第49詩 もう少しそばに

「もう少しだけ、隣にいてくれないか?」

僕は、そんなことをたまに口にする。


他人に逢うのは怖い…他人に嫌われるのも、傷つけるのも、好きじゃないから。

関わらないのが一番いい。


そんな僕に、声を掛けてくれる人もいる。

とても嬉しい。

けど…。


朝から僕の布団へ潜り込む…丸まって眠る。

寝たい場所で寝る。

素直に動けるキミが羨ましい。


好きだから…そこに行く。

嫌なら来ない。


当たり前の事を、普通に…。


なぜだろう…僕にはソレが酷く難しい…。

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