天つ風雲の通ひ路吹き閉ぢよ

乙女の姿しばしとどめむ

あまつかぜくものかよひぢふきとぢよ

をとめのすがたしばしとどめむ

僧正遍照

訳)

天の風よ、天女が帰っていく雲の路を吹き閉じてくれ。

天女をもっと見ていたいのだ。

超訳)

ええ～、もう帰っちゃうの～？

もうちょっと楽しい事しようよ。

ああ、雨よ降れ、風よ吹け！

彼女が帰れないように～！

ちょっと一言)

僧正遍照は小野小町の彼氏の一人。

この歌は小野小町にあてたものではないが小野小町伝説にはなかなか凄まじいのがありますよ。

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