第46詩 今日…今…

寒い朝、僕の布団に潜り込む。


毎朝思う…今日も目が覚めてしまった…。

あのまま目が覚めなければいいのに…。


今朝の夢は大小、無数のヒルが身体中を這いまわる夢。

触ったこともないが…目覚めても、指に感触が残っている。


永遠に目覚めない悪夢のほうが、現実より幸せかも知れない。


命を絶ち切れる薬が売ってたら…買うだろう。


昨日も…今日も、死にたいと願う。

さっきも…今も…死にたいと思う。


生きることに理由が無いのなら…死ぬことにも理由なんてない。


生きているだけで幸せ?そんなことを言えるのは、幸せな人だけ…。

僕の心に住まうタナトスは、いつか…きっと…姿を見せる。

いつまで待たせるのだろう…。

待ちくたびれたよ…。

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