恋文

最初は本当に好きだった。

ずっと、ずっと側に入れる気がした。


だけど、段々わからなくって自分は彼にしてあげることがわからなくなっていつの間にか距離を取るようになって。


本当はもっと沢山思い出が欲しかった。

本当はもっとあなたの側にいてあげたいの。

だから「いたんだね」て言うその言葉も本当は側にいて欲しかった。それだけ。


もうちょっと、もうちょっとだけ。大切にして欲しいし大切にしたかった。二人の時間。


お願い。


戻ってきてよ、


こんな遺書まで書いて。どうしてよ言葉でちゃんと伝えればいいはずなのに。


私の横にいるのは、もう冷たくなったあなた。

ずっと辛かったんだね。私と側にいたかったんだよね。一人で悩んでいたんだよね。


だからあなたに私が最初で最後に送るラブレターにこの想いを託します。


ずっと側にいれなくてごめんね。


だけど。愛してるよ。

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この「愛」を君に捧げる。 @guruzonhomuri

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