この「愛」を君に捧げる。

@guruzonhomuri

遺書

君はお人好しだ。

だから他の男子とよく話す。


いつだっただろうか。君に告白したのは。


それからいろんなところに行きいろんな思い出を作った。君との思い出は沢山ある。沢山胸に秘めている。


僕は君のことが好きだ。

話すことも一緒に帰ることもなくなり君の中から僕が自然消滅してしまった今も。


僕はもう、空気だ。どこに行っても誰にも声をかけられない空気のような存在。


ごめんね。もっと愛してあげればよかった。


ごめんね。君の中の僕が消えないように僕がもっと努力すればよかった。


本当にごめん。


ただ側にいて欲しい気がしてずっとそう願っていた。


だけど今日君は言ったよね。


「あーいたんだね」


って


僕は消えた。君の側にいる僕は消えた。


だから、僕は死にます。


それからこれは僕があなたに書く最初で最後の手紙になります。


そう、これはあなたへの遺書なのです。

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