と、かのじょ

血抜きもしたし、これで臭いも癖も消えた、かな?


骨付きだけど、じっくり煮込んだら柔らかくなって、食べるときにお肉が崩れるから大丈夫でしょう!


ここ最近、ほとんど毎日使ってるのに…まだ結構あるな~、これだけあるとまだ当分はいけるかもね。


冷蔵庫、占領されちゃってるな~…。

まあ、食費浮くから助かるんだけど。



灰汁も取って……もう少し煮込んだら………



完成!うん、美味しい!!!



「ただいま~」


お!帰ってきたきた!


「すごーい!美味しいじゃん!」


そうでしょう、そうでしょう!


「あんた最近料理凝ってきたねー。どうしたの?彼氏でも出来た?」


うっ、流石鋭い…!


「図星っぽいね~?」


そ、それよりおかわりどう?


「誤魔化さない!」


うーむ、これはもう言っていいのかな…?


「このお肉を使った料理も最近続いてるし、その彼氏の好みなんでしょ?」


好みっていうかー…愛情表現っていうかー……


「なにそれ?"愛情表現"?」


ほら、言葉でもあるじゃん?






















食べちゃいたいほど可愛いって。














あっ、えっとーちょっと待って、なんて言うか…

もういいや!話しちゃおうかなっ!


何から言えばいいのかな~


あっ、そうだ!!



















「ねえお姉ちゃん、彼とどうやって別れたんだっけ?」

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