第11話 学園祭! part1
あのお泊り会から2ヶ月がたった。
あの後俺は兎沙梨の所に戻り、ちょうどババ抜きが終わった時に戻ったらしく、
次は別のゲームをするらしいから、俺も参加しろとっていたが、俺はトランプゲームが、運が関係するゲームはあまり好きではない。なので、俺は断っておいた。
ゲームをしていたみんなはションボリとした顔だった。一様理由は付けてもらったから何とかなった。理由?それはもちろん。『疲れたから寝るわ。じゃ。』
楽でいいね。この理由。
あれから11人目は来なかった。
たぶん、力を蓄えているか、無理と分かっているかのどっちかだと思いたい。
後者だと俺的にはうれしいのだが、前者だとちと骨が折れそうで怖い。
そして、今に戻るんだが、
学園長「これは私と先生との間で決められたことだ。君には来週始まる学園祭で行われる闘技祭、バトルロワイヤルで解説役と、兎沙梨君と王者決定戦をやって欲しいんだ。」
聰羅「・・・・理由を聞いても?」
学園長「・・君が出たら絶対君は1位を取るだろう。絶対的な強者がいるより、平均的な戦闘力を持つ者が出たほうが、面白いとは思わないかね?」
聰羅「会長達は?」
学園長「生徒会の彼女等は王者決定戦で出てもらう予定だ。闘技祭は全生徒強制参加だからね。」
聰羅「・・・そうか。これは楽しみだ。」
ニヤリと口を三日月の様に歪めた。
ここで説明しよう!
闘技祭・バトルロワイヤルは全校生徒、800名で行われる。
ん?800名も居るのかだって?この学園には小中高大がある。
小は小学生年齢の奴ら、中は中学生年齢、高は高校生年齢、大は大学生年齢。
各小中高大に分かれて、ロワイヤルは行われる形式になっている。
ロワイヤルは班でやることもよし、1人で参加するもよしになっている。
そして、小中高大のトーナメントが1位になった者は一番誰か強いか決めるため、
王者決定戦をやる。
王者決定戦で勝ったものは心学園のトップ10名の最高権限で1班1つ、願いを叶えてくれるらしい。
そして、この闘技祭での勝者は心学園都市・ユーストロピアに集まり、他の闘技祭での勝者と世界王者決定戦を行うことになっている。
ここは心学園のトップ10名の最高権限で1人1つ、願いを叶えてくれるらしい。
聰羅が居るこの学園は全学園、160学園で中らへんの順位だ。
話を戻して、
聰羅「・・・まぁ、いいだろう。面白い物でも見せてもらおうか。」
学園長「君の目的は、何だい?」
聰羅「絶対的な強者であること。それだけだ。」
学園長「・・・すぐに回答してくれるとは思ってはなかったが、それはうれしいことだ。」
聰羅「じゃぁ、そろそろ俺は教室に戻らしてもらう、じゃぁな。学園長。」
学園長「ああ、勉学に励めよ。」
そして、聰羅は学長室を後にした。
続く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます