遠い見知らぬ土地の窓辺から
遠い見知らぬ土地の窓辺から
君がみる風景を思う
水も空気も光も、すべてこの街より
美しく澄んでいるだろうか
君は日々美しさに癒されて、心楽しく過ごしているだろうか
花粉症は、どこの街でも避けられないようで
君はときどき憂鬱になっている
君は眠れない夜もある
美しい自然に近いものに囲まれた君の
優しい眠りを奪うような理由はなんだろう
つぶやきえないことがら
ことばにならないぼんやりとした影
どこにいても
日々をすごしていくことこそが
君の心をしずかに悩ませるのだろうか
いっそ目を覚ましているなら
楽しいことが君の目にうつるように
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