第2話主人公
「とりあえず逃げきれたことだし自己紹介でもしませんか?ここまで一緒に来たけどよく考えれば一度も名乗ってなかったし」
「…確かにそうですね。じゃあ私から。」
そういうと彼女は立ち上がり
「私はハーフエルフのカノン。カノン=イベルカです。えっと、よろしくね」
「カノンとイベルカどっちで呼んだ方がいい?」|
「イベルカが家名だからカノンって呼んで」
「分かった。カノンさn「カ・ノ・ン。さんつけは苦手なの」
「…わかった。じゃあ次は俺だな。俺は見ての通り
「え…?覚えてない…?あっ…」
そこであらぬ勘違いをしたカノン(さん)が若干顔を青ざめて謝ろうとして瞬間
「ああ!まってまって!そんなんじゃないから!捨て子とかじゃないから!」
すると安心したのか
「なんだぁぁ…よかったぁ…余計なこと言ったかと思った…。…だったらなんで名前を覚えてないの?」
俺はこの町、いやこの世界に来た時のことを思い出す。
「『転生』…って知ってるか?」
……To be continued?
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