悲劇と喜劇の1日 ②
試合が終わり、ワイルドキャッツメンバーは慌てて着替え、ロッカーを飛び出す。
ボルトン先生から聞いた、ジェイソンの病室に走った。
病室に着けば、既にガブリエラ、テイラー、ケルシー、マーサが居た。
ジェイソンは眠らされ、呼吸器が嵌められ、腕には管が通っていた。
「…ジェイソン、今は大丈夫みたいよ」
ケルシーが静かに呟いた。
「…良かった」
トロイ、チャド、ジークが安堵し、ほっと胸を撫で下ろした。
「…けど、腹膜にダメージがあるかもしれないから、今日は安静にして明日検査するみたい」
ケルシーがまた静かに呟いた。
テイラーは寂しげに見つめ、ガブリエラは手を握り、マーサは笑顔を浮かべた。
マーサの笑顔に、トロイ達はつられて笑った。
ガブリエラ達もまた、男性陣につられて笑った。
色々と医者から聞いた後、その日は解散し、また明日お見舞いに行こう!ということになった。
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