ソースコードがコンパイルされて機械語となりコンピュータに実行されていく様子を観察してみましょう
ソーラー「ソースコードがコンパイルされて機械語となりコンピュータに
実行されていく様子を観察してみよう」
一体ソースコードがコンパイルされると
どのようなことがおこっているのでしょうか?
ちょっと楽しみですね。
次のソースコードがエディタに記述されているとしましょう。
#include <stdio.h>
int main(void){
printf("にゃ~ん\n");
return 0;
}
このソースコードはコンパイルされると
🍎#include <stdio.h>🍎の部分と
🍋
int main(void){
printf("にゃ~ん\n");
return 0;
}
🍋
の部分が分割されて機械語に翻訳されます。
🍎#include <stdio.h>🍎の部分が
機械語
101010000101111000011000011101000010010101000011101100010101010010101011101110000001001010101010101010000010101010101010100110101010010101010101010010101010101010010101010101010010010111000に
🍋
int main(void){
printf("にゃ~ん\n");
return 0;
}
🍋
の部分が
機械語
11010101111101010000101010101010101011010100100010101000101010101010101010000010101010101010101010101010101000100101011111110110111100010000000010101010101010100101010011111111111111111111111100000101010101010100に
という具合にです。
ヘッダファイルの含まれる
🍎#include <stdio.h>🍎の部分は
🍋
int main(void){
printf("にゃ~ん\n");
return 0;
}
🍋
の部分とは別に
統合開発環境のコンパイラとセットになっている
C言語標準ライブラリの
ヘッダファイル<stdio.h>
を参照して
機械語に翻訳されます
これらの翻訳された機械語プログラムは
オブジェクトファイルとよばれます。
#include <stdio.h>の翻訳された部分
101010000101111000011000011101000010010101000011101100010101010010101011101110000001001010101010101010000010101010101010100110101010010101010101010010101010101010010101010101010010010
111000
をオブジェクトファイル1
int main(void){
printf("にゃ~ん\n");
return 0;
}
の翻訳された部分
11010101111101010000101010101010101011010100100010101000101010101010101010000010101010101010101010101010101000100101011111110110111100010000000010101010101010100101010011111111111111111111111100000101010101010100
を
オブジェクトファイル2
とすると
コンパイルが行われた今の時点では機械語プログラム
オブジェクトファイル1と
オブジェクトファイル2
が
別々に分割された状態となっています
そこで
この2つの
オブジェクトファイルを
1つのプログラムにまとめる
💖リンクという作業が💖
リンカプログラム(ローダプログラム)によって行われます
Visual Studioでは
ここまでの
コンパイルとリンクの作業をまとめてビルドと呼びます。
そうして
1つにまとめ上げられたオブジェクトファイルは
実行ファイル(exeファイル)とよばれます。
その実行ファイルをコンピュータは読み込んで
実行するというわけです
コンパイルとは正式には
ソースコードを機械語に変換するまでのことを指しています
が
ソースコードが機械語に変換されたのちリンクされ
生成された実行ファイルをコンピュータが実行する、
今の全過程を
コンパイルと呼ぶこともあります
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