林檎
夢蒟蒻
林檎
布団を取り出そうと押入を開くと、ぽとりと林檎が落ちた。
こんな所に林檎があるものか。押入の奥を見てみる。なんかいる。魔女か。
「その林檎を食べると王子様がキスをしてくれるぞよ。」
一回死んでないかそれ。あと、俺は男だ。
鏡よ、なんか言ってやれ。
「一番美しいのはシンデレラ」
「くそー、ガラスの靴に画鋲を入れに行く!」
灰でも被ってろ。よし、魔女は帰ったか。それにしてもよく落ちる林檎だ。万有引力とでも呼ぶかな。
林檎 夢蒟蒻 @yume-kon-nyaku
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます