第11幕 夜間飛行と魂の飛翔

 パリは右岸と左岸で街の雰囲気がガラリと変わる。


 オペラ座のある右岸には、凱旋門、ルーヴル美術館、デパートといった豪奢さとエレガンスに満ちあふれている。


 そしてわたしの住む、左岸。主にソルボンヌ大学や国立図書館、大手出版会社等がある。わたしは左岸の、自由で知的な雰囲気が好きだ。そんな左岸でさえも、復活祭となれば普段よりも賑わいを見せる。ミサにきた人たちは、どこか夢見心地のように緩んだ表情を浮かべている。




(ついに今夜、ニナを助けるチャンス。夕方、前に落ちた穴付近にいてって言われたけども、それからどうやって助けるんだろう?)


 このサン・セヴラン教会の真下にあるセレナーデの図書館に「どうすれば良いのよ!」と叫んで伝えたかったが、そもそも距離的に考えても、こちらの声が地下に届くはずがない。

 緊張と不安で手汗がすごいことになっていたし発狂しそうなほど胃にじくじくと傷みが走っていたが、ミサの最中はニナの無事を祈りながら事なきを得た。



 香がたかれ、質素な教会でミサが終わると、皆はそろってぞろぞろと移動しはじめた。教会の庭続きにある館へ向かっていった。


「どうやらご婦人たちがショコラとオレンジケーキを振る舞ってくれてるみたいよ。行きましょう」


 エリゼの友だちがエリゼにそう誘うと、こちらを一瞥することもなく早足で聖堂を出て行った。


 シーン。


 静寂が支配する中、やっと席を立ち、ふらりと吸い寄せられるように祭壇へ歩み寄る。背丈ほどある鉄製の細い十字架の前にしゃがみこみ、生まれて初めて心から他人のために祈った。そう、ニナのためにである。


「お願いです、神様。あの子を助けてあげてください」


 ニナは親をなくし、聴覚さえない中、世知辛い世の中で生き抜いてきた。誰よりもしなやかな強さを持った心優しい子なのだから、あの子こそ幸せになるべきなのに。

 ニナが大変な状況になってから、改めてニナの存在の大きさに気づくとは愚かにも程がある。そんな自分を叩きたくなった。


 そんな時、太陽の光が淡く反射する床の上に、薄桃色のものがはらりと落ちた。思わず顔を上げると、祭壇の右手に白ともピンクともいえぬ美しい花が飾られてあった。

 喜びと聖性をあらわす花として、なんて大抜擢なのだろう。その見慣れない花は樹の枝を覆い尽くすように咲いており、心を表すようなハート型の花びらを分身として旅立たせている。


「き、綺麗」


 思わず出た独り言に、思わぬ声が返ってきた。


「アリシア殿、まだここにいたのじゃな」


 振り返ると、顔なじみの老神父が扉付近に立っていた。


「神父様! この花、とても綺麗ですね。今まで見たどの花より、一番儚くて美しい……そう思います」

「この花は、日本の国花で『サクラ』という花なんじゃ」

「日本って……極東にあるあの不思議な国ですか?」

「そうじゃ。ジャポニスム界隈で人気の花でもあるんじゃよ。このサクラはすぐに散ってしまうんじゃが、それまでに一生懸命花を開いて、こんなにも綺麗に開花するんじゃ」


 すぐに散ってしまうんだ。でもその儚さがまた愛おしくて、思わず花びらに手を伸ばした。人差し指が少し触れただけなのに、その花びらはひらひらと床へ落ちていく。それがまるで踊っているようで、その落ちる瞬間までもが素敵だと感じた。


「アリシア殿、変わったのぉ」

「え?」

「儂にはお見通しじゃよ。花びら一枚が落ちる瞬間、そんな些細なことにも美しさを感じられる心。それを呼び起こすことができたんじゃろう? それでいいんじゃよ、アリシア殿。人間、生きていると忘れがちな『視る』感覚。それに感動する心。それらがまた、人を感動させる力の源になる」


 確かに小さなことから感動を喚起させる感覚は、生きる力にもなるのだろう。最近、わたしの心にかかっていたベールが一枚一枚剥がれていっている気がする。しかし――。


「けれども神父様。この目で他人の感情を視ようとして、嫌われてしまったのです」

「まあ、心を見透かされて不快に思う人もいるじゃろうに、それは致し方ないことじゃ。じゃが、視えないよりは視えたほうが良いこともある。視て、相手にそれを指摘するだけで終わらせてはならんぞ、アリシア殿」

「――?」

「ほっほっ、まだまだ気づき甲斐がありそうじゃの」


 老神父の意味深長な言葉に首を傾げつつ、外へ出る。

 ああ、良かった。今年の復活祭は雨じゃなくて。この時期は三寒四温さんかんしおんの不安定な天気が多いから、復活祭は雨や風の日であることが多いのだ。



「さて、夕方までどうしようかしら」


 鎮魂歌の練習でもしておくべきか?

 そう逡巡しながらも、人気のなくなった教会の庭の端をなぞるように闊歩する。強い日差しがわたしの背中を押してくれているようで、一応外なのにもかかわらず口から鎮魂歌が漏れていた。


Lacrimosa dies illa,

(涙の日、その日は)

qua resurget ex favilla

(罪ある者が裁きを受けるために)

judicandus homo reus.

(灰の中からよみがえる日です)


 早く夕方になれば良いのに。

 そう考えながら歌っていると、不思議な現象が起きた。


(あ……れ?)


 空を見上げながら歌っていると、まだ2曲目に突入したばかりだというのに青空が橙色に変わっていくではないか。太陽も頭の真上にあったというのに、通常ではありえない速度で西へ傾いていく。


 そして、人影も。庭続きの館から会食していた人びとがぞろぞろと瞬きをしている間に目の前を過ぎっていく。瞬きをしたら見逃しそうなくらいの速さで、これは通常の時間の流れではないことに気づいた。


 空が橙色から、例の色に変わる。そう、目安は空にアイリス、ラベンダー、マリーゴールドが咲いた色合い。

 胸にかけたセレナーデの鍵もクルクルと動いていた針が四時四四分にせまっていた。その瞬間、歌うのをやめる。すると、目まぐるしく動いていた景色はピタッと止まったかと思うと、再び平穏を思い出したかのように緩慢な動きに戻った。


「なにがどうなってるのかしら……時間を操ったのか、もしくはわたしがおかしいのかしら」


 魔法のようなことが起こり、頭はパンクしそうなくらいに混乱していた。まあ、ドールのアベルが動いている現状からありえないのだから、今更驚くことなんてありやしないとも思うけども、少なくとも今までわたしは平凡(否、それ以下)の人間生活を送ってきたのだから無理もない。


 ミィアウ!


「あ、オズウェルさん!」


 オズウェルさんが黒猫の姿で、教会の庭の外からカリカリと柵を爪で掻いていた。わたしと目が合うと、こちらへ来いとばかりに目で合図をする。

 人目を気にしながら庭の外へ出てオズウェルさんについていくと、まさかのセレナーデの図書館への扉ではない場所へ連れていかれた。

 人通りの多いパサージュへ入ると、誰もいない店を入る。古木でできた、今にも朽ちそうな梯子を器用に登り(わたしは途中で落ちかけたけど)、パサージュのガラス屋根の上に到達した。


「ひぃぃぃ……落ちる落ちる落ちる!」


 足を滑らせたら大変なことになる!

 そんな高さの屋根の上にへっぴり腰で進む。ガラスだからつるつるしていて、これほど足場の悪い散歩は初めてだった。ガタガタ震えながらドーム型のガラス屋根の端をそってよちよち歩きで進むと、その先には涼しい顔をしたアベルがいた。

 アベルは高所なのにも関わらず、その顔に恐怖の色がない。喧騒に満ちたパリの街並みを見下ろし、倦怠そうに目を細めていた。


「アリシア、三分四六秒の遅刻だ」

 不機嫌そうにこちらへ視線をやるアベル。ふとセレナーデの鍵を見ると、なるほど確かに四時四七分四六秒を回っていた。時計も見ていないのに、どうしてアベルは正確な時刻が分かったのか疑問だった。


「あ、アベル。だだだだって、高いところ、怖いんだもの」

「はっ、高所なんて慣れだよ慣れ」

「こ、高所に慣れるほど生きてないもの。そういうアベルはどのくらい生きたら……」


 あ、違う。ドールのアベルに生きるという言葉を選ぶのは、あまりにも配慮のないことだ。


「えと、どれくらいパリにいたら、慣れるの?」

「俺はそうだなぁ、死体がイノサン墓地に埋葬されてた時代からいたな」

「……ということは、百年以上前から!?」

「そうさ。このパリがひっでぇ悪臭に侵されてた時から知ってる」


 だからなのか。今までアベルがこの世界に絶望しきったような、いや、絶望のその先にある安寧の眼差しに似た眼をもっていた理由がわかった。蔑視べっし、とも違う。一番近い言葉でいうなら、諦観(ていかん)に似ている。そんなに世界を視てきたのなら、わたしなんてそれこそ赤子同然のように見られているだろう。

 わたしが人間で、アベルは人形。そんな種の差以上に、気が遠くなるほどの時間の差があっただなんて。

 そんな長い時の中で、アベルはセーヌ川の眼をした女性を探している。きっと、さっき街並みを眺めていたのも、その女性を探していたこともあるのだろう。左手首に十字架がないか、それを手がかりにして。


「……探してたの?」

「あ? なんだって?」

「セーヌ川の瞳をもった、あの女性のことよ。いつ、その人に会ったの? どんなに綺麗な女性だったの? どんなに魅力的な女性だったの?」


 なにを言ってるんだろう、わたし。胃が逆流しそうな感覚に襲われる。自分でも驚くほどに矢継ぎ早に言葉が出てしまう。

 わたしだって、見ようによっては光具合でセーヌ川色の瞳に変化する。左手首に十字架の傷をつけろと言われたら、容易につけることができる。

ううん、でもわかっている。そうしたところで、アベルの探している女性になることはできない。


「わたし……その女性に、なりたかった、なぁ」


 アベルはあぐらをかいて太ももに肘をついて聞いていたが、驚いたように眼を丸くさせてこちらを向いた。

やっと眼があった。少し心臓が飛び跳ねる。今度は不思議な時間で時間が早く動くわけでなく、逆に時間が止まったかのように錯覚した。


「アリシア?」


 アベルはいつの間にか、肘をついていた手から顔が離れていた。一体なにを言っているのか分からないといった顔でこちらを見ている。いつも堂々としているアベルが動揺した様子を見るのは初めてで、こちらまで目を丸くさせてしまう。


「あ、そのっ、さっきのは忘れて……ごめん」


 気まずい空気が流れるなか、いつの間にか消えていたオズウェルさんが人間の姿で、ボロい手籠を重そうに手に持って帰ってきた。


「やあやあ、ただいま。って、あれ? どうしたんだい、ここだけまるで喪中のようだ」

「うるせぇぞオズウェル。それより、他の連中はどうした? きっかり時間に間に合ったのは毎回俺だけじゃねぇか。ふざけんなよ、こっちは暇じゃねぇんだ」

「あはは、アベルは見かけによらず時間に厳しいんだよ、お嬢さん。参っちゃうね。骨――スケル・トーンはアリシアもいるって言ったら、気合を入れて骨を磨いてくるとか言ったから現地集合。エリオも『イリュストラシオン』の木版画の締切が今日までらしくて、現地集合ってさ。アトリエから直接来てくれるみたいだ。皆も忙しいんだよ」

「はぁ? エリオはともかく、骨野郎はどう考えても忙しくなさそうじゃねぇか。糞が! あとで締め上げてやる。覚えてろよ」


 へぇ、スケル・トーンさんって骨の手入れも欠かさないんだ。すごいなぁ。

 いや、それはともかく! 濃い会話のせいで流されそうになったけど、「エリオ」さんって誰だろう。


「あの、エリオさんって?」

「お嬢さん、会ったことがなかったっけ? エリオはね、セレナーデのメンバーのひとりなんだ。若いのに才能あふれる『影の画家』でもある。日中はあの『イリュストラシオン』の木版画を手がけたり、パトロンのお嬢様の依頼を受けたりと大変なんだ」

「え、『イリュストラシオン』ってあの、フィガロ紙とならぶほど人気な……! 挿絵入り週刊新聞の?」


 イリュストラシオン。パリ中の乞食も含め、その名を知らぬ者はいない。

 フランスで最初の挿絵入り週刊新聞で、一八四三年から今に至るまで人気を誇るクオリティの高い新聞だ。

 一般的な新聞だと数ページしかなくて価格は高いのに、イリュストラシオンのページ数は一六ページもある。

 しかも、精緻せいちな図版があることで無学な者にも正しく情報が把握できる。わたしもよく見るが、あれはわかりやすいし、版画は普通に絵で描いてもあそこまで上手く仕上がらないほどの秀逸さだ。

 そんな凄い版画を手掛ける人。さぞ繊細で素敵な方に違いない。


「そうそう。凄い奴なんだけど、アベル並に性格に難ありでね」


 一言余計だ、と毒づくアベルにオズウェルさんは眩しいほどの笑顔で言葉を続ける。


「お嬢さんはセレナーデの紅一点で周りは穢らわしい野郎ばかりだから、僕は心配で心配で朝も寝られないよ。まあ、閑話はここまでにしておいて……早速だがお嬢さん、夜間飛行はお好きかな?」

「え? やかん、ひこう?」


 思わずオウム返し。

 オズウェルさんは手籠からせっせと丸いガラス瓶を出す。よく見ると、ガラス瓶のなかは少し曇っていて、水滴がポツポツとガラス面についていた。


「まさか、その、その瓶で飛ぶとか、言いませんよね?」

「そのまさかだ、高々と飛ぶぜ」


 と、ニタリと笑うアベル。


「え、あ、まだ死にたくないです……」

「はははっ。大丈夫だよ、お嬢さん。例え失敗しても肋骨が数本折れるくらいだよ」

 十分大怪我じゃないですか!


 身震いしながら必死に首を振るが、アベルとオズウェルさんが着々と作業をすすめる。どうやらその瓶の中になにかをつめているようだ。そしてその瓶を鉢の中の火で熱している。


「無理、ですよ! そんな瓶で、飛ぶなんて」

「はぁ? アリシア、『月と太陽諸国の滑稽譚』を知らないのか? ほら、一七世紀に出たベルジュラックの著書」

「知らない、です」

「はぁ……じゃあ、雲ができる原理を知ってるか? 知らんだろうな、その顔は。太陽の熱に引かれた水分が上昇していくんだよ。それが雲になる。水を沸かしてると白い蒸気が天井にあがっていくだろう? あれと似たもんだ。その原理を使う。隠し味を加えてな」

「へ、へぇ」


 そんな不安しかない飛行装置の説明を受けているうちに、すっかり空一体は太陽が眠りについていた。

 紺碧こんぺきの夜空、下を見ると文明の力で光を得た人間たちが愉しげに闊歩している。今夜もパリは光に包まれている。表面上は。

 しかし、実態は違った。耳をそばだてると、苦痛に満ちた魂の叫び声が地の下から轟いている。その響きが骨の髄まで浸透し、胸が苦しくなる。


「さあ、お嬢さん。時と月が満ちた。このガラス瓶をロープで頑丈に巻きつけるんだ」

「ほ、本当に飛ぶつもりなんですか! イカロスみたいに、神の怒りをかって落ちてしまうかも」

「大丈夫だ。空の中くらいの高さを飛べばいい。イカロスの父、ダイダロスはそう言ったろ? 空を飛ぶこと自体は禁じられていない」


 既に腰にガラス瓶をつけたアベルは眉根を上げ、こちらへ手を差し出した。


「さあ、お手を拝借。このまま怖気づいて滑稽譚で終わらすか、勇敢な主人公で輝く冒険譚にするかはお前次第!」


 芝居がかった低い声で囁き、耳と心臓を振動させる。

 もういいや、なんとでもなれ。例え落ちたとしても、惨めな老後の末に死ぬよりは幾分かましだとさえ思った。

 そっとアベルの手に自身の手を重ねる。ヒヤリとした感覚、ふわりとした浮上感、足場に広がる光の点滅が一気に押し寄せる。

 嘘でしょう。嘘だと言って。

 わたし、空を飛んでるよ!

 冷や汗が背中をおりていく。指先にまで鼓動が伝わるように、全神経を末端にまで集中させていた。


「す、すごい!」


 しかし、そのままじっとしているとゆっくりと降下していく。アベルが意地悪く手を離すものだから慌てて手足をばたつかせると、やっと少し上昇した。その様子を見たアベルが、腹を抱えて笑い出した。


「飛んでるというよりか、泳いでるみてぇだな」


 そんな嫌味にむっとしながらも、三六〇度広がるパリの黄金色に染まった夜景に息を呑む。

 わたしの住んでいるパリは、小さな箱庭ではなかったのだ。そんな当たり前のことに気づきながらも、喉の奥から出そうになる感嘆の声が呼気としてふぅっと出てくる。


「いかなる人間の支配を受けない、広大(こうだい)無辺(むへん)の空!

そう、ここは魂を物質から遊離ゆうりさせる場でもある。

さあ、アリシア・バレ。目をかっぴらけ。お前の目にはなにが映る?」


 眉間にしわを寄せる勢いで目を細める。すると――。


「あれ……」


 その時、黄金の粒の中に街灯ではないものが混ざっていることに気づいた。その光の塊はよく見ると、ふわふわと空気中をさまよっている。しかも目をこらして見ると、それの色は黄金ではなく、碧、緑、紫と様々な光を放っている。


「視えるだろ? あれらが未練たらたらで地上に紛れこんだ魂だ。復活祭だからいつもよりうじゃうじゃといるなぁ。その中でも、うーむ……ほら、あそこの真っ赤な光を視てみろ」


 アベルが指差した方向を見ると、明らかに他の魂と違う禍々しいものがあった。血のように真っ赤で、どこかどす黒い。しかも光り方がギラギラと強烈で、すぐにどこにいるのか分かってしまった。

 ここ、サン・セヴラン教会のある五区から南西方向にある一四区あたりだろう。あちらには、有名なモンパルナス墓地がある。


「よし、どこにいるか分かったな。あんな禍々しい魂は久々見たぜ。エリオと骨野郎にはオズウェルに伝えてもらうとして、俺らだけでもいくぞ」

「う、うん!」


 待っていてね、ニナ。絶対助けるからね!

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