2-1
「え、えっと……、
「わあ、ありがとうございます!」
給仕役を買って出た俺が、恐る恐るテーブルに置いた日本茶を、特に警戒するでもなく、上品に口に運び、可憐な笑顔を見せた着物姿の少女に、油断してはならない。
彼女の名前は、
「ひ、姫! そんな無警戒に、出された物を口にされては! 私が毒見を!」
「もう、そんなことを言っては、失礼ですよ?」
そして、そんな重要人物の背後に直立不動で、ビシっと黒いスーツを着こなして、まるでボディーガードのように格好良く控えていたのに、今は警護対象の自由な振る舞いに慌ててしまっているのは、八咫竜の幹部で、
まあ、彼女の心配も、分からないでもない。状況が状況だ。朱天からすれば、敵地のど真ん中に、自分と守るべき上司だけでいるようなものなのだろうから。
まあ、それは本当に、特になにも仕込んでいない、ただの緑茶なのだけれども。
「それで、あの……、それでは、本題に入っても?」
こちらとしても、相手の機嫌を損ねたり、
「はい、もちろんです。始めましょう」
その清楚な見た目に相応しい、無垢な笑顔を見せながら、この国最大級の悪の組織を束ねる長である彼女は、本日の議題を口にする。
「私たちの、同盟の話を」
そう、ここからが、肝心要の本題だ。
八咫竜の長とその側近が、いきなり乱入してくるという衝撃の集会から一夜明け、あれから急ピッチで会談の準備を整えた俺たちは、はっきり言って寝不足だった。
一応、招待もしてないゲストではあるのだが、相手の提案内容と、あちらとこちらの組織的な規模の差を冷静に判断した結果、どう転ぶにしても、可能な限り穏便にすませた方がいいだろうと、あの二人には、今の俺たちが提供できる最大限のおもてなしを受けてもらいながら時間を稼ぎ、昨日はそのまま、こちらが用意した一番上等なホテルに泊まってもらった。
現在この街は、国家守護庁からの横槍によって、正攻法による復興が非常に難しくなっているために、一般的な商業施設や宿泊施設は閑古鳥が鳴いているどころか、従業員すらまともにいないような状況なので、実は損傷の少ないホテルなんかは、全て俺たち組織が勝手に改装したりして、使ってしまっている。
これは、ヴァイスインペリアルの寮として使用していたタワーマンションも、見事に倒壊してしまっているが故の緊急措置であり、契さんたち最高幹部も、現在は好きな場所で寝泊まりしているのだが、今回はその中でも最高級の旅館を用意して、しかも今はいない従業員の代わりを一般戦闘員たちが務め、夕食はもちろん朝食まで提供するという念の入りようだった。
そう、それだけ八咫竜との同盟の可否は、俺たち崖っぷち悪の組織にとって、非常に重要なファクターというわけだ。
ここは先日接収に成功した、この街の本庁舎……、その地下にある元・正義の味方の秘密基地こと、現・ヴァイスインペリアルの前線基地に存在する会議室。
本日、まさにこの場所で、俺たちにとって、非常に重要な話し合いが、行われようとしていた……。
「ですので、私たち八咫竜は、ヴァイスインペリアルの皆さんに、全面的に協力させていただきたいと思います。まずはじめに、八咫竜の指揮権を全てそちらに譲渡し、私たちは今後、あなたの指示の元で……」
「ちょ、ちょっと、ちょっと待った! 待ってくれ! ください!」
そして、その重要なはずの話し合いは、八咫竜の長から飛び出した、突拍子もない提案によって、いきなり終わろうとしていた。
……したのだが、予想外の急展開に、思わず目が
「え、えっとですね、龍蔵院さん……」
「ふふふっ。どうか、そんな他人行儀な言い方はなさらずに、私のことは竜姫とでもお呼びください、
なぜだが分からないけれど、こちらに対して友好的すぎる相手に対して、俺は完全に
「そ、それじゃあ、竜姫さん……」
「はい、なんでしょうか?」
ううっ、なんて無邪気な笑顔なんだ……。彼女は本当に悪の総統なのかと疑いたくなってしまうが、ここで気を抜いてはいけない。
俺たちは今まさに、運命の岐路に立たされているのだから。
「そ、その、どうもお話を聞いた限りだと、今回の同盟って、条件が俺たちに有利すぎるといいますか、そちらにまったく得がないように思えるのですが……」
同盟関係というものは、多かれ少なかれリスクとデメリットが絡み合い、その妥協点を探ったうえで、綱引きの様に利益の引っ張り合いをしながらも、様々な取り決めを認め合うことで結ばれるものだと、少なくとも俺は考えていたのだが、今回の話はどう考えても、こちらにとって都合が良すぎる。
いや、そもそも八咫竜に対して、同盟しましょうと持ち掛けたのは、俺たちヴァイスインペリアルの方なのだが、その時はまだ、この二つの組織の戦力や規模は拮抗していたし、共通の敵であるワールドイーターがいたことからも、互いに手を組むだけのメリットは有ったはずだ。
しかし、ワールドイーターを支配していた悪魔マモンとの決戦において、俺たちが勝利したことにより、共通の敵はいなくなり、ヴァイスインペリアルは組織としての規模を、大幅に縮小することになってしまった。
状況だけを考えるならば、もはや八咫竜がうちと手を組む理由なんて、存在しないと言い切ってしまってもいいし、そう思ったからこそ、このタイミングで向こうから持ちかけられ同盟の提案に、俺たちも最大限の警戒を持って、徹夜で対策を講じていたわけなのだけれども……。
「いえいえ、そんなことはありません。統斗さまのお役に立つことこそ、私たちの望みなのですから」
……なんというか、八咫竜の長が見せる無邪気な笑顔を前にすると、そういう腹の探り合いが、全て無意味に思えてきてしまう。
う、うーん、一体どうしたらいいんだろうか……?
「いや、いきなりそんな甘いことだけ言われても、信じられるわけがなかろう」
頭の中で考えがまとまらず、言葉に詰まってしまった自分の代わりに、
今回は重要な会談ということで、未熟な俺のサポートとして、このヴァイスインペリアルの先代総統である祖父ロボにも、同席してもらっている。
そして、こちらに他の同席者はいない。八咫竜側の人間が、最重要人物とその側近とはいえ二名のみなので、俺たちも人数を合わせているためだ。
まあ、この会議室の外では、いつものみんなが、どんな不測の事態が起きてもいいように、臨戦態勢で準備しているんだけども、一応形だけでも、礼節は大切だろうというわけである。
「八咫竜の全権を、無条件で統斗に引き渡す? もしそれが本当ならば、こちらとしては願ったり叶ったりじゃがな。ありえんじゃろ、普通、そんな無茶苦茶な話」
そう、祖父ロボの言う通りだ。これはなにも、同盟を結ぼうとしているのが、悪の組織同士だからという話ではない。まだよく知りもしない相手から、自分の全てを差し上げますと言われて、疑いもなく受け入れる方が、どうかしている。
八咫竜からの提案は、どう考えても異常だ。まだ不平等な条件やら、到底不可能に思えるような無理難題を吹っ掛けられた方が安心できるくらいには、俺たちにとって有益すぎて、むしろ信じることができない。
「真意の分からん好意より、明瞭なギブアンドテイクの方が安心できるわい。ワシらは悪の組織じゃなからな。せめて理由が分からねば、差し出された手をホイホイ掴むなんてせんぞ」
不測の事態に対しても、祖父ロボは動じることなく、むしろ重厚な風格をたっぷりと漂わせ、八咫竜の長をジロリと睨む。
見た目は完全にポンコツロボットだが、その迫力は本物だ。流石は歴戦の悪の総統というべきか、この落ち着きは、俺も見習うべきだろう。
「理由……、理由ですか。そういえば、まだお話していませんでしたね。それでは、きちんと最初から、ご説明をさせていただきます」
しかし、そんな祖父ロボに正面から睨まれても、あの俺と同い年位だろう、龍蔵院竜姫という少女は、微塵も委縮することなく、まるで茶飲み話でもするように、彼女なりの理由とやらを、のんびりと話し始める。
「まず話は、私たち八咫竜が創立された、
「いきなり壮大すぎる!」
……はっ! しまった! まったく頭の整理が追いつかなくて、思わず話の出だしから口を挟んでしまった!
いやでも、神代って……、つまりは古事記とか日本書紀に書かれてるような、神話やら伝説の時代ってことだろ? 八咫竜って組織は、そんなとんでもない過去から、存在してるっていうのか?
マ、マジで?
「これは、遥か遠い昔のお話……、空よりも高く、水平線よりも長い、巨大な蛇のような姿をした怪物が一匹、まさに天地を揺るがすように暴れ回り、この国は崩壊の危機にありました」
幸いなことに、俺がいきなり入れてしまった横槍にも、竜姫さんは気にする様子がない。やはり彼女は、かなりマイペースな性格のようだ。
「そんな国が滅びるような危機を救ったのは、一人の英雄……。彼は見事に怪物を打ち倒すと、その亡骸から見つけた一振りの剣を携えて、荒れ果てた国を平定し、自らが王となったそうです」
それは、よくある英雄譚と言ってしまえば、それだけなのかもしれない。
ただ、それを話している竜姫さんの目は、真剣そのものだった。
少なくとも、適当な嘘をついているだとか、現実味のない夢物語を語っているようには見えない。どうやら彼女は、彼女の中の真実を、真剣に話しているようだ。
「そうして、長らく国を治めた王でしたが、ある日突然、無類の力を誇る自らの象徴だったはずの、怪物から見つけた剣を封印し、臣下たちに最後の命令を下すと、
それはまた、ずいぶんと無責任な王もいたものだとか思ってしまったが、今度は口には出さない。いや、出せない。
そうさせるだけのなにかが、彼女にはあった。
「その最後の命令とは……、この剣を再び抜いた者こそが、次の王である。汝ら忠臣ならば、その新しき王に従え」
従えって、そんな無茶苦茶な。
なんて、俺なんかが部下だったら言ってしまいそうだが、しかし、特別な武具を手にした者が、次代の覇者になるなんていうのも、神話や伝説ではお決まりか。
……って、うん? 八咫竜に関係してて、特別な、剣?
なにか引っかかるというか、思い当たる
「私たち八咫竜は、その消えた王に仕えた、臣下たちの末裔なのです。どれだけ長い時が経とうと、それだけは変わりません。王が不在の間は、便宜上、私の一族が先頭に立って舵を取ってきましたが、それはあくまでも代理……、これまでの我々は、主君のいない組織だったのです」
この国で最大級の悪の組織である八咫竜に、実は仕えるべき主がいなかった?
にわかには信じ難い話だが、そう聞いて俺の脳裏に浮かんだのは、本来なら強大な力を持っているはずの八咫竜が、なぜか積極的な侵略行為はせず、ただひたすらに自分たちの領地を守り続けているだけだという話だった。
それはまさか、八咫竜の目的が支配ではなく、新たな主が見つかるのを、いつまでもいつまでも、待ち続けるためだったのだろうか?
だとすれば、それは一体、どれほどの信念と覚悟で……。
「ですがようやく……、ああ、本当にようやく、この長い歴史の中で初めて、私たちは真の王を、仕えるべき主を見つけたのです!」
ああ、だけど竜姫さん。そんな待ちに待った運命の相手を、ようやく見つけたかのような熱っぽい目で、俺のことを見ないでください……。
自分には、そんなとんでもない因縁に関わっていたなんて自覚は、これっぽっちもないのです……。
「え、えーっと、はははっ、それって、まさか?」
「はい、もちろん、統斗さまのことです」
うう……、そんなに確信に満ちた目で、しかも名指しまでされてしまうと、やはりこれは、なにかの間違いというわけでもないらしい。
「おい、統斗! おぬし、いつの間に、そんなよく分からん剣なんぞをぶっこ抜いておったんじゃ! ワシは知らんぞ!」
「俺だって知らないよ! というか、抜いてない! ま、まあ、心当たりがないこともないんだけども……」
どうやら祖父ロボも、相手が本気も本気だと分かったのか、多少慌てた様子を見せているが、正直、俺の方が混乱している。
とはいえ、八咫竜関係で思い当たることなんて、一つしかないんだけど……。
「あ、あのですね、竜姫さん……? ちょっとお尋ねしたいのですが、その大切な剣というのは、やっぱり、この前、俺が、そちらの本部にお邪魔したときの?」
「はい。統斗さまがワールドイーターに囲まれた私たちを助けるために、見事に振るわれたあの剣こそ、八咫竜に伝わる王の剣……」
そこで彼女は言葉を切って、内に秘めた誇りを
「その名を、
まさか、そうじゃないよね? という俺の淡い期待は、竜姫さんの本当に嬉しそうな笑顔によって、粉々に打ち砕かれてしまう。
や、やっぱりそうなんだ……。
「で、でも、俺はあの時、その天叢雲剣とやらを引き抜いてはいないというか、なんだか剣の方が、勝手にこっちに飛んで来たって感じだったんですが……」
「そう、それこそがまさに、本当に素晴らしいことなのです。直接触れることがなくとも、剣は統斗さまの意思に応えてみせました。それがなによりも、天叢雲剣が貴方様を主と認めた証なのです」
いやいや、竜姫さん。なんだかそう言われると、格好良く聞こえちゃいますけど、俺は確かあの時、敵の数が多すぎて、なんでもいいから、手っ取り早く解決する手段はないかなあ、なんて軽く思っただけなんですよ。
それでいきなり、信じられないくらい厳重に封印されたはずなのに、物凄い勢いで飛び出してくるって、どんだけ忠犬なんですか。それでいいのか、伝説の剣。
なんて、流石に言えないよなあ……。
「あの戦いの後に、再び自ら封印の岩へと突き刺さった剣を、なんとか引き抜こうと八咫竜の猛者たちが挑戦しましたが、全て失敗に終わっています。やはり、統斗さまこそが、天叢雲剣の主であり、そして八咫竜の王となるべき御方なのです」
……さて、この突然降って湧いた、とんでもない状況に、一体どのように対処するべきか、それが問題だ。ここでホイホイと八咫竜の提案に乗ってしまうのは、色んな意味で危険だと、俺の直感が、超感覚が告げている。
「あの、一ついいですか?」
「ええ、なんなりと」
ここはやはり、少しでも疑問点を潰しておくべきだろう。
「その、いきなり外部の人間に、八咫竜という組織そのものを差し出すなんてこと、本当にそちらの人たちは、全員納得してるんですか?」
「もちろんです。剣の主に仕えることこそが八咫竜の本懐であり、存在意義なのですから。この会談に向かうときも、みんな喜んで、私を送り出してくれました」
ほ、本当だろうか?
「…………っ!」
少なくとも、竜姫さんの護衛として後ろに控えている八咫竜の幹部……、朱天は、さっきから沈黙こそしているが、なんとも冷たい表情で、ジッとこちらを睨んでいるわけだけど。
その視線には、敵意や殺意こそ感じないものの、疑惑や侮蔑のような負の感情が、ビシビシと含まれている気がする……、というか、正直ちょっと怖い。
「ご安心ください、統斗さま。今までお話したのは、全てこちらの理屈だけ、ただそれだけで、全てを信じていただこうとは、思っておりません」
それに比べて、竜姫さんの方はニコニコ笑顔の上機嫌だ。その温度差は、果たして本当に大丈夫なのかと心配してしまうが、まあ、今はそれよりも、相手の提案を最後まで聞いた方がいいだろう。
まずは冷静に、提示された情報から、結論を出すべきだ。
「この度の同盟の証として、統斗さまには是非とも、この私を、妻として
め、めとる? って、娶る? 娶るでいいのか?
娶る……、娶るとは、つまり、男性が女性を、妻として迎えることである。
「……うん? いや、はい? えっ?」
「私と統斗さまが夫婦の契りを結ぶことで、八咫竜とヴァイスインペリアルも、家族となるのです。ああ、なんて素晴らしいのでしょう……」
……あぁ、なるほど、なるほど、当事者同士が婚姻を結ぶことで、その背後関係の結びつきを強くするなんて、太古から現代まで続く常套手段だもんね!
って、そういう問題じゃない!
いやいやいやいや、なにかの冗談でしょう? ははは、竜姫さんも人が悪いなぁ。
「それで、式の日取りは、いつ頃にしましょうか?」
しかし、竜姫さんは笑顔だけど、完全に本気の目をしている。俺の中の冷静さは、あっという間に消し飛んでしまった。話が急展開すぎて、ついていけない!
だが、どうやらそれは、俺だけじゃなかったようだ。
「ちょ……!」
「ちょっと、待ったー!」
当事者の俺が声を上げるよりも速く、この会議室に飛び込んできた複数の人影が、一斉に声を上げた。
というか、この会談でなにが起きてもいいように、あらかじめ周囲に潜んでいた。俺の頼れる仲間たちである。
そうか……、これが不測の事態ってやつか!
俺は混乱していた。
「ちょっと、統斗くん! 一体なにがどうなってるの!」
ごめんなさい、
「こ、このお! 統斗の浮気者ー!」
「駄目です、統斗さん。正妻の座は譲れません」
そして
「ふふふふふふふふ……、統斗君……、どういうことなの?」
「この! 変態! 統斗! いつの間に他の女に手を出したのよ!」
あっ、ごめんなさい。
それから、ひかりさん、執拗にこちらを蹴るのはやめてください。
「いや本当に、俺が一番、わけがわからないんだよ!」
なんて俺の叫びは、もう誰も聞いてないわけで……。
「……なるほど、分かりました。その小娘が、統斗様の
「おっ! なんだ、祭りか祭りかー? やるぜやるぜー! オレもやるぜー! 統斗の愛をかけて、勝負だぜー!」
「もう~、契ちゃんも千尋ちゃんも落ち着きないさいよ~。……でも~、ちょっと暴れてみるのも~、楽しそうかもね~?」
ああ……、
「貴様ら! それ以上姫に近づくなら、敵対行動とみなすぞ!」
「わあ、なんだか大変ですね」
ほら! 護衛役の朱天さんが、臨戦態勢に入っちゃったじゃないか!
そして、この状況を生み出した張本人である竜姫さんは、もう少し危機感を持っていただきたい!
「どうする? ワシはあの提案、アリじゃと思うが……」
「いやしかし、こういうのは本人の意思が……」
「あら? 私は面白そうだから、別にいいと……」
うううっ……、俺の後ろでは、デリケートすぎる問題に関して、祖父ロボと親父と母さんによって、謎の家族会議が開かているし……。
なんだこの状況……、なんだこの状況!
「それでは……、これからよろしくお願いしますね、旦那様?」
「ぐふう!」
いや竜姫さん……、そんな可憐な笑顔で、その呼び方は反則です……。
「もう、みんな、だから! 落ち着けえええ!」
こうして、俺たちの運命を決めるはずの、重要な悪の総統同士による会談は、なんだか大騒ぎの末に、うやむやのまま幕を閉じるのだった……。
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