現代のスマホ文化を見事に組み込んだアイデアが秀逸。

現在、異世界ファンタジーが台頭している中、この作者はあくまで現実世界とリンクさせた作品で勝負している。
また、文章においては拙い部分や修正が必要と思われる部分もあるが、登場人物を魅力的に表現し、その世界観は読者に共感と高揚感を与える。
この作品の評価が伸び悩んでいるのは先述の異世界ファンタジーブームとそれを良しとするこのサイトの形式にそぐわないから。
どこかで見たような二番煎じのラノベ作品に辟易している方は、一度読了してみてもいいだろう。

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太陽のオトシゴ