2-7


「やれやれ……」


 県境けんざかいの防衛戦から時は経ち、今はもう夜半過ぎ。ようやく使い慣れてきた本庁舎の薄暗い廊下に、思わずれた俺の独り言が、虚しく響く。



 とりあえず、撃退した侵入者たちは、適当に簀巻すまきにして、国家こっか守護庁しゅごちょうの管轄している近くの街にこそこそと運び込み、放置しておいた。


 残念ながら、今の俺たちに、反抗的な捕虜を養うような余裕はない。ここは正義の味方に押し付けて、せいぜい奴らの負担になってもらおう。


 とにもかくにも、問題を一つ片付けた俺たちは、なんだか微妙な空気のまま本部へと帰還し、それぞれ自分たちの仕事へと戻っていった。


 俺と竜姫たつきさん、それに朱天しゅてんさんは、会議室で待っていた祖父ロボたちと合流し、今後の日程を話し合い、大まかな段取りが決まったところで、本日はお開きとなって、八咫竜やたりゅうの二人は宿へと戻り、俺はしばらく、そのまま本庁舎に残って、たまっていた机仕事を片付けていたわけである。


 とはいえ、俺の仕事なんて、そう大したものじゃない。みんなが考えてくれた事業計画書を読んで、承認するかどうかを決めてから、ハンコを押すくらいだ。


 それなのに、これだけ時間がかかってしまったのは、ひとえに自分が未熟なせいなわけだが、さらに情けないことに、慣れない仕事をしたせいで、すっかり気疲れしてしまった俺は、自宅へ帰ることすら諦め、この本庁舎にある仮眠室へ向かっている。


 まあ、仮眠室といっても、六畳くらいの小さな和室で、置いてあるのも、せんべい布団くらいなものなので、基本的には人気がない……、というか、自分以外の利用者を見たことがないのだが、そのレトロな感じがなんだか気に入ってしまい、この建物を使うようになってから、俺はちょっくちょく愛用しているのだった。



「あー、今日も終わった、終わった……」


 というわけで、俺はシャワー室で軽く汗を流し、あらかじめ用意していたラフな部屋着に着替えてから、ようやく憩いの時間を過ごすため、到着した仮眠室のドアノブに手をかけて、特に躊躇ちゅうちょすることもなく、あっさりと、扉を開ける


 それが、いけなかったのかもしれない。


「お待ちしておりました、統斗すみとさま……」

「……へっ?」


 完全に、気を抜いていた俺の目の前に、とんでもない光景が広がっている。


 まず、この仮眠室に入ってすぐ、履物を脱ぐための土間を上がったところで、綺麗に三つ指をつきながら、うやうやしく頭を下げているのは、先ほど自分の宿に戻ったはずの、竜姫さんだった。


 なぜか薄暗いこの部屋に、彼女の透き通るような肌と、純白の和装がよく映えて、なんだかなまめかしい。


 そして、そんな竜姫さんの後ろでは、なぜかもうすでに、きっちりと布団が敷かれている。なぜだか知らないが、布団は一つで、枕は二つだ。本当に、なんでだろう。


 さらに不思議なことに、そんな布団のすぐ横には、なぜか背筋をピンと伸ばして正座している朱天さんがいる。なんだか、これから切腹でもしそうな雰囲気だが、大丈夫だろうか? とりあえず、こちらのことをそんな殺意に満ちた目で睨みつけるのだけは、ただちにやめていただきたい。


 というか、なんだ、この状況?


「えーっと、竜姫さん?」

「はい、なんですか?」


 うーん、そんなに可愛らしく微笑まれると、理由は聞かなくても、全て受けいれていいかな、なんて思ってしまいそうだが、そういうわけにもいかない。


 俺は勇気を振り絞って、聞かねばならぬことを口にする。


「あの、どうして、こんな場所に?」

「それはですね、統斗さまのお母様に、今日は遅いから、ここに泊まるのではないかとお聞きしまして」


 ああ、どうやら質問の意図が、正確に伝わらなかったようだ。聞きたかったのは、どうして俺が、この仮眠室に来ると分かったのかではなく、そもそもなぜ、竜姫さんがここにいるのか、その理由の方なのだけれども。


 というか、切実に、そこら辺のことを、聞きたいのだけれども。


「いえいえ、そうじゃなくてですね、その、一体なにをしに、来られたのかな、と」

「まあ、私ったら、これは失礼いたしました……」


 俺からの再びの質問に、自分が勘違いしていたことに気付いたらしい竜姫さんが、恥ずかしそうに頬を染めてしまう。うん、可愛い。


 そして、俺が止める間もなく、再び深々と頭を下げてしまうと、いきなり、本当にいきなり、とんでもないことを言い出した。


「この龍蔵院りゅうぞういん竜姫、統斗さまの夜伽よとぎのお相手を務めさせていただければと、こうして恥を忍んで、はせ参じた次第でございます」


 ……う、うん? 突然なにをおっしゃってるんですか? このお嬢さんは?


「よ、夜伽? あ、ああ、警護や、看病や、お通夜とかで、夜通し一緒にいるという意味での、あれですね。はははっ、大丈夫ですよ、今の俺には、そのどれも必要はありませんから、はははははは」

「あら、ふふふっ、統斗さまったら」


 どうやら、俺の現実逃避は見事に失敗したようで、竜姫さんは顔を上げて、上品に口元を隠して笑いながら、あっさりと真実を告げてしまう。


 ああ、告げてしまう……。


「このたびの夜伽とは、男女のまぐわいのことですわ」


 まぐわい……、それは惹かれ合う男と女が、目と目で通じ合い、刺激的に繋がり、情熱と共に絡み合い、情念とパトスを交わし合う愛の営み……。


 ぶっちゃけて言ってしまうと、性交渉のことである。


「いや、だからなんで!」

「大丈夫ですよ、統斗さま……」


 ううっ、状況が把握しきれず、思わず声を荒げてしまった俺も悪いが、そんな癇癪かんしゃくを起した子供を諭すように言われても、困ってしまいます、竜姫さん。


「話は全て、朱天から聞きました」


 しゅ、朱天さんから? なんで? なにを? どうして?

 ますます、意味が分からないのだけれども……。


「統斗さまは人一倍、性欲の強いお方であると」

「……えー」


 なにその、とんでもない誹謗中傷。


 だけどこれで、話の出どころというか、流れというのは、大体分かった。


 要するに、けいさんと千尋ちひろさん、それにマリーさんの三人から、俺についての色んなアレコレを聞かされた朱天さんは、自らの主に、あなたが婚姻関係を結ぼうとしている相手は、こんなド畜生ですよと、進言でもしたのだろう。


 それはもう、色んな脚色も交えて、口汚く、竜姫さんが俺に幻滅して、結婚しようなんて考えなくなるように。


 いやしかし、そこまでは簡単に想像がつくのだが、そこからどうして、こんな状況におちいっているのか、全然まったく、分からないのだけれども……。


「なんでも、毎夜毎晩……、いいえ時には昼夜問わずに、様々な女性たちと、ところかまわず情交に及び、その激しさに、相手をした者たちの方が音を上げても、やめることはないそうではありませんか」


 なんだ、その性欲の塊というか、性欲が全ての性欲魔人みたいな人間。というか、人間なのかも疑わしい生物は。


 ……えっ、もしかして、俺のこと?


 いやいやいやいや、朱天さん! どれだけ話を盛ったんですか! いくら俺でも、そんな年がら年中、頭の中はそれしかありませんみたいな、破廉恥な脳ミソはしていませんよ!


 ……してませんよね?


「これは、いけません。そう思いました」


 はい、俺もです。

 本当に、心から、そう思う所存です。


「統斗さまの抑えきれない性欲は、近い将来に妻となる、私が受け止めるべきだと」


 いや、いきなりなんなんですか、竜姫さん。その謎の自己犠牲精神は。

 もはや感動を通り越して、困惑しかありませんよ、俺には。


 本当に、意味が分からないよ!


「……ちょっと、朱天さん!」

「……こっちを見るな!」


 完全に混乱してしまった俺は、思わず、今回の件の元凶だろう人物に、説明を求めようとしたのだが、むしろ怒鳴られてしまった。


 どうやら、あちらもあちらで、主君の暴走に困り果てているようなのだが、正直、そんな態度を取られても、俺の方が困ってしまう。


 くそ! 助けは期待できそうもないし、自分でなんとかするしかないのか!


「はっはっはっ、どうやら情報の行き違いがあったようですね。安心してください、竜姫さん。俺はそんな性欲に振り回されたりしない、理性的な人間です」


 こうなっては、仕方ない。俺はなるべく穏便に、この場をやり過ごそうと、努めて紳士的な態度を心がけることにする。


 というか、もっと単純に、俺に対する竜姫さんの誤解を解いておきたい。


 彼女の中で、俺という人間が、まるで野獣のような変態であるというのは、かなり耐え難い苦痛というか、悲しみだった。


「誰になにを言われたのかは、分かりませんが、どうやらその人物は、かなりの悪意を持って、俺のことをお話したのでしょうね」


 俺の弁明を聞いて、朱天さんが再び凄まじい目で睨んでくるが、口を挟んだりはしてこない。どうやら彼女も、このまま自分のあるじが暴走を続けるのは、流石に不味いと思っているのだろう。


 まあ、そう思っているのなら、もっとしっかりと、竜姫さんのことを止めておいて欲しいのだけれども……。


「まあ、そうなのですか?」

「ええ、そうなんですよ。だから、竜姫さん、どうかご安心してお帰り……」


 なんにせよ、俺はこの問題を解決するために、説得を続けようとした……、のだけれども、途中で口が止まってしまう。


 いや、口だけではない。

 動きも、思考も、全てが止まる、止まらざるをえない。


 だって、竜姫さんってば、なんの脈絡もなく立ち上がったかと思えば、いきなり着物の帯をするりと解いて、そのまま全てを脱ごうとしてるんだもんなあ……。


 いや、だもんなあ……、じゃねえよ!


「竜姫さん!」

「あっ、はい、なんでしょうか?」


 あ、危ないところだった……。


 なんとかギリギリ、露出してしまった彼女の華奢な肩に手を置くことで、竜姫さんの動きを制することができた。


 うう、なんてすべすべなんだ……、頑張れ、頑張れ、俺の理性……。


「あ、あのですね! だから、俺は大丈夫なわけですけど! なぜにいきなり、裸になろうとしてらっしゃるのでしょうか!」


 いかん、混乱している。というか、錯乱さくらんしている。


 だって、仕方ないじゃない。竜姫さんは、この着物の下に、なにも身につけていないようで、乱れた布の隙間から、その、色々と、見えてしまっているんだもの。


 ええい、負けるな! 俺は我慢強い子だ! 理性的な人間なんだ!


「あっ、はい。どうやら誤解があったみたいですけれど、それはそれとして、やはり統斗さまの夜のお相手をするのは、妻となる私の役目ではないかと」

「それはそれとしてって!」


 いかん、どうやら竜姫さんは、本気のようだ。

 なんとかしないと、なんとかしないと、ヤバいぞ、これは!


 色んな意味で! 特に、俺の理性とか!


「で、出会ったばかりの男女が、すぐにこんなことするなんて、どうかと思うな!」

「まあ、統斗さまったら。愛の深さに、時間なんて関係ありませんわ」


 駄目だ! 竜姫さんは止まらない!


 ああっ! そんな可憐な感じで、ふわりと正面から抱きつかれたら、彼女の体温で俺の理性が溶けて、溶けてしまう! くうっ、小さい! 可愛い! 柔らかい!


「……それとも、私じゃ、お気に召しませんか?」

「いえ、お気に召してしまいます! しまいますから、もう許して!」


 ぐふっ! そんな悲しそうな瞳で、下から俺を見つめないでください! な、なんて破壊力だ! 思わず竜姫さんを抱きしめてしまったじゃないか!


 俺の理性は、すでにボロボロだった。


 き、気をしっかり持つんだ! なにか、なにか突破口を……!


「そ、それに、朱天さんが見てますし!」


 よし、これだ! そういうプライベートな秘め事というか、愛の営みというか、裸で乳繰り合うような行為を、第三者に見られるのを嫌がるというのは、至極まっとうな感情の動き! そこを主張すれば、いくら竜姫さんといえど引かざるを……。


 ……って、ちょっと待ってくれ。


「そもそも、なんで朱天さんが、ここにいるんですか!」


 そうだ。そうだった。もっと早くから、そこに疑問を持つべきだった。


 少なくとも朱天さんは、あの竜姫さんの忠実な護衛役は、自らの主が、ここで俺を相手にして、どういう行為に及ぼうとしているのか、知っていたはずだ。


 にもかかわらず、あの俺を嫌っている女傑は、一体どういう心境で、この場に待機しているというか、今にも舌をかみ切りそうな表情で、こちらのことを死んだ目で睨んでいるのだろうか。


「姫様の望みを叶えるために、貴様が逃げたりしないよう、見張る必要があるからに決まってるだろうが……!」

「いや、止めろよ! こんなことになる前に、もっと必死に止めて下さいよ! そんな今にも血の涙を流しそうなくらい嫌ならさあ!」


 どうやら、朱天さん本人は、俺と竜姫さんがこんなことになるなんて、それこそ死ぬほど受け入れ難いようなのだが、主の命令ということで、逆らえないようだ。


 そこまで自分を殺すとは、なんとも立派なことだと思うが、それは果たして、忠心と呼べるのか? なかなか興味深い疑問ではあるが、ぶっちゃけ、今はそんなことを考えている余裕も猶予もない!


「私、こういうことは初めてですので、統斗さまのお好きなように……」


 ああああああ! 


 そんなに密着しないでください。柔らかい身体を押し付けないでください。良い匂いをさせないでください。愛おしそうに抱きしめないでください。嬉しそうな笑顔を見せないでください。耳元で優しく囁かないでください!


 いかん! 据え膳食わぬは男の恥、みたいな呪詛が、脳内で渦巻き始めている! 


 俺はそろそろ、限界だった。


「ぐぎぎぎぎぎ!」


 まさに鬼のような形相をした朱天さんが、歯ぎしりをして耐えているが、唸り声を上げたいのは、こちらの方だ。


 いや、マジでヤバいって!


 ああっ! どこの誰でもいい! この状況から逃れられるなら、俺はどんな苦しみだって、喜んで受け入れてみせるぞ!


 だから、だから、誰か助けてくれ!


 なんて、俺の情けない願いが、天に聞き遂げられたのかは分からないが、救いの手というやつは、本当にいきなり訪れた。


 この仮眠室のドアを、蹴破って。


「統斗様! あの小娘と婚約したと聞きましたが、どういうことでしょうか!」

「なんだよー! めでたい話は、ちゃんと聞かせろよー! 寂しいだろー!」

「ワタシたちに内緒なんて~、水くさいわ~。ちゃんと~、お話聞かせて~?」


 まずは、契さんと千尋さんにマリーさんという、いつもの悪の女幹部三人が、怒涛のように押し寄せてくる。


「統斗くん! ちゃんと話をしてくれないと、分からないよ!」

「ちょっと、統斗! あんた、そんな大事なこと、なに勝手に決めてるのよ!」

火凜かりんの言う通りです。私たちに相談はあって然るべきでした。納得しかねます」

「ふふふふふふっ……、認めない……、認めない認めない認めない認めない……!」

「このバカ! アホ! マヌケ! トーヘンボク! ひかりは許さないんだから!」


 さらに続いて、桃花ももか、火凜、あおいさん、樹里じゅり先輩、ひかりの仲良し五人組が、恐ろしい勢いで、なだれ込んできた。


 狭苦しい仮眠室が、あっという間にぎゅうぎゅう詰めになってしまう。


「ちょ、ちょっと待て、みんな! どうしてそのことを……!」

「全部、統斗様のお母様からお聞きしました!」


 ああ……、そうですか、そうなんですか、契さん……。


 なにしてんだよ! 母さん! 本当に、なにしてんだよ! みんなには、後で俺から話すって言っておいたじゃん! 


 なんで全部言っちゃうんだよ! というか、絶対面白がってるだろ! 竜姫さんたちに俺の居場所を教えた後に、契さんたちにもとか、悪意しか感じないよ!


 なんて、文句を言うべき相手は、ここにはいない。


 ここにいるのは、色んな意味で激情にられた女性たちと、残念なくらい間が抜けている俺だけだった。


「……あっ」


 ああ、それが一体、誰の呟きだったのか、俺には分からない……。分からないが、それは呆然とした俺が、半裸の竜姫さんと抱き合っているのを見た誰かの口かられたのだと、それだけは分かる。分かってしまう……。



 そして、阿鼻叫喚の地獄が、始まった。



 一瞬だけ訪れた静寂が頼りなく吹き飛び、火山の噴火のような喧騒が巻き起こり、背筋が凍る怒号が飛び交い、殺気があふれる。


 契さんたちは、再び朱天さんと対峙し、剣呑な空気を……、というか、有り体に言えば殺し合い寸前みたいな睨み合いをしているし、俺と竜姫さんは、桃花たちに揉みくちゃにされて、もうなにがなにやら分からない。分からないんだ……。


 ついさっきは、この状況から逃れられるなら、どんな苦しみだって、喜んで受け入れてみせるなんて言いましたが、ごめんなさい。あれは嘘です。全部自分の身から出た錆だということは分かっていますが、これは無理です。


 というか、逃れるどころか、悪化してるし! ここが地獄か!


 誰か、いやマジで本当に、誰か助けて!


 なんて、俺の都合のいい祈りは、どうやらまたもや、天に通じたようだった。


『おう、統斗! だからお前、ちゃんと携帯持っとるのか! 呼んどるんじゃから、さっさと出んかい! ……まあ、ええわ』


 祖父ロボだ。

 祖父ロボの声が、この市庁舎の館内放送として響いている。


 どうやら、予想外の乱痴気らんちき騒ぎのせいで、俺は携帯の着信に、まったく気付けなかったらしい。それに痺れを切らした祖父ロボが、強行手段に出たようだ。


 これはもしかして、千載一遇のチャンスになるかもしれない。少なくとも、この混沌としすぎた現状に、一石投じる出来事であるのは、確かだろう。


 ああ、しかし、決して気は抜けない。


 なぜなら……。


『八咫竜から、緊急の通信が入ったぞ! そっちにおるらしいお姫様を連れて、今すぐ地下の基地まで来るんじゃ!』



 救いの手にすがった先は、新たな地獄なのかもしれないのだから。


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