ボーカロイドライブラリ紹介・初音ミク
アリエ:
これから、代表的なボーカロイドライブラリを紹介していこうと思います。
初めはもちろん初音ミクです。
まりあ:
定番中の定番ですね。
アリエ:
歌声の基となった中の人は声優の藤田咲さんです。声優としての代表作はWORKING!!の伊波まひる役や艦これの赤城役あたりでしょうか。
初音ミクの知名度が上がりすぎてしまったことと、事務所が彼女のことを売り出し損なったことから声優としての知名度は伸び悩んでいる感じがします。
まりあ:
あのボコデレの人だったんですか!?
アリエ:
レコーディングからライブラリ化までの間に加工がされているので、元の声から印象が変わることは珍しくありませんよ。そもそも声優は演技で声をコロコロ変えますから……小林幸子やセカオワのFukaseのライブラリもあるんですが、これらはイメージそのままですよ。
まりあ:
そんなライブラリまで……
アリエ:
誰得と思われるかもしれませんが、これがなかなかの良音源で……えーっと、初音ミクに話を戻します。
癖の少ない声をしているので初心者にも扱いやすく、追加ライブラリの存在により歌声の表情を変えることが出来るため幅広い曲に対応できるのが強みです。
代表作はボーカロイドの歴史の中で散々紹介したので省略します。
まりあ:
歌声の表情、ですか?
アリエ:
たとえば、“カゲロウデイズ”では歯切れの良い音源を使用することで機械らしい薄情さを更に強めています。
こうした追加ライブラリを使用した楽曲としては、憂鬱そうな歌声を使用した“独りんぼエンヴィー”、今にも消えてしまいそうな歌声をした“ハロ/ハワユ”、染み込んでくるような歌声の“メテオ”なんかが私のオススメですね。
まりあ:
同じ声質なのに、印象がガラリと変わりますね。面白いです。
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