いや、ホントに何度も声を出して笑いました。
この作品は「理術」とよばれる力でもって女子高生ズが奮闘する「異能もの」です。
なぜ存在するのかも分からないこの不可思議な現象をめぐって、女子高生四人組が男子集団と激突! そしてこの「理術」の――この世界の秘密に近づき始める――!!
世界観も細かく作り込まれている、丁寧な「現代ファンタジー」なのです。
というところが面白いのはもちろん。
この作品を拝読すると高校生の頃にゲラゲラ笑ったあれこれが思い出されてしまって……。
とにかく女子高生の勢いとノリとハイテンションが最高に笑えます。
四人組プラスαの変態っぷりがまことに痛快です。
かなりの長編ですが、第1部終幕まで一気に読み終えてしまいました!
女子高生ワールドでお腹を抱えたい方、ぜひお読みになってみてください!