第9話 日常 2

やぁやぁ、やって来ました。阿寒町!

自分の故郷だけど、別の世界だから同じではなかった。

悔しくないし、全ッ然!悔しく・・・悔しく・・うぅ。(´・ω・`)

・・・・ごほん。この話は後。\(・ω・\)=(/・ω・)/□

兎沙梨「お兄様?なぜ、ここに?」

聰羅「あぁ、俺は元の世界では阿寒町が生まれた場所なんだけどさ。

こっちに来て故郷のことを思ってな。兎沙梨の気分転換がてらに来たのさ!」

兎沙梨「・・・お兄様。ありがとうございます。///」

聰羅「・・・いや、俺がちょっと迷惑を掛けたからな。今日は息抜きに色々見よう!」

兎沙梨「はい!お兄様!・・・でも、まずなぜあの人達をどうにかしないとですね。」

聰羅「・・・そうだな。さすがにここにはいないと思っていたが、やはりいたか・・・。」

少し遠くで制服を着た5人がこちらに気付いた

??「な!?・・なんで、あんたたちがいるのよ!?」

??「およ?藏元君達ではないか。お久しぶりー。学園はどうしたの?」

聰羅「それはこっちのセリフだ、生徒会。優等生が学校サボっていいのかよ?」

会長「私達は今回、次回やる全校生サバイバルフェスの視察に来ているのよ!」

副会長「そうゆうこと。お二人さんは?」

兎沙梨「私達は気分転換に。」

副会長「・・なるほど、それで。最近重い空気がありましたからね。仕方のないことです。」

書記「・・・その原因が目の前にいるのは気のせい?」

聰羅「・・・気にするな。元々俺が誘ったのだから。俺が計画したから、問題なし!」

会長「問題はあります!授業に参加しなさい!」

聰羅「フハハハハ!それは嫌だな!勉強は欠伸よりお腹が空くからやりたくない!」

副会長「勉強にお腹が空く要素があるのか疑問に思うのは私だけ?」

副会長「いいえ、私もです。・・・ちゃんと朝ご飯は食べていますか?」

聰羅「フッ、愚問だな。俺は気分で朝食を食べる。ココアは一杯で十分だ。」

兎沙梨「はぁ・・・朝食を作る側として、困ったものです。」

会長「質問。」

聰羅「・・・いいだろう。許可してやる!」

会長「まだ何も言ってないよ!?」

兎沙梨「視線で言っていることが分かりますよ?『一緒に付いて行っていい?』

でしょう?お兄様ならわかっていることです。」

聰羅「では、この大勢で色々回ろうではないか!」

続く



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