感想（作品を貶める意図はないが、不快に思われるかもしれない。それは本望ではないので不快に思われたらその旨明言してくださると助かる）

・予知夢のような超自然的（と思われているであろう）現象に特に関心のないわたしにもかなり抵抗なく読めた。それには、一話の長さがさほど長くないことやどろどろした展開のないという事情もあるだろうし、設定がかなりふわっとしていて脳にストレスがかからないということもあるかもしれない。今後もこのような感じであれば、少なからぬ人にとって定期的に読むことがさほど負担にならない内容だろうと今は思っている

・県立の学校に通っているという設定はどういう意味を持つだろうか、その設定は活きてくるのだろうかと思った

・主人公の造形が高校2年生16歳の少女のそれらしくないと思う。思うに千人に一人といないレベルではないか。なんというか40代くらいの女性のようだ。作者の人柄が多分に反映されているのだろうと想像する。それらしくないということによって必ずしも作品の価値が損なわれることはないだろうとは思う