ボーカロイド曲の歴史・現在
アリエ:
閉塞していたボーカロイド界隈に新たな希望を生み出したのはまたもこの男でした。
DOCO*27氏の“ゴーストルール”をどうぞ。
まりあ:
またですか。
アリエ:
三曲目ですね。また違ったタイプの曲なので一応聴いてみてください。コメントを見ることもお忘れなく。
まりあ:
サビで流れてくるこの顔文字ですか。一体感があって楽しいですね。
アリエ:
2014年時点でこの手法は既に完成されていたんですが、今年に入ってから多少のボーカロイドキャラクターへの回帰が起こるとともに、こうしたコメントが盛り上がるような曲が人気となっています。別のボカロPの作品では“チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ!”や“脱法ロック”なんかがそれですね。
まりあ:
バラバラになりかけたボーカロイド界隈がコメントで一つになろうとしているんですね。
アリエ:
ニコニコ動画らしいと言えばニコニコ動画らしいですね。
とまあ、これで一通りは歴史をなぞれたと思います。20曲ぐらいで済ませるつもりが、30曲ぐらいになってすみません。
まりあ:
そう言えばそんなこと言ってましたね。
アリエ:
いくら2015年が不作だったとは言え、一年につき紹介できるのが多くて三曲というのはさすがに無理がありました。
九年間ですか……私のボカロ歴はその半分程度ですが、長い時を経てきたんだなぁと思うと感慨もひとしおです。六兆年を最近の曲と言ってしまって笑われる時代ですか……
まりあ:
うっかり西ドイツと言ってしまって息子に笑われるバブル世代みたいですね。
アリエ:
……そういう言い方は止めてください。
とにかく、これでボーカロイドシーンを一通りは押さえられました。ですが、紹介しきれなかった曲もありますし他の人と時期や曲調がかぶるような気がしたのであえて最大のヒット作ではない作品をあげたボカロPも居ますから、とにかく「VOCALOID」で検索してどんどん曲を聴いてみましょう。
まりあ:
DECO*27さんって他にもヒット作を隠し持ってたんですね……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます