第三章 反照(一)

 猪目いのめが逮捕された翌朝、スマートフォンの着信音で目が覚めた。寝ぼけたまま端末を手繰たぐり寄せて画面を見るとまだ五時前で、平野からの電話だった。

「……はい、もしもし……」

『おはよう、宇佐美君。平野だ。こんな時間に電話をかけてすまない。お願いがあるのだが、今日どこかで会って話ができないだろうか?』

「…………」

 平野にしては珍しく矢継ぎ早で、かなり焦っているようだ。何か問題が起きたのだろうか――と思ったが、頭がぼんやりしていて、それ以上は考えられなかった。

「……学校の後でも、いいですか……」

『あ、ああ、もちろんだとも。じゃあ、授業が終わったら僕の携帯に電話をしてくれないか。学校まで迎えに行くから。じゃあよろしく』

 返事をする前に電話は切れた。平野の慌て振りが少し引っ掛かったが、睡眠時間が十分に取れておらず、目覚ましが鳴るまでまだ時間があったので頭から布団をかぶった。両目を閉じると、すぐに意識は闇の中へと沈んでいった。


 結局、時計のアラームを知らぬ間に止めてしまったらしく、母親に揺り起こされてようやく目が覚めた。朝食を抜いて家を飛び出し、ぎりぎりの電車に飛び乗り、いつもはのんびり歩く駅から学校までの道も全力疾走する羽目になった。

 かろうじて遅刻せずに済んだが、席に着いたときには息切れで頭がくらくらし、動悸がしばらく静まらなかった。少し落ち着くと、今度は昨夜に怪我をして包帯を巻いている右腕がしくしくと痛み始めた。思ったより傷は深くなくて助かったが、治るまでは激しい運動を控えるようにと言われていたことを、今さらながら思い出す。

 ホームルームの場で、大桃の口から猪目に関する話は一言も出なかった。その代わり、千奈津ちなつが足の怪我で入院することが簡潔に伝えられた。

 ――幸い命に別状はなかったものの、右太ももに深い刺し傷を受け、失血した千奈津は、事件収束後、市内の救急病院で治療を受けることになった。怪我の原因が自分のミスだったこともあり、そばに付いていてやりたかったが、あとは任せてくれと言う平野・八田の言葉を信じ、俺はパトカーで家路についた。ベッドで横になったのは二時すぎだった。

 休憩中、それとなく周囲の噂話を気にしていたが、猪目のことはまだ話題に上がっていないようだった。しかし遅かれ早かれ、彼のしたことはすべて公になるだろう。


 昼休みに佐藤を校舎の外へ呼び出し、昨夜の事情をかいつまんで話した。

 説明の間、佐藤は大きなケヤキの幹に寄り掛かって目を閉じ、始終無言でいた。今にも雨が降り出しそうな曇天の下、周囲の木々から響くアブラゼミの合唱がやけにうるさく感じた。

「犯人の猪目は警察に逮捕された。だから、もう安心しろ」

「……分かった」

 佐藤は目を開けると、なぜかつらそうな表情で俺から顔をそらした。

 予想外の反応に戸惑い、気まずい雰囲気のまま、千奈津の見舞いに一緒に行かないかと誘ってみたが、「今日は外せない用事があるから」とすげなく断られ、佐藤は静かに立ち去った。

 俺はしばらくその場から動けなかった。

 亡くなった一条のことを思い出したのか、千奈津の怪我を気にしているのか、それとも佐藤の言う「けじめ」がまだ終わっていないのか――佐藤がいったい何を考えているのか、俺には分からなかった。


 授業が終わると、約束通り平野に電話をかけた。

 小雨が降り始めたので、折りたたみ傘を差して校門の近くで待っていると、程なく車がやって来た。指定された助手席に乗り込むと他には誰もいなかったので、シートベルトを締めながら尋ねた。

「今日は平野さん一人ですか?」

「ああ、八田は先日からずっと調子が悪くてね。実は昨日も結構無理してたんだよ。しかも徹夜で、お昼すぎにとうとうダウンした。まあ、僕も少ししか仮眠できなくて、あまり使い物にならないけどね」

 そう言って苦笑いする平野の目も寝不足のためか、真っ赤に充血していた。

 猪目いのめへの尋問もあっただろうが、それよりもきっと、昨日の発砲に関して上司たちから責められ、始末書の作成などに追われて夜を明かしたに違いない。だが、これは憶測にすぎないので黙っていることにした。

「少し場所を移動しよう。喫茶店でいいかな?」

「はい」

 平野はしばらく車を走らせ、道沿いに看板を出していたチェーン店の駐車場に車を止めた。禁煙席に案内され、平野はホットコーヒー、俺はアイスレモンティーを注文した。

 ウェイターが立ち去ると平野は椅子に反り返り、天井を見上げながら大きく息を吐いた。

「さて、どこから話をしたらいいものやら……」

「もちろん猪目の件ですよね?」

「ああ、そうだな……」

 歯切れの悪い返事と今朝方の電話から推測すると、あまりよくない話なのだろう。コップの水を一口飲んで、顔を上げる。

「猪目がどんな犯罪を行っていたのか、話せる範囲で教えてください」

「分かった」

 平野はくしゃくしゃと髪をかきながら頭を戻し、テーブルの上で手を組んだ。

「現時点で判明している猪目の容疑は大きく四つ――殺人、傷害、強姦、業務上横領だ」

 相づちを打つと、平野は手帳を開いた。

「まず話が簡単な横領から説明しよう。――和久井わくい高校の私費を横領した容疑。具体的には、六年前から部活動後援会費、生徒会費、施設整備費、PTA会費などを着服し、分かっているだけで被害額はおよそ九百万円に及ぶ」

「この件に関して、一条さんは無実ということですね」

「裏付け捜査中だが、猪目本人が自供しているし、そもそも一条君の入学前から起きていたことだから無実でほぼ間違いないだろう。そうそう、任意同行した紅林くればやし――君の学校の校長も、一条君に罪をなすり付けようとしたことを自供した。猪目と共謀したようだが、脅されて仕方なくやったと言っている」

「そうですか――」

 一条の横領疑惑が晴れそうだと分かり、少しほっとした。結局、校長が俺たちを呼び出したのは、一条が犯人だと思い込ませるためだったというわけだ。

「次に一条君が亡くなった件だが、彼の死についても猪目は関与を認めた。一条君に学校の屋上に呼び出され、仁科にしなさんへの暴行を指摘されてかっとなり、突き落としたらしい。だが、猪目の証言がどこまで真実で、本当に衝動的な犯行だったかどうかについては、さらなる捜査が必要だと考えている」

 ちょうどオーダーが運ばれてきたので、平野は説明を中断した。くし切りのレモンを手で絞ってストローでかき混ぜると、グラスの中の赤い紅茶がさっと色を変えた。

「さて、話の続きだが、――強姦と傷害に関しては、実は厄介な問題をはらんでいる」

 グラスを持ち上げ、ストローで飲みながら俺はうなずいた。

「猪目は逮捕後、去年から発生していた五件の強姦事件について自供した。被害者はいずれも和久井高校の女子生徒。これには君も関わった橘さんへの未遂事件は含まれておらず、余罪があるかもしれない」

「五人も被害に遭っていたのですか……」

「君が知っている被害者は、仁科さん・御器所ごきそさん・七瀬さんだよね。残りの二人は可児かにさん・糸魚川いといがわさんというのだが、仁科さんたち三人と二人の間には決定的な違いがある。それは頭部への傷害の有無だ。そしてこれが最も厄介なのだが、――猪目は三人の傷害に関してはすべて否認した」

「つまり、強姦はしたが、頭に傷は負わせていない、と」

「ああ。しかし、彼の自宅からは、傷害の実行犯であることを裏付ける証拠が幾つも見つかっている」

「血液やDNAですか?」

「それらはまだ鑑定中だが、使用した凶器類が見つかっていて、猪目の犯行はほぼ間違いない」

「凶器というのは、鈍器ですか?」

「詳しく話せないが、そう思ってくれて構わない」

 説明内容を聞く限り、猪目による犯行は明確なはずだが、なぜか平野自身が納得していない様子だった。

「今の平野さんの話だと、猪目が嘘をついているようにしか聞こえません。証拠が見つかっているのなら、さらに証拠を積み上げて相手に突き付け、自供を引き出すだけじゃないですか。それとも何か不自然なことがあるのですか?」

「……刑事の勘、かな」

「具体的ではないですね」

「ああ、そうだね」

 何かまだ公にしていないことがあるようだが、現時点で俺に話すつもりはないようだ。それが何なのかは分からないが、警察の捜査で何かしら問題が起きているらしい。

「宇佐美君は、今回の事件で何か気になる点はないか? どんな些細なことでもいい。おかしいと思っていることはないかな?」

 目が真剣だった。何でもいいから他の証拠が欲しいと訴え掛けている。

 グラスを置き、汗をかいた表面を両手で包んだ。ひんやりとした感触が手のひらから伝わってくる。

「気になるというか、結果を知りたいだけですけれど、先日にあずかってもらった手紙について幾つか教えてください。――まず、採取した指紋はどうなりましたか?」

「手紙からは一条君と君の指紋しか検出されなかった。封筒の方はさすがに多過ぎて特定できなかった」

「筆跡鑑定はしましたか?」

「もちろんだ。一条君本人の筆跡でほぼ間違いない」

「ルーズリーフと封筒の残り、使用したペンは見つかっていますか?」

「……それはまだ調べていない。念のために確認してみるよ」

「…………」

 どうやら一条が書いた手紙で間違いないと処理され、思っていたより突っ込んだ調査をしていないようだ。

「あと、これは気のせいかもしれませんが、封筒を開けたときに一瞬、甘い匂いがしたような気がしました」

「甘い匂い? 香水か薬品かな?」

「分かりません。気のせいかと思ってすぐ嗅ぎ直してみたのですが、そのときにはもう何も感じませんでした」

「うーん……」

 平野は腕を組んで、天井を見上げながらうなった。

「手紙の付着物については報告書に記載がなかったし、あのとき、僕も八田もそんな匂いにはまったく気づかなかったから、再検査しても何も出てこない可能性が高いだろうな……」

 腕を解き、顔を戻した平野は、まっすぐ俺を見た。

「宇佐美君は、手紙の偽装を疑っているのかな?」

「疑いたいのは、平野さんじゃないですか?」

「ああ、そうかもしれない……」

 もはや隠すつもりもないようだ。

「僕が君を呼び出して聞きたかったのは、今のような話だ。正直に言うと、猪目の犯行を裏付ける証拠がまだ足りていない。何でもいい、気になったこと、思い出したことがあったら教えて欲しい。あと手紙の件は結果が分かったらまた連絡するよ」

 これからどうする予定かと聞かれたので、橘の見舞いに行くことを伝えると病院前まで送ってくれた。

 傘を差しながら車を降り、頭を下げると、平野は助手席のウィンドウを下げた。

「さっき言い忘れたけど、橘さんによろしく言っておいてくれ」

「分かりました。――あの、平野さん」

「何だい?」

「平野さんは、仁科さんたちに傷を負わせた犯人が別にいて、猪目に罪をなすり付けようとしたと考えているのですか?」

「そんなことはない。まだ証拠が固まっていないだけで、間違いなく僕の気のせいだから心配ない。――それじゃ」

 そう言って片手を上げ、ウィンドウを戻した平野の車は静かに走り去った。


 病院内のコンビニでノートをコピーしてから、千奈津の部屋へと向かった。

 開いたままの扉から中に入ると、パジャマ姿の千奈津が半身を起こして参考書を読んでいた。ドアに軽くノックして知らせると、千奈津はびっくりした表情を俺に向け、いきなり涙ぐんだ。俺は慌てて駆け寄り、どうしたのかと尋ねたが、千奈津は黙ったまま、溢れる涙を袖で拭うばかりだった。

 布団が掛けられていて見えないが、恐らく右足には包帯が巻かれていて、まだ痛むに違いない。

「昨日は、その、……すまなかった」

 頭を下げると、千奈津はすすり上げながら首を横に振った。

「……ううん、助けに来てくれて、ありがとう。本当に嬉しかった……」

「でも、怪我をさせてしまったのは俺の責任だ」

「そんなことない。もし宇佐美君が来てくれなかったら、もっとひどい目に遭っていた。わたしこそ迷惑を掛けて、しかも怪我をさせてしまって、ごめんなさい……」

「千奈津が謝るなって。それよりも、早く治そうな?」

 手を伸ばしてそっと頭を撫でると、千奈津はまたうつむいて涙をぽろぽろとこぼし、パジャマの袖で何度も目を拭った。

 ――最近、千奈津を泣かせてばかりいる。もっとしっかり守らないといけないと、改めて心に誓う。

 落ち着いてから聞いた話によると、全治一ヶ月の怪我だが、明日に相部屋へ移り、来週には退院できる見込みとのこと。何とか期末テストにも間に合いそうだと分かり、少しほっとする。

 ちなみに入院の手続きや準備はすべて警察がやってくれたらしく、今のところ特に問題はないそうだ。

「じゃあ、明日もまた来るから」

「……うん」

 千奈津は涙で腫らした目で微笑み、小さく手を振って俺を見送ってくれた。


 翌日、せっかくの土曜日なので、昼頃まで寝て寝不足を解消しようと思っていたが、六時すぎに電話で叩き起こされた。かけてきたのは平野で、すぐに会って話をしたいとのことだった。

 仕方なく起床して手早く朝食を済ませ、家の前で待っていると、やがていつもの車がやって来た。前回同様、八田はいなかったが、もうある程度回復し、署で別の仕事をしているらしい。

「今日はまだ時間も早いし、込み入った内容もあって人に聞かれるとまずいから、車内で話をさせてくれ」

 平野は途中でコンビニに立ち寄って買い物をすると、しばらく無言のまま車を走らせ、郊外の河川敷に下り、そこでエンジンを止めた。

 差し出されたミルクティーのペットボトルとサンドウィッチを受け取る。

 窓の外を見ると、車が止まっているのはあまり手入れをしていないグラウンドの駐車場らしく、ところどころに雑草が生え、夜更けまで降っていた雨で大きな水たまりが幾つもできていた。人影一つ見えないこんなところで話さねばならない内容とはいったい何だろう。

 缶コーヒーを開ける音がしたので、ペットボトルのキャップを開けて一口含んだ。冷たいが、とても甘ったるく、飲み切るのは難しそうだ。

 隣を見ると、平野は昨日以上に疲れ切った様子で顔色も悪く、大丈夫かと尋ねるのもためらわれた。

「じゃあ、そろそろ話を始めようか――」

 平野は大きなため息をつくと、缶コーヒーを車載ホルダーに置き、スーツの内ポケットから手帳を取り出した。

「まずは昨日、話が挙がった手紙の件だけど、宇佐美君が指摘した通りだった。――一条君が使用した文房具が、残念ながらまだ見つかっていない」

「そうですか――」

 言い出したのは他ならぬ自分だが、こういう結果になるとは思ってもみなかった。

「調べた場所を教えてもらえますか?」

「一条君が亡くなった屋上と、そこに残されていた鞄、自宅の部屋、学校の机とロッカー、生徒会室だ。そもそも一条君は普段から綴じてあるタイプのノートを使っていて、ルーズリーフを使用していた形跡がない。ペンも同様で、似た物を持っているにもかかわらず、わざわざ違う種類の製品で書かれている。これは異常だと言わざるを得ない」

「匂いについては、何か分かりましたか?」

「再分析してみたが、何も検出されなかった。何かが付着していたのかもしれないが、ごく微量で、測定機器の検出限界以下だったかもしれない」

「…………」

 匂いの不審点については、時間が経過したのが痛手だった。今さらだが、渡したときに伝えておくべきだった。

「手紙の文房具ですが、たとえば、猪目いのめを呼び出す直前にどこかの店で購入して、必要な分だけ使い、残りを廃棄した可能性はありますよね。文面を読んだ限り、慌てていたようにも読み取れますし」

「それに関しても調べてある。警察が把握している彼の行動範囲で、手紙で使われたのと同じルーズリーフ・封筒・水性ペンをセットで売っている店舗がどこにもないんだ。それに、一条君は猪目に殺された現場に鞄を持ってきていて、使った後の物を捨てなければいけない理由がない」

「確かにそうですね……」

「手紙の文字は筆跡鑑定の結果、一条君のものでほぼ間違いないということになっている。だが、残念ながら鑑定結果の精度は百パーセントではないんだ」

「…………」

「それにしても、仮に手紙が偽装されたものだったとして、どんな意味があるのだろうか? 書いてあった通り、確かに猪目は仁科さんに暴行し、橘さんをストーキングし、そして一条君を殺害した。すべて本人も認めた内容で、否定しようのない事実なんだ」

 ペットボトルを開けてミルクティーを飲み、シートに体重をあずけた。目を閉じ、腕を組んでしばらく考えてから口を開く。

「手紙が偽装されたという前提で、思い付いたまま話をしますが、いいですか?」

「ああ、構わない」

「手紙の文面と犯行内容が同じということは、猪目の逮捕を急がせるのが目的だったとしか考えられません。しかもその人物は、警察に直接名乗り出ることができない事情があったため、差出人を一条さんに偽った手紙で、間接的に訴える手段を取ったと思われます」

「今の宇佐美君の説で、猪目の犯行を知っていて、早急な逮捕を望み、かつ警察に名乗れない人物とは何者だろうか?」

「猪目を利用した真犯人でしょうか。確か傷害については認めていないと言っていましたよね。あまり現実的ではないかもしれませんが、猪目が女生徒を強姦した後に、同じ被害者に対して暴行をする犯人がいたとしたらどうでしょうか。そして、理由は分かりませんが、猪目が邪魔になったか、もしくは次のターゲット――橘に被害が及ぶのは困るため、あのような形で密告した」

「我々もほぼ同じ線で考えている」

「…………」

 俺は心の中で首をひねった。自分で仮説を話しながら、実は矛盾点があると思っていたのだが、どういうことだろうか。

「平野さん。昨日、話したときには、猪目の単独犯説で動いていたはずですよね。傷害に関しても、犯行を裏付ける証拠が出てきていると」

「それは間違いない。だが、昨日と今日とで大きく事情が変わったんだ」

 平野はそう言うといきなり髪をかきむしり、勢いよく頭をハンドルにぶつけた。どうしたのかと声を掛けようとしたところ、平野は頭を振りながら言葉を継いだ。

「――昨夜、猪目が急死した」

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