49.妹




 ──【駆り手ライダー】 対 【狩り手ハンター】。

 両者戦闘不能。

 相討ちドロー。勝者無し。






「あ、が──」


「ひゃっ……ぁばぁ」


 皐月が姿を隠した光無き闇夜。

 対峙した二人の死神は、互いに痛打を与え合い──互いに力尽きていた。

 【駆り手ライダー】の身体は劇毒の因子が込められた強装マグナム弾によって穿たれ。

 【狩り手ハンター】の身体は蒼葬の車輪に刻まれた轍により、轢断されている。

 両者ともに自らの回復──否、回帰に全精力を尽くし、それでも易々とは戻らぬ大損傷を負っていた。


「が…………」


 【駆り手ライダー】──都雅とが みやこは、その実力に反して回帰の効率は高くない。肉体的なダメージを見れば自身が【狩り手ハンター】に与えたものとは随分とマシな程度であったが…………【】の【死因デスペア】は単純な損傷以上の大きなダメージをみやこに与えていた。

 最早、碌に意識も保てていないだろう。

 一方──


「あ"、あっ、あっあっアっあ──あー………………ひゃ♪」


 みやこの渾身の連撃により、計り知れないダメージを負った【狩り手ハンター】は──しかし、着実に回帰を進めていた。

 その回帰の速度、効率は間違いなく、あらゆる死神グリムと比較しても最上ハイエンドクラスと言わざるを得ないだろう。

 【駆り手ライダー】──都雅とが みやこの与えた絶大なダメージ、それすらも紙一重で致命傷には至らなかった。

 大ダメージなのは揺るぎなく、今しばらくは身動きが取れないだろうが──果たして、みやこと比べてどちらが先に活動出来るようになるかといえば、それは。


「あ、ひゃ、ひゃっ。勝負じゃ、引き分け、かもだ、けどっ! ひゃ──ひゃ。戦略的に、はっオレの勝利だっ……ね」


 碌に原型も留めぬ、惨憺たる大重体のまま。

 それでも、【狩り手ハンター】はただただ笑い、嗤う。

 無邪気に無邪気に。

 楽しそうに愉しそうに。

 可笑しそうに──犯しそうに。


「か、たっ、腕──だけでも、回帰できっれっば、ばッはぁ…………死神犬いぬ、喚んでぇ…………そん、で」


 引き攣った表情で、歪な笑みを浮かべながらに勝利を宣誓する【狩り手ハンター】。


「あ、あぁ、あ"がぁ! あぁー、あっっっっ────ひゃ、ひゃひゃ…………身体張った甲斐は、あったっ。う、うれっ! うれしー、誤算…………こんなに早く、ミヤコちゃん、ヲっ! ツッつ、捕まえらりるれ──」






「誰を捕まえるのかしら? 詳しく聞かせて頂戴?」






 そこに。

 いる筈のない、第三者の声が響いた。


「…………あ"ぁ?」


 公園の時計台の上。

 先刻、みやこが立っていた場所に。

 美しい純白の衣服を纏った、藍色の髪の女性が座り、倒れ臥す双人の死神グリムを見下ろしていた。


「はぁ…………? あんたの出る幕じゃ、ないでしょうに────【凩乙女ウインターウィドウ】」


「その通りねー。だから舞台には上がらずに、きちんと客席から傍観に徹してたつもりだけれど」


 あからさまに不機嫌な声色で問い質す【狩り手ハンター】と、その問いにサラリと返すのは──【凩乙女ウインターウィドウ】というらしい、謎の女死神。


「あんたが、【刈り手リーパー】とつるんでるのは、知ってたけどねぇ…………とっくに舞台の袖に下がったと思ってた。んな老害は【孤高皇帝ソリチュードペイン】のクソ爺一人で充分だし」


「その【孤高皇帝ソリチュードペイン】も、既に討たれた後…………【刈り手リーパー】と【駆り手ライダー】ちゃんの活躍によってね。────【白銀雪姫スノーホワイト】、【時限式隠者クロックワークス】、【灰被りシンデレラ】、【慙愧丸スマッシュバラード】…………未だにくたばっていない、『始まりの死神グリム』達はもうそれぐらいかしら」


「あんたもでしょーよ、【凩乙女ウインターウィドウ】…………いい加減とっとと隠居してほしいね。真の意味でのはあんたらの方だ、ったく」


「その正論は慎んで受けとめておくわ…………けどま、私のようになりたくないならこの場はとっとと失せなさいな。引き際は弁えてね。どうみたってこの勝負は既に終わってるもの。折角の名勝負だったんだから、つまらない小細工で汚すんじゃないの」


「…………最初ハナから観てたんかーい。覗き魔? 悪趣味ぃ~」


「貴女にだけは言われたくないわ」


「あひゃ。そりゃそーだー。じゃ、言われた通りに大人しく帰りま────すぉぇん♪」


 ポチ、と【狩り手ハンター】がスマートフォンをワンタッチする。

 瞬間。

 闇夜の奥から、死のケダモノが襲来した。

 目指す場所は──【凩乙女ウインターウィドウ】の背後。

 倒れ臥す、都雅とが みやこの喉元。


「────!」


 それを察知した【凩乙女ウインターウィドウ】が、瞬時に身を呈しその黒影から亰を庇う。

 鈍い音。

 舞い飛ぶ鮮血。


「───んんんんん~、呪化じゅかさせた犬神イヌガミの特攻でもその程度かぁ~~…………いやぁ流石流石」


「…………クソガキが」


 苛立ちを露にし、【凩乙女ウインターウィドウ】が吐き捨てる。

 咄嗟に盾にした片腕は、既に噛み千切られて欠損していた。


「…………最後に訊いておくけど──【駆り手ライダー】ちゃんを狙ってるのは何で? この子を捕まえてどうするつもりだったの?」


「やぁだぁー! 恥ずかしいっ♡ そんなこと訊かないでよーぅ! そりゃーもちろんエッチな事をする気だったに決まってるじゃないですかぁー! ウ=ス異本みたいに! ウ=ス異本みたいに!」


「……………………」


 霜が降りそうな程に冷たい目で【凩乙女ウインターウィドウ】が目前の【狩り手ハンター】を見据える。

 無論【狩り手ハンター】は意に介さない。

 そこに。

 ボスッ。

 と、鈍い音と共に、地面に何かが落ちてきた。


「ありゃ、犬神イヌガミの頭じゃん。返り討ちかい」


 他人事のような感想を【狩り手ハンター】が溢す。

 それと同時に──

 ピシッ、ピシピシ。ガシャン。

 そんな音をたて、犬神イヌガミの頭部は陶器のように


「【】の【死因デスペア】──あひゃ♪ こっわー」


「さて。そのつもりはなかったけど…………まぁおいたが過ぎる悪童に灸を据えるのも年長者の役目かしら」


 酷薄極まりないその冷徹な視線を【狩り手ハンター】に向けたまま。

 【凩乙女ウインターウィドウ】は殲滅体勢に移行する。


「【無常愛すペル──」


「はい逃げまーーっっっす!! コン!」


 倒れ臥したままに【狩り手ハンター】が叫んだ瞬間、まるで泉のように【狩り手ハンター】の周囲から深淵なる黒闇が涌き出てきた。


『………………』


 は微塵も音をたてる事なく、ヌルリと【狩り手ハンター】の身体を抱え込み、【凩乙女ウインターウィドウ】の目前から離脱する。


「チッ…………例の『躾装置バウリンガル』か」


 その死神犬グリムの姿は、極めて表現し難い。

 ともすれば、液体のようにすら見える、深淵の如き闇が具現化したかのようなケダモノだった。

 かろうじて、頭部と思わしき部位はあるものの──それには眼も、鼻も、耳さえも在りはしない。

 無貌カオナシ、だった。


「じゃぁぁぁあねぇぇぇえ、ミぃぃぃぃぃぃぃヤコちゃんッッッ! また遊ぼうねェェェェっ!! あひゃ! ──ひゃ! あひゃーーーひゃひゃひゃ! あっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!」


 相も変わらずぐちゃぐちゃな五体を省みる事もないまま。

 災厄の死神グリムは、嗤いながら闇へと溶けて失せた。

 楽しそうに、愉しそうに。

 可笑しそうに──犯しそうに。


 ──ドプンっ。


 奈落の死海に沈み…………隻眼の狩り手はとうとう姿を消したのだった。


七孔しちこう無き無貌の凶獣──か。あのレベルの死神犬いぬを飼い慣らしてるとなると…………オモチャと笑えなくなってくるわね…………」


 呆れ半分でそう呟きながら、【凩乙女ウインターウィドウ】はみやこの元へと歩み寄った。


「【駆り手ライダー】ちゃん、無事よね? しぶとさに関しては天下一品だもの──」


 ぐぎゅるるるるる。


 と、みやこの腹の虫ががなりたてた。


「………………」


「ふぁ、は、腹、へった…………」


「いや、どんな死神??」






 ──とまあ、そんな風に。


 語られる筈もなかった闘いすらも語り尽くされ。


 本日今宵の一件──これにて。




 徹頭徹尾、完全終幕。






◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇






 ──後日。

 【死神災害対策局アルバトロス】宮城支局。

 別棟、総合病院区画。


「いやーそれにしても第五隊サイプレスの皆さんもむすびさんも無事。まったくもってなによりですねー」


「…………無事かな? これ」


 病室のベッドの上で弖岸てぎし むすびは思わずぼやいた。

 側の椅子には彼女の同僚──儁亦すぐまた 傴品うしなが座っている。

 どうやら病身のむすび傴品うしながお見舞いに来ているらしかった。


「無事だと思います。五体満足で後遺症も残らないそうですし」


「そうだね、ぐうの音も出ない正論なんだけど、怪我した本人に言うか?」


「え? ダメでした?」


「…………いや、いいよ、もう」


 あんたはだいたいいつでもダメだし。

 という本音を呑み込むむすびは、やはりいい子だった。


「ま、唐珠からたま先輩とかと比べれば、確かに大したことないけど」


「あー、唐珠からたまさん残念でしたね。片腕なくなっちゃって」


「利き腕じゃないのは不幸中の幸い──っていうのは流石に無神経かな」


「はい。無神経です。酷いですね。口の利き方には気を付けた方がいいですよむすびさん」


「そうだねごめんね」


 つくづくいちいち癪に触ってくる傴品うしなの言動だったが、ここ最近の付き合いで慣れたのか、むすびは大して意にも介さず流す。


「しかし、目立った外傷は無かった筈なのに入院ですかぁ。変質型トランスタイプの反動は怖いですね。アタシは武装型アームズタイプでよかったなぁ」


「他人事だと思って暢気だよね……」


「はぁ。まぁ、他人事ですし」


「…………いや、他人事だろうけどさ」


 気ままに自分が持ってきたお土産の果物籠からバナナを取り出し、傴品はそれを頬張り始める。


「お見舞いにはリンゴがお約束かもですが、包丁は苦手なんで看護師さんに剥いて貰ってくださいね。なのでアタシは大人しくバナナをいただきます。はむっ」


「うん、ありがと…………あんたが食ったらワタシは食えないけどね。バナナ」


「ほい」


 バナナを頬張りつつ、剥いたもう一本のバナナを傴品うしなむすびの口に押し込んだ。

 しばらくそのまま二人はバナナを咀嚼する。


「…………あー、そうだ頭尾須ずびすさんから伝えるように言われてたんでした。隊長の方の神前こうざきさんですけどね。意識不明の重体。いつ意識が戻るかは見当もつかないそうで」


「…………そう。えん、しんどいでしょうね」


「ですねぇ。いたたまれなかったです。はい。第十隊ダチュラはどうなっちゃうんでしょうねぇ。元々神前こうざきさんと加我路かがみちさんの二人一組ツーマンセル部隊だったのに」


「それを言うならワタシら選抜生セレクションもでしょ…………十人中六人が殉職って…………どうすんのよ」


「どうなるんでしょうね? まあその辺はお偉いさんの考える事でしょう。むすびさんは治療に専念してくださいな」


「ん…………ありがと、傴品うしな


「いえいえどういたしましてどういたしまして。うぇへっへっへっへ」


 卑屈さの滲み出る笑みを溢す傴品うしなだった。


「…………しかし、神話級ミソロジークラス討伐ってことで騒がれてるけど…………こっちの被害者の数を考えるとやっぱり喜べないね。結局主犯と思わしき死神グリム──あの【狩り手ハンター】とかいうヤツは見事に姿を眩ましたままだし」


「! っっぅ、エホ! げっホォえっほ!」


 【狩り手ハンター】。

 そのグリムコードを耳にした途端、傴品うしなは咳き込み出した。


「っ、ごめん傴品うしな。無神経だった」


「…………いえ、大丈夫です。バナナの皮が喉に張りついただけです」


「バナナの皮が?」


「バナナの皮がっ」


 そう言うと、傴品うしなは籠からリンゴをひっ掴み、皮ごとムシャムシャと食べ始めた。


「………………なんか、あんた最近食欲旺盛じゃない?」


「はひっ。なんかっ。食べても食べても満腹にならなくてですね」


 あっという間にリンゴを腹の中に収めた傴品うしなは言う。


「でっでででっで、でもっ、あの死神グリム以外にも、ヤバいのがたくさん来てたらしいじゃないですか。自分は詳しくないですけど──ええっと北緯経済菩提でしたっけ」



「それでした。そのナントカカントカも来てたんでしたよね。よくわかんないですけど、同じ死神グリムを狙ってる死神グリムなんでしょ? アタシらにとっては都合のいい存在ですねぇ。ありがたやありがたや」


「…………死神グリムだけを狙ってくれるならね」


 果物を食べ終え。

 病室の天井を眺めながら、むすびは暗い声で呟く。


「ああ…………そうでしたか。神前こうざき隊長をやったのも、その死神グリムなんでした。ええっと、コードは──【駆り手ライダー】でしたか。ベルト付けたバッタみたいな死神グリムだったりするんでしょうかねー」


「……………………さぁ。どうだろ」


 彼女にしては珍しい、どこか空々しい声色で、むすびは言った。


「………………んー、じゃ、そろそろアタシはお暇します。病室に長々と居座るのはアレでしょうし」


「…………そ。改めてお見舞いありがとうね傴品うしな


「いえ、ではではお大事にー」


 そうして傴品うしなはやや足早に病室を出ていき。

 やがて、むすびだけがその場に残された。


「…………………………………………」


 沈黙。

 どこを眺めるでもなく、むすびは中空に視線を踊らせる。


「……………………ミヤコ」


 むすびは独り言ちる。

 刹那の再開を果たした筈の、自らの親友の名前を。


「………………」


 ずっと。

 ずっと、走り続けてきた。

 追いかける為に。

 その背中に、追いつく、為に。


「…………………………」


 だけど。

 だけど、追いついた跡の事は、どう考えていた?

 いや、考えていなかったワケじゃない。

 親友ミヤコは、死神グリムだ。

 わかっていた。

 わかっていて、追いかけた。

 わかっていたからこそ、追いかけてきた筈だ。

 命を刈り取る者。

 命を狩り獲る者。

 死の化身アレゴリー

 それがどういう存在なのかは──灰祓アルバとしての日々で、嫌という程思い知った。

 知っていたんだ、そんな事は。


「…………………………ミヤ、コ」


 再会して、どうする?

 、どうなる?

 死神グリム灰祓アルバ

 敵対者として向かい合い、どうするつもりだった?

 ──どうするつもりもなかった、というのが本音だった。

 このまま、知らないまま、会わないままであの子を、本当の本当に忘れてしまうのが、何より嫌だったから。

 何より、恐ろしかったから。

 けど、それでも、考えざるを得なかった。

 出会ったら、どうするか。

 出会ったら、どうなるか。

 見当もつかなかった。

 だから──なるべく、悪い想像をすることに、していたんだ。

 どうなっても、失望しないように。

 どうあっても、絶望しないように。

 ──あんたなんか知らない、と言われる、とか。

 何のリアクションも無いまま、殺されちゃう、とか。

 どころか。


 ──


 もう。


 ──


 と

                 か。


「ミヤ、コ…………ミヤコぉ…………あんたは、あんた────











 ────あんた、だったじゃん…………!」






 本当に。

 拍子抜けするくらいに。

 笑ってしまうくらいに。

 都雅とが みやこは。

 弖岸てぎし むすびの親友は。

 何も。

 何も変わっちゃいなかった。

 何も違っていなかった。

 から何も動かないままに──むすびの目の前で、微笑んでいた。


「う、うぅ…………ヒック…………う、う、ううぅぅ………!」


 そう。

 あの頃から。

 変わっていたのは。

 違っていたのは。




 ──周りの惨劇ふうけいだけだ。




 血塗れで、死みどろな──一年前とは何もかもが違う、異常極まる世界図で。

 あろうことか。

 彼女だけが──日常の真ん中にいるときのままに、笑っていた。


「あ、ああぁ…………! うぁあああ…………」


 もはや声を抑える事もなく、むすびは泣きじゃくる。


「どうして…………どうしてっ…………!」


 むすびは胸に沸き上がる疑問をそのまま言葉にして吐き出す。

 、と。


「な、なんで…………!? なんで、あ、あの子が、あんな、あんな地獄絵図の中で、笑わなきゃなんないの…………!?」


 違う。

 絶対に、違う。

 あの子が居ていいのは──あそこじゃないのに。

 ありふれた、凡庸な、日常で、暢気してればいい筈なのに。

 生者と死神。

 その対極と太極が織り成す螺旋。

 そので、彼女は、ありのままで笑っていた。

 その光景は、あまりにも。

 弖岸てぎし むすびには理解できない、認識してはならない、錯誤だった。


「う、うううぅぅぅぅっっっ!!」


 誰より理解している。

 死神グリムが撒き散らす死の嵐、その中に飛び込むことの恐怖と、嫌悪と、苦痛を。

 身を以て思い知った。

 むすびは今も、それを噛み締め続けている。

 けど、そんな恐怖も嫌悪も苦痛にも──何一つ挫けないまま。

 どころか。

 死神グリムという理不尽になってしまいながら。

 都雅とが みやこは、何も変わらないままに、都雅とが みやこで在り続けていた。




 都雅とが みやことして、生きていた。




「ミヤコっ…………! ミヤコぉ…………!」




 それが──それが、どうしても認められない。

 親友ミヤコを、ではない。

 そんなミヤコに強いるこの現実が。

 認められなかった。

 …………許せ、なかった。


「どうして…………どうしてよ…………なんでミヤコが、あんな目に」


 ただただ、むすびは目前の理不尽せかいに疑問を叩きつける。


 、と。



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