第12話『これだけ読めばOK!総集編』
時に、西暦2098年。
世界は人類存亡を賭けた最終戦争のさなかにあった。
敵の名は、パラレイド。
全地球規模で戦争が日常化した中、学生たちもまた
女子供、一般人でも馴染みやすい主力兵器は、人の姿をしたパンツァー・モータロイド。通称
少年少女たちは今、鋼の
いざ、
消滅した北海道、地獄の最前線から帰還した男……
大破し擱座した97式【
死んだ幼馴染の愛機にこだわる統矢に、千雪は恋をしていた。
PMRが大好きな千雪は、統矢に協力して【氷蓮】を修理、復元する。そして、統矢もまた徐々に心を開いていった。戦う力を取り戻した統矢を待ち受ける、過酷な運命。
青森へも、パラレイドの襲来。
それも、北海道を消し飛ばした、セラフ級パラレイド……ゼラキエル。
セラフ級とは、完全無欠の殺戮兵器、戦略級の破壊神である。
決戦へと
――その能力の名は、
復讐は新たに守るべき仲間を得て、さらなる加速で明日へと続く。
その先へ……未来へと抗う統矢と千雪たちの戦いが始まった。
過酷な決戦を勝ち抜いた統矢たち青森校区の戦技教導部。しかし、謎は残った。死んだ更紗りんなにそっくりな、謎の美少女、更紗れんふぁ。そして、彼女が乗ってきたオーバーテクノロジーの塊である所属不明のPMR、【シンデレラ】……そして、れんふぁと【シンデレラ】を狙うように青森を襲うパラレイド。
だが、季節は東北の遅い春、統矢たちは一時の安らぎの中にいた。
しかし、戦争が常態化した世界は、少年少女に恋する季節のうつろいすら許さない。ひたすら灰色に塗り潰されてゆく青春の中、新たな局面へと戦いは映ってゆく。
各地に出没するパラレイド……空を漂う謎の飛行型。
陸軍に比べて没落し、輸送任務しか与えられなかった海軍の中で、統矢たちは新たに軍人として
燃える一瞬すら僅かな刹那、紙切れよりも安い命。
その命は今、死ねと命令があらば瞬時に消える。
そして、今まで仲間だった幼年兵たちにも、死ねと言える立場。
統矢たちの環境が変わる中で、時を同じくして【シンデレラ】の起動実験が行われる。れんふぁの生体データがないと動かない、謎のPMR……【シンデレラ】は起動するや、重力制御で浮かび上がる。そして、次元転移の光に統矢と千雪を巻き込んだ。
統矢と千雪、そしてれんふぁが次元転移した先は、東京。かつてのパラレイドの攻撃で廃墟の街と化し、
次元転移の、その意味とは……?
次元転移で襲い来る、パラレイドの正体とは?
謎が謎を連鎖させる中、新たなセラフ級が空から襲い来る!
――血肉を刃に変えて、今こそ……未来を、贖え!
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