第29詩 その眼にどう映る
雨が降る…今日も雨…。
私の隣で、じっと私を見つめる眼。
鳴くわけでも…眠るわけでもない。
私を視ている。
本当に私を視ているのだろうか?
私の姿にナニを視る?
愁い・偽り・恐れ……。
明るいナニカは視えないと思うよ。
でも…そんな私でも…今夜くらいは、優しさを……。
与えられないから……求めない。
求めないから……与えられない。
どちらでも一緒だ。
私は…下から上を視るだけ。
いつでも…世界は私の頭上に存在するだけ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます