第7話 アイラとレイラ 3日間の入れ替わり異世界旅行
夏って、なんでこんなに暑いんだろう。お母さんの方針で、うちではほとんどエアコンを使わない。扇風機の前で「あー」と叫ぶと、声がブルブル震えた。
今日は、登校日だった。せっかくの夏休みなのに、なんで学校なんて行かなければならないんだろう。
面倒くさいことは、これだけではなかった。またクラスの男の子に告白されたのだ。「ずっと好きでした。来週の花火大会、一緒に行ってください!」だってさ。行くわけないじゃない。私、人混み嫌いだもの。クラスで一番人気者の男子だったけれど、お断りした。
この後、私は中学の友達の葵と一緒に、図書館へ行く約束をしている。静かだし、好きな本をタダでいっぱい読めるし。何よりも涼しくて快適!
私は、着ていく服をクローゼットから選ぶと、コーディネートと顔写りを確認するために、鏡の前に立った。
自分で言うのは何だけれど、私は才色兼備なタイプ。テストだって全教科満点近く採るのは当たり前だし、買い物に行けば、写真を撮られてファッション雑誌に載ってしまったりする。
鏡の前でひと回りすると、白いフレアスカートがふんわりと舞い上がった。よし、この格好で出かけよう。その時、鏡に映る私が、世界一幸せそうな笑顔をこちらに向けた。一瞬、背中に悪寒が走ったけれど、気のせいだろう。そのまま、鏡の前を離れようとしたら……
「待って!……待ちなさい!!!」
部屋にいるのは私だけのはずなのに、すぐ近くで声がした。なぜ?! 驚いて振り向くと、なんと鏡には、私……ではなくて、私にそっくりな女の子が必死の形相でこちらを見つめていた。
「え?! 何これ……」
私は怖くなって、鏡から後ずさりし、距離をとった。
「お願い! 行かないで! 驚かせてしまったのはごめんなさい! でも、聞いてほしいの!」
鏡の中の女の子が、あまりに言うものだから、私はおそるおそる鏡の前に戻った。私は怖いものが苦手なのだ。
「私は、レイラ。カミに祈りを捧げて、ずっとあなたを探していたの」
レイラの話によると、レイラはこことは別の世界に住むお姫様らしい。もうすぐ結婚しなければならないので、最後に別の世界へ行ってみたかったらしく、カミにお願いをしていたそうだ。そこでカミは、レイラと同い年で、同じ顔、同じ背格好の女の子を探し当て、私たちを引き合わせたということだった。
「え、まだ14歳でしょう? もう結婚するの?」
「そうでしょ? 早すぎるでしょ? 私はもっとしたいことがたくさんあるのに!」
私とレイラは、あっという間に気の合う友達になった。
レイラの話によれば、鏡を通して、私とレイラが世界を行き来できるようになっているらしい。
「ね? いいでしょ? アイラも別の世界に行けたら楽しいと思うわよ?!」
私は、少し悩んだけれど、今は夏休み。宿題なんて7月中に終わってしまったし、どうせ暇だ。
「いいよ。私たちなら、とてもよく似ているから、少しの間入れ替わっても、きっと誰も気がつかないわ」
「じゃ、決まりね!」
レイラは、鏡の向こうでぴょんぴょん飛び跳ねていた。
私は、まず葵に電話して、図書館に行けなくなったことを話した。それから、レイラとお互いの世界の基本知識や、家族、周りの人々について情報交換をした。
たくさん話し込んでいたら、いつの間にか夕方になっていた。
「レイラ、もうすぐお母さんが仕事から帰ってくるわ。私らしくするために、ちゃんとベッドでダラダラしていてね!」
「アイラ。ダラダラするのは、私得意よ!」
私は、レイラがこちらに来て困らないように、携帯は置いていくことに決めた。レイラが着るための服も準備している。お財布や図書館の利用者カードも、机の上の目立つ位置に置いた。これで準備万端!
「アイラ、3日間。カミに与えられた時間は3日間だけなの。だから、3日後は自動的にそちらへ戻れるからね! ちょっとした旅行だと思って楽しんで!」
「分かったわ。レイラも、こちらの世界を楽しんでね!」
「ありがとう!!」
私と同じ顔の彼女は、にっこりすると、両手を合わせて祈るようなポーズを始めた。
* * *
「おやすみなさいませ。レイラ様」
レイラと入れ替わって、早くも4時間が経過。私は、お姫様という身分を完全に舐めきっていた。とにかく忙しいのだ。
視界が虹色のマーブル模様に包まれて、こちらの世界へやってきた私。まずは、急いでレイラのドレスを着て、ソファで読書していたフリをする。すると、侍女のマリアさんがやってきて、夕食をとるための部屋に連行された。
夕食は、私一人きり。一瞬だけ、レイラのお兄さんがやってきたのだが、すぐに気分が悪くなったとかで退場。え、私の食事のマナーが酷すぎたからとかじゃないよね?!
ここまでは良かった。
レイラの側近であるセシルという名のお兄さんが、食後のお茶とやらに誘ってくれたのだ。食後のお茶……。なんて甘美な響きなのだろうと思った私は、うっかり首を縦に振ってしまった。
しかし、実態はお茶会という名の勉強会。最近の国の情勢に関する情報の報告がなされたり、王家お抱え楽団の演奏会で披露する楽曲の決定に、近々隣国から遊びにくる妃殿下の歓迎パーティーの段取りまで。現在停戦状態にある東の国の王子に宛てた手紙の文面なんて、相談されても困る。まさか、こんなことが姫の役割に含まれていただなんて、思いもよらなかった。
でも、レイラは私と同じ14歳で、あさってにはお互い15歳になる。なのに、こんなにやっていることが違うのかと驚くやら、尊敬するやらで、セシルの話もうまく頭に入ってこなかった。
ようやくセシルから解放された私は、マリアさんに引き渡され、お風呂へ直行。マリアさんはお手伝いしますと言って引いてくれないし、他の侍女さんまでやってきて、私はあれよあれよという間に清められてしまった。つ、疲れた……。日本人の私にとって、お風呂は癒やしの空間のはずなのに……。もう、ヤダ。
半べそをかきながら、ナイトドレスを着せつけられ、髪もあっという間に乾かされてしまった。最後に、5、6人は並んで寝られるんじゃないかと思える程の大きな天蓋付きベッドに押し込まれて、今に至る。
ふぅ。やっと一人きりになれた。
私は、元の世界から持ってきた腕時計を確認した。お風呂の前に部屋の引き出しに隠しておいたので、侍女さん達には見つかっていないはず。
まだ10時。こんな早い時間に寝たことなんてないから、全然眠くない。でも、ふかふかで良い香りがする布団の寝心地は最高。セシルから聞いた話を頭の中で復習していたら、いつの間にか夢の世界へと旅立っていた。
* * *
異世界2日目の午後。私は、お茶会の席で、婚約候補の皆様と顔を合わせていた。なんでも、明日の昼にはこの中から誰かを選ばなければならないらしい。レイラ、私こんなこと聞いてないよ! あなたの人生のパートナーを私が決めるの?! そんな責任重大なこと、できるわけがない。
とりあえず、左からご紹介しよう。まず金髪碧眼、いかにも良いところの坊ちゃんという体の彼は、国で一番のお金持ちであり、最大の商社の社長の息子。父親に似て、この年でもう商売のセンスが飛び抜けているらしい。外見はただの王子様なのに、見かけによらないものだ。
お次は、宰相の息子。黒髪はサラサラで、眼鏡の向こうに見える眼光は鋭い。ちょっと冷たい印象だけれど、知的な感じがして素敵。彼を選べば、政治の力関係のイザコザが収まって、国の安定が期待できると、今朝セシルが話していた。
彼も、すでに父親から仕事を与えられていて、辺境の街の土木工事などで指揮をしているそうだ。この国、というかこの世界では、かなり若い頃から働くのが常識らしい。ここに集められているのは、事前に王家の審査をくぐり抜けた方達ばかりだから、当たり前なのかもしれないけれど、しっかりしすぎている。
だんだん、私は自信過剰だったのではないかと思えてきて、気づいたら猫背になってしまっていた。すかさず、マリアさんに背中をバシッと叩かれて、痛かった。
最後は、竜殺しの英雄さん。今年初めに、百年に一度と言われる竜の襲撃があったらしい。その際、見事竜を討伐して、国民的英雄になったそうだ。寝癖が残ったまんまの赤い髪の彼。いかにもやんちゃそうな男の子で、少し親近感を覚えた。
みんな、私にいろいろ話しかけてくれたが、どれもあやふやな受け答えしかできなかった。レイラをやるのも一苦労である。3段重ねのケーキスタンドには、美味しそうなケーキやクッキーが並んでいるのに、とても手が出なかった。
「レイラ様、どこか具合がお悪いのですか?」
ついに、マリアさんに心配される始末。……いけない。このままでは、私がレイラではないことがバレてしまう。私は気合いを入れるために、夕食のステーキをペロリと平らげて、おかわりまでした。
* * *
夜になって、マリアさんに寝かしつけられたフリをした後、私はこっそりと起き出した。誰もいない広い部屋。いかにもお姫様の部屋という感じの可愛らしい壁紙。猫足の家具。可憐なお花も飾られている。
大きな出窓を思いっきり開くと、城下の町並みを見下ろすことができた。家々に灯りがともっていて、そこに人々の営みがあるのが見て取れる。遠くの方には、高い山脈がそびえていた。
今頃、レイラはどうしているだろうか。うまくやっているだろうか。私の世界は、こことは違って、かなり技術が進んでいる。きっと、びっくりしてるだろうな。別に私が文明を発展させたわけでもないのに、なぜか得意げな気分になってしまった。
「レイラも、がんばってね」
そっと呟いたその時、背後から何者かに羽交い締めにされた。何なの?! 痛いよ! 姫って、もしかしてけっこう狙われたりするものなの?!
私は、口を塞がれていて、叫び声も上げられない。必死にもがいていると、ふと力が揺るめられて、私は解放された。
「はぁ、はぁ、はぁ…… 誰? 誰なの?!」
部屋には、窓から月明かりが差し込んでいるものの、薄暗い。でも、目の前にいる人物のシルエットには、心当たりがあった。
「お前こそ、誰だよ?」
この声……。やはり、そうなのか。
次第に、暗がりに目が慣れてきて、侵入者の姿がはっきりと見えるようになった。もう、誤魔化しきれない。この子は、もう分かってしまっている。
私は、覚悟を決めた。
「私は、アイラ。レイラの友達よ」
「やっぱり別人か。レイラなら、これぐらい簡単に反撃できるもんな」
レイラ。あなた、武闘派だったの?! 普通の女の子は、こんなの太刀打ちできないよ。改めてレイラの凄さを思い知ってしまう。
私は、仕方なく侵入者、竜殺しの英雄さんに事情を話した。英雄も、彼の事情を話してくれた。
彼は、母親が城の侍女で、彼自身も幼い頃から城に出入りしていたらしい。そんなある日、庭を散歩中のレイラに一目惚れ。レイラに「強くなれば傍に置いてあげる」と言われた英雄は、冒険者稼業で経験値を上げながら、ひたすら強さを求めて精進する毎日だった。そして、竜襲撃事件が勃発。レイラに認めてもらいたい一心で、国の軍隊でも歯が立たなかった竜をたった一人で討伐したとのこと。名を上げた英雄は、めでたく婚約者候補にまで上り詰めたというわけだ。
平民の彼は、普通であればレイラの顔すら拝むことはできない。でも、これだけの涙ぐましい努力を重ね、生命を賭けて竜に挑み、ここまできたのだ。何がここまで彼を動かしたのだろうか。
「ねぇ、何でそこまでがんばっちゃったの? あなた知らないかもしれないけれど、レイラは案外普通の女の子よ。私と友達になるぐらいだもの」
「お前こそ、レイラの何を知ってるっていうんだ? 俺はずっと見てきたんだ。レイラは、お前みたいにひ弱でもなけりゃ、馬鹿でもない」
どれも、図星。ここにレイラはいないのに、レイラの存在感は絶大だった。入れ替わって成りすますなんて、簡単だと思っていた。けれど、今の私では、どう努力しても彼女の域には到達できそうにない。
「それに、レイラは愛を知っている」
私は笑った。こんなやんちゃ坊主が、何おませなこと言ってるの?
「笑うな!」
「ごめん、ごめん。だって、あまりにも似合わないんだもの」
「自分でもそう思う」
私と英雄は、一緒に笑った。
そっか。確かにそうかもしれない。レイラにあって、私に無いもの。それが、愛かもしれない。レイラとして過ごすことで、それはとても実感できる。レイラは、みんなに愛されている。それはきっと、レイラがみんなを愛しているからだと思う。国のことだって、王家のお客様のことだって、愛をもって心を砕いているからこそ、様々なことを勉強し、心配りができているにちがいない。そして英雄は、そんなレイラが好きなんだ。
私はふと、昨日告白してきたクラスの男の子のことを思い出した。
もしかしたら、あの子も、英雄みたいに思いをずっと心の中に秘めていて、やっと伝えてくれたのかもしれない。私のために、すっごく勇気を振り絞ってくれたのかもしれない。なのに、私は……。
「お前、好きな子とかいないの?」
「いないけど……どんな子なのか、もっと知りたい人はいる」
「ふーん」
私は、あの子のことを嫌っているわけではない。元々、どちらかと言えば好感をもっている。クラスのみんなからも好かれてるし、よく頼られたりしてるけど、それにそつなく応えてるところなんかは、カッコいいかもしれない。見た目もそうだけど。
あれ。なんで私、断っちゃったんだろう。しかも私、「ごめんなさい」しか言わなかった。きっと、嫌ってるって思われたよね? あぁ、どうしよう。新学期から絶対に気まずいよ。
「で、明日は王に返事するんだろ? 俺を選んでくれない?」
私は、ギロリと英雄を睨んだ。
* * *
ここは、玉座の間。私は、こちらの世界に来て以来、最も飾り立てられている。私は、赤絨毯の先に居る王に向かって、キッと顔を上げた。
婚約者候補の皆様も勢揃い。みんな、私の言葉を固唾をのんで待っている。
「申し上げます」
私は、アイラ。だから、アイラとして、レイラにできることをやるだけ。私に『気づき』のチャンスを与えてくれた彼女に、私からも精一杯のチャンスを作ってあげたい。
「私は……ここにいらっしゃった3人、全員とお付き合いしてみたいです。ほかにも、私が気に入った人がいれば、そうさせていただきます。そして……決めさせていただきます!」
玉座の間は、瞬時にして空気が凍った。あ……やっぱり、まずかったのかしら? 確かに、複数同時交際って、世間体悪いよね。
誰も何も言ってくれないので、私はとりあえず俯いておいた。
「はははははは!! さすがレイラだな。よし、分かった。その代わり、猶予は一年だ。それ以上は待たぬ」
しばらくすると、突然、王が高笑いした。びっくりして顔を上げてみると、王はニヤリとして、こちらを見据えていた。
「妃と同じことを言うとは思わなかったぞ」
レイラ、お母さん似だったのね。
依然、他の方は凍りついたままだったけれど、私は希望通りの返答を王から導き出すことができたので、大満足だった。
そして、夕方6時前。私は、マリアさん達からの追っ手を逃れて、城の庭の奥に逃げこんでいた。元の世界に戻る瞬間を見られたくなかったからだ。
「ここなら、誰もいないわよね」
独り言のつもりだったのに、返事がかえってきた。
「もう帰るんだ?」
竜殺しの英雄が、木の上からこちらを見下ろしていた。
「私が帰らないと、レイラは戻ってこないわよ。それでもいいの?」
「2人ともここにいたら、面白そうなのにな」
私は、ちょっと嬉しくなったけれど、真面目な顔で言い返してやった。
「だめよ。私、会わなければいけない人がいるんだもの」
私がそう言い終わると同時に、視界は虹色のマーブル模様で覆われていった。
* * *
気がつくと、私はいつもの自分の部屋にいた。すぐに、夏特有の蒸し暑さで息苦しくなる。慌ててドレスを抜いで、クローゼットから出した紺色のワンピースに着替えた。家に帰ってくると、着ていたドレスのかさばること! 置き場がないから、仕方なくベッドの下に無理やり畳んで押しこんだ。
机の上を見ると、紙が一枚置いてあった。レイラからの置き手紙だった。私もレイラ宛てに手紙を残してきた。きっともう、二度と会えない女の子。でも、ずっと友達でいられる気がするのだ。だから、私の気持ちを手紙にして、彼女の机の引き出しの中に残してきた。
私は、ドキドキしながらレイラからの手紙を手に取った。こちらの世界に驚いたこと。葵ちゃんと図書館に行って、政治学と経済学の本を読むことができ、大変有意義だったとか。私のお母さんの作るカレーが絶品すぎて、本気で城に持って帰ろうかと思っただとか、彼女の生き生きした様子が伝わってきた。
そして、最後に、こんなことが書いてあった。
『今日、夕方6時半に、三角公園へ行ってね!』
6時半というと、後3分だ。私は、マリアさんにしてもらったメイクが崩れていないか鏡でチェックすると、慌てて家を飛び出した。何も考えずに、白い帽子を手で押さえながら、走って三角公園へ向かった。公園までは歩くと5分。でも走れば間に合うはず!
なだらかな坂道を駆け上がって、ようやく公園の入り口に着いた。ブランコが風でゆらりゆらりと揺れている。目の前を、トンボがすっと横切って、私は滑り台の辺りに視線をずらした。
……いた。
こんなきっかけがなくても、自分でどうにかするつもりだったのだ。でも、なぜレイラが?! どうやってあの子のこと、知ったんだろう?
私は、少し息を整えると、あの子の方へゆっくりと近づいていった。心臓の鼓動がうるさいぐらいに速くなった。あの時、あの子もそうだったのかもしれないと思うと、自然と姿勢がピンと伸びた。
「こんばんは」
「こんばんは」
私たちは、ようやく目が合って、挨拶をした。いつもお互い制服でしか会ったことがなかったから、私服で、しかも夕暮れで、公園なんて場所だから、声が上擦ってしまうのは仕方がないと思う。
「あ、あのね」
どこからか、かき氷屋さんの声が聞こえてきた。私は、すっと息を吸い込んだ。
「やっぱり……来週の花火大会、一緒に行きませんか?」
目の前の男の子は、軽くそっぽを向いた。私は、慌てて付け足した。
「浴衣着て、行くから」
少し間をおいて、今度は頷いてくれた。
<ペンネーム>
谷崎みか
<普段書いている作品>
◎思いを伝えます
https://t.co/i9V0WoVmPe
新人研究員、理緒の波乱万丈研究所ライフ。人間の思いを記録・再生できる石の研究を通して、様々な敵に立ち向かいます。一応、恋愛もの。
◎止まり木旅館の若女将
https://t.co/Yn9iQF4kr9
様々な世界、時代、身分のお客様をお迎えする不思議な旅館のお話。若女将の楓が、訳あり従業員と共に誠心誠意おもてなし致します。
<自己紹介>
ひよっこ物書き見習い レベル2です。
子育ての合間に、スマホでちまちま書いています。
応援よろしくお願いします。
文字数(空白・改行含む):8,103文字
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます