると稲田をさわさわと音をたてて秋風が通り抜けていく。


超訳)

秋風!

秋の爽やかな風が家の前の稲を揺らしながら吹き抜けていく!

きっもちいい~~♪


ちょっと一言)

この歌は歌合でお題『田家ノ秋風』で詠まれたもの。


この時代は田舎に別荘をたててリゾートとして遊びに行くのが流行っていたそうな。

ちったぁ農家の皆さんのお手伝いでもせんかい!

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