第45話 あはれとも いふへきひとは

哀れとも いふべき人は 思ほえで

身のいたづらに なりぬべきかな


あはれとも いふべき人は おもほえで

みのいたづらに なりぬべきかな


謙徳公


訳)

私の事をかわいそうと思ってくれる人は誰も思いつかない。

多分私はこのまま、虚しく死んでいくのだろう。


超訳)

いいんだ、どうせ俺の事なんて誰も思っちゃくれないんだ。

俺はこのまま人知れず死んでいくんだ・・

ああカマドウマになりたい・・


ちょっと一言)

うわぁ~!なんて女々しい歌!

こんなん詠んだのは、うちにこもって年中コタツに入ってて、昼間寝てて夜に起き出して2ちゃんねるに愚痴愚痴カキコしてる様な奴に違いない!

(え?お、俺は違いますよ! 違いますってば!)

と思いきや、謙徳公は知的で美形でエリートで和歌の達人だったらしい。

同じ歌でもGacktが詠むのとのばが詠むのでは意味が変わったりするのかも・・・

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