3-3 : 大回廊の4人の侍女
「――ようこそお越し下さいました」
「――遠路はるばる、長旅お疲れにございましょう」
「――
「――その忠節、”
ゴーダがこの
4人の
4人の
4人の
1人目の
2人目の
3人目の
そして4人目の
4人の
「――東の守護、“イヅの城塞”の主、“魔剣のゴーダ”様で相違ありませんか?」
「相違ない」
ゴーダが冷静な声で答えた。
「――西の守護、“
呼び鈴を持った2人目の
「ええ、もちろん、相違ありませんわ」
ローマリアがクスクスと笑いながら答えた。
「――南の守護、“
何も持っていない3人目の
「問題ない。陛下の許しを得ておりますゆえ」
カースと呼ばれた男が、
「――北の守護、“ネクロサスの
小さな鍵を持った4人目の
「当然にございます。
リンゲルトがお辞儀をしながら答えた。
来城者の確認を済ませると、4人の
「――皆様の御身分に相違なきこと、確かに
「――改めまして、
「――“四大主”の皆々様を、玉座の
「――私どもがお導きいたします。どうぞ、こちらへ……」
4人の
***
ゴーダ、ローマリア、カースと呼ばれた男、リンゲルトの4人が、果てしなく続く大回廊の奥に向かって歩き始めると、4人の
4人の
四大主を大回廊の奥へと導きながら、4人の
1人目の
「――私は“照らす者”。月のない
2人目の
「――私は“
3人目の
「――私は“
4人目の
「――私は“送る者”。
そして4人の
「――我らが城主、“
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