天国にいけるC言語入門 シーズン1 パソコン超初心者がゼロから東方風シューティングをつくる編 ver.0.4.15.789 RELIEF
☆☆☆JIS丸め=四捨五入法のルールの一部を変えたものです その2
☆☆☆JIS丸め=四捨五入法のルールの一部を変えたものです その2
☆ ☆ JIS丸め=四捨五入法のルールの一部を変えたものです その2 ☆ ☆
元のデータ
12.305
12.315
12.325
12.335
12.345
12.355
12.365
12.375
12.385
12.395
をJIS丸めで近似すると
12.305>>>>>>>>12.30(四捨五入法とは異なる近似方法です)
12.315>>>>>>>>12.32
12.325>>>>>>>>12.32(四捨五入法とは異なる近似方法です)
12.335>>>>>>>>12.34
12.345>>>>>>>>12.34(四捨五入法とは異なる近似方法です)
12.355>>>>>>>>12.36
12.365>>>>>>>>12.36(四捨五入法とは異なる近似方法です)
12.375>>>>>>>>12.38
12.385>>>>>>>>12.38(四捨五入法とは異なる近似方法です)
12.395>>>>>>>>12.40
となる。
マックス 「このJIS丸め。。。なんだか
おもしろい近似方法だな、
なぜ、この近似方法があらわれたのか・・
どのあたりが理にかなっている・・・のかな・・・?」
老人 「そうじゃな・・・
おおっそうじゃ
このデータの集まりをみておもったのじゃが
実際のケースでは
たとえば肺活量を求めたい場合などに
データを何回かとり
その平均値を肺活量にする
というのがよくあるパターンじゃ。
それに倣い
まずは
この元のデータの集まり
元のデータ
12.305
12.315
12.325
12.335
12.345
12.355
12.365
12.375
12.385
12.395
から
元のデータをJIS丸めしたときのデータ
元のデータを四捨五入したデータ
をもとめ
次に
元のデータの平均値
元のデータをJIS丸めしたときのデータの平均値
元のデータを四捨五入したときのデータの平均値
をもとめる。
そして
それら3つの平均値を
比べてみたら
元のデータとJIS丸めのデータと四捨五入のデータとでは何が違ってくるか
何かわかるかものう。」
マックス 「よ~し、それなら
では^^
元のデータの平均値からもとめるかぁ
こねこねっ
元のデータをそのまま足してみるんだな・・・
こねこね
12.305
12.315
12.325
12.335
12.345
12.355
12.365
12.375
12.385
12.395
この10個の数値データを全部たすと
123.5
そして これを10で割って元のデータの平均値を求めると12.35
(自分的に160pts獲得😊)いいねぇ
次に
JIS丸めのデータの平均値をもとめるっ・・・と
こねっこねっ
これら元のデータをJIS丸めした次のデータ
12.30
12.32
12.32
12.34
12.34
12.36
12.36
12.38
12.38
12.40
この10個の数値データを全部たすと123.5
そして10で割ってJIS丸めしたデータの平均値を求めると12.35
よしよし
そして次は元のデータを
四捨五入したデータの平均値を求める
元のデータ
12.305
12.315
12.325
12.335
12.345
12.355
12.365
12.375
12.385
12.395
を
JIS丸めでなく四捨五入で近似したデータは
12.31
12.32
12.33
12.34
12.35
12.36
12.37
12.38
12.39
12.40
となり
これら10個の数値データを全部たすと123.55
そして10で割って
四捨五入で近似したデータの平均値を求めると12.355
ふうむ
元のデータの平均値を求めると12.35
JIS丸めしたデータの平均値を求めると12.35
四捨五入で近似したデータの平均値を求めると12.355
??
なんと???
四捨五入の方法を精度でJIS丸めが上回り
JIS丸めの近似法を用いたデータの平均値と元のデータの平均値が一致している。
むう このレポート・・・
ただボケてただけではなかったのか・・・
元のデータを四捨五入したものの平均値は
元のデータの平均値より0.005おおきくなっている。
JIS丸めの近似法は優秀か?」
老人 「JIS丸めの近似法では近似する位が5のときでも
数値を切り上げたり切り捨てたりする場合が
あるゆえ(四捨五入のときは切り上げのみ)
つまり
5の上の位が偶数なら5を切り捨て
5の上の位が奇数なら5を切り上げ
となるので
それらが うまく作用してJIS丸めで近似したデータの全体の値が
プラスマイナスゼロになれば
イコール
元のデータの全体の値と等しくなれば
JIS丸めで近似したデータの平均値
と
元のデータの平均値とが等しくなることがあるのじゃ。
まあ
プラスマイナスゼロとはいかなくても真の値(元のデータ)の平均値との誤差を
すくなくすることができるのじゃろう。
元のデータを四捨五入して
四捨五入した数値データを全部たし元のデータの数で割って
平均値を求める場合
どうしても真の値(元のデータを普通に全部たし元のデータの数で割った平均値)と値が同じかおおきくなるのじゃ。
(理由は後述します。(。・ω・。)ノ♡)
そして
近似するデータ量が多いと真の値(元のデータを普通に全部たし元のデータの数で割った平均値)から大きくなる確率が高くなるのじゃ
(理由は後述します。(。・ω・。)ノ♡)
より真の値(元のデータを普通に全部たし元のデータの数で割った平均値)に近づけるのに有効な近似法がJIS丸め
というわけじゃな。
たぶん・・・・・ な ははははは
酔いがまわっている老人
さらにネクターを飲み続ける。
ただし(^^)~~~」
べろべろに顔が笑っている老人。
マックス 「 ただし・・・(^^)?」
老人 「JIS丸めの近似法とは
〘〘繰上げ、または切り下げしようとする値が『5』のときだけ適用される〙〙
ルールなのじゃよ。」
マックス 「は???」
老人「繰上げ、または切り下げしようとする値が5以外の
1,2,3,4,6,7,8,9,0、のときは
JIS丸めの近似法をつかわず
普通の四捨五入をおこなうのが通例なのじゃ。」
マックス 「はい???」
老人「ひっく
普通は全く四捨五入のルールで近似を行い
その中で
データ値の最小の位が5で、
その数値を繰上げ、または切り下げしようとするとき
そのときだけルールを変更したものが
JIS丸めの近似法なのぉ
つまり
〘四捨五入法のほんの一部だけを変更しているのがJIS丸め〙
なんじゃ。」
例 1.5675
(一番右端の数値5を繰上げ、または切り下げしようとするとき。)
普通の四捨五入のルールでは5を繰り上げて1.568
JISルールでも5の上の位の数が奇数の時は
(つまり、この場合は7)
5は繰上げて1.568となる。
例)234.88888885
(一番右端の数値5を繰上げ、または切り下げしようとするとき。)
この場合
普通の四捨五入のルールでは5は繰り上げて
234.8888889
JIS丸めでは5の前の数値が偶数の時
(この場合は8)
5を切り捨てて
234.8888888となる
マックス「はいい???なんでえぇん
データ値の最小の位が5で、
その数値を繰上げ、または切り下げしようとするとき
そのときだけルールを変更するのかい?
どこまでがボケなのか・・・
秀逸すぎる・・・
みきわめられない・・・」
老人を尊敬の眼差しでみつめるマックス。
老人 「そうじゃな。つまり
JIS丸めはデータ値の最小の位が5で、
その数値を繰上げ、または切り下げしようとするとき
に使うことでしか、その効果を期待できない近似法なんじゃ。」
マックス
「???そんなに遠慮しなくてもいいじゃないか。
JIS丸め、くるしゅうないぞ」
😊すぐ つづく・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます