次回予告
病理医ヤンデル氏によれば、病理診断は人工知能を使った画像診断で行うことができるようになるという。(https://twitter.com/Dr_yandel/status/761366200366620674?lang=ja)(2016/8/04/18:00)。「本来人間が主観で行ってきた手法を統計的にアルゴリズム化し、ある程度の再現性が担保されるレベルで再現」すればいい、とのことである。多量のデータ解析をデータとして蓄積すればいいのである。予測はまだ未来だろうが、現在の状態の良し悪しの診断であれば人工知能にも可能であると氏は語っていた。
それならば、人工知能を医療に導入する社会とはどのようなものなのか。あまりに先行きが過ぎると(例えば外科手術まで人工知能が行うなど)SFの領分となってしまうので、ここでは診断を行う段階に留めよう。ここで社会が必要とするのはどのような人工知能なのか。また、人は人以外の存在に自己を判断されるとして、どのように考えるのだろうか。また、インフォームド・コンセントは必要か。それらを考えていきたい。
次回、「医療診断と人工知能」。AIスタンバイ!
国家を動かす人工知能の日本への導入条件 裏瀬・赦 @selenailur
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