辞書と友ダチになりたい筆者の日本語研究散文

『馬から落馬』気をつけたい重複表現

　『馬から落馬』を筆頭に、文章には『重複表現』があります。気になる文章になってしまうので、重複表現をうっかり書かないようにしたいです。

　執筆の際に気をつけたい重複表現や、それに近い表現を考えました。

◆

上にあがる、上にのぼる

下にさがる、下にくだる、下に落ちる

上り坂をのぼる

下り坂をくだる

馬から落馬

馬がいななく

集客を集める

指で指す

首を絞める、首を絞首する、首を絞めて絞殺する

足で踏む

殴り書きの字

違和感を感じる(ほかにも『○○感を感じる』は重言になる可能性があります)

元に戻る

仲睦まじい

満天の星空

学校の学食

跫然（きょうぜん）と足音が響く

ハンドルネーム

マグカップ

排気ガス

大豆豆（だいずまめ）

マスケット銃

ガードマン

第1回目

いちばん最初

◆

　気づいていない重複表現は、まだあるかもしれません。

　読んでひっかかりを覚える重複表現は、できることなら根絶したいものです。推敲中は意外に気づかなかったりすることが厄介です。重複表現を自分の脳にストックしたら、推敲でつぶせるようになるでしょうか。

　重複表現に近い表現を見つけ次第、追加したいです。