第24話 地竜討伐

 最短距離を一日で踏破して、『地竜の森』に踏み込んだ一行。同じ森でも散々歩き回った魔境と比較すると、魔素の濃度が市街地並みでそれほど濃くはない。このことは、それだけ魔境が特殊な環境であったとも言える。


 さくらが先頭のいつもの隊列で木々の間を下草を掻き分けて進む。ほとんど人が入らない森に道はなく、わずかに獣や魔物が通ったと思しき跡を辿る。


 時折鳥の鳴き声などが聞こえてくるが、今のところは魔物が襲ってくるような気配がない。


「兄ちゃん、大きな個体の気配はいないけれど小動物みたいな気配が所々に潜んでいるよ。」


 さくらが元哉に報告を上げる。さくらが掴んだ気配がただの小さな動物ならば問題はないが、もし魔物だとすると看過できない。


 下草の陰に隠れてほとんど動きを見せないようで、念のため元哉がさくらが指差す場所の草叢を木の枝で払ってみると、そこにはゼリー状のブヨブヨした生き物が潜んでいた。


「兄ちゃん、これスライムだよ。」


 元哉の後ろから覗き込んださくらが指摘する。さくらさん今回は大正解だ。


「あまり動かない生き物のようだな。こいつらから何もしてこないようだったら放っておこう。」


 元哉が言い終わったその瞬間、そのスライムから元哉たちを目掛けて水が射出された。二人はそれを瞬時の反応で避ける。その隙を突いてスライムは、結構な速度で地面を這って草叢の中へ逃げ込んだ。


「さくら、前言訂正だ。いちいち相手をしていると面倒だから、なるべく避けて通ってくれ。」


「あいよ、兄ちゃん。」


 二つ返事で引き受けるさくら。さくらの赤外線センサーならば、周囲とのわずかな温度差で位置を特定できるので、避けて通ることはまったく問題ない。


 スライムを避けながら道なき道をひた進む一行、途中でボルスが言っていた大ネズミが何回か襲い掛かって来たが、さくらの一蹴りでどこかに飛んでいって行方がわからなくなった。いちいち探すのは面倒なので、そのまま放置して先に進む。 


 半日ほど森を歩き続けると、爬虫類系の魔物が増えてきた。以前にも遭遇した事のあるブラックリザードやニシキヘビよりも巨大なビッグパイソンなどが襲ってくる。


 しかし、ブラックリザードはディーナの新品の剣による試し切りの餌食に、蛇系の魔物は橘の『気持ち悪い』という理由による電撃弾の乱れ打ちで呆気なくその命を落とした。


 早朝から歩き続け、夕闇が迫る前に野営の準備に取り掛かる。魔境で散々繰り返してきたことなので、皆慣れたものである。橘が土魔法で創り出したもはやトーチカとしか呼べない頑丈な建物の中で、一日の疲れを癒す一行。


 もちろんテルモナの街で購入した毛布やクッションなどがあるため、寝心地が格段に向上している。今回からはディーナがさくらに蹴飛ばされないように、奥から順にディーナ、橘、元哉、さくらの並びで寝ることにした。


 さくらは、ディーナと離れて寝るのが不満な様子だったが、いつものように横になって1分もしない内に寝息を立てている。


 橘は橘で、元哉に密着して寝る体勢を早々と築き上げており、その様子を間近で見せ付けられるディーナという構図が出来上がっている。もちろんディーナとしては、ジロジロ見ることは憚られるので、横目でチラ見をしたり寝返りをうつ振りをして薄目で様子を伺うようにしているのだった。


 そのディーナも先ほど入浴したときに、元哉から例の通りに魔力の補給を受けて快感に身をくねらせていた。だからこそ、元哉と橘の様子がどうしても気になってしまうディーナ。憧れと羨望とちょっぴり嫉妬が混ざり合った複雑なこの心境の正体を、ディーナが理解するにはもう少し時間が掛るようだ。


 そんな思惑の行きかう夜が過ぎて、翌朝、最深部に向けて歩き出す一行。歩き始めて2時間ほど経過したとき、急に目の前が開けた草原に到着した、元哉が双眼鏡で様子を見ると、かなたに巨大なまるで恐竜のような姿をしたシルエットが浮かび上がる。空を見上げると、翼竜が翼を広げて旋回している。


 この南の森の最深部は、太古の地球を再現したようなある種の荘厳な雰囲気さえ漂わせる場所だった。


「どうやら目的地に着いたようだな」


 元哉が双眼鏡を橘に手渡して、さくら、ディーナと順に遠方のその様子を観察していく。


「まるでジュ○シックパークね」


 橘の感心したような声に、ディーナが首をかしげる。


「なんですか、その『じゅらしっく○ーく』というのは?」


 ディーナが知らないのは当たり前であるが、彼女は元哉たちが時折話す日本や地球の様々な事柄に対して常に並々ならぬ関心を示す。


「私たちの世界では、こういう巨大な生物は大昔に絶滅したのだけれど、それを再現したところがあるのよ」


 橘の説明に『そうなんですか』と感心しきりのディーナ。だがそのとき、双眼鏡を覗いていたさくらから鋭い警告の声が飛ぶ。


「小さいやつらの群れがこっちに向かってくるよ!」


 その声ですぐに戦闘体制に移行する。さくらは元哉に双眼鏡を手渡して、擲弾筒の準備を終えていた。群れが射程距離にはいったらすぐに攻撃を開始できる。


 元哉たちを目掛けて乗用車並みの速度で接近するのは、レッサードレイクもしくはリザードドレイクと呼ばれる、小型の肉食恐竜のような二足歩行のトカゲやワニに近い魔物の群れだった。


 並みの冒険者では、このレッサードレイクの群れが非常に手強い相手となる。何しろ動きが早い上に、知能が高くて集団で獲物を狩る優秀なハンターなのだ。


「敵との距離1200、10秒後にさくらから攻撃開始。打ち漏らしは橘に任せる、1頭はディーナのために取っておいてくれ。カウントダウン5 4 3 2 1 ゴー」


 元哉の指揮に従って、さくらの擲弾筒から立て続けに射出される魔法弾が次々に獲物を仕留める。残り4頭になったときに橘から声が掛る。


「さくらちゃん、後は私に任せて!」


 さくらの攻撃が止むと同時に、橘がスタンバイさせていたアイスランスが魔物たちの腹に突き刺さる。10頭の群れが残り一頭になったとき元哉からディーナに指示が飛んだ。


「ディーナ、いくぞ! いつものように俺が注意を引き付けるから、お前が仕留めるんだ。相手は黒トカゲよりも動きが早いから注意しろよ」


 注意を促してから、元哉ディーナの順で前に出る二人。ディーナが剣を構える姿もこのところ様になってきている。


 元哉達を目掛けてスピードを上げて飛び掛るレッサードレイク。しかし難なく元哉がかわして、すれ違いざま首筋に軽く手刀を当てる。その一撃でもんどりうって地面に寝転ばされた魔物。ダメージを受けてヨロヨロと立ち上がろうとしたときには、すでに剣を構えてディーナが迫っていた。


 立ち上がりかけたその首筋に向かって、ミスリル製の剣を一閃すると簡単にその首は血飛沫を上げながら地面に落ちた。魔法も発動してないのにその剣のあまりの切れ味に唖然とするディーナ。


 試し切りのときはやや力を加減していたこともあってよく切れる剣だとは思っていたが、まさかここまでの業物とは。さすがドワーフの頑固店主謹製の一品である。


 元哉はディーナの動きを見て、その結果に満足していた。もう一息で一人で戦闘を任せられそうなところまできている。実はこのとき彼女のレベルは37まで達していた。もう少し経験を重ねれば、立派な剣士だ。いや、本来ならとっくに一人前の剣士なのだが、元哉達が求めるレベルがあまりにも高いので半人前扱いされているだけなのだ。


 

 倒したレッサードレイクの死体を回収し終えた元哉が一旦森に引き返すことを提案する。このまま地竜のいるところまで突撃しようとしていたさくらは、肩透かしを食らったような顔でちょっと不満な様子である。


 200メートルほど森の中に入ったところで、小休止を取りながら元哉が後退した理由を説明する。


「実は気になったことがあって、橘が『ジュラシックパ○クみたい』といったときに俺も同感だった。どうもここは誰かが管理しているような気がしてならないから、さくら、バハムートと連絡は取れるか?」


「ムーちゃんならいつでも大丈夫だよ」


 さくらが自信たっぷりに胸を張る。胸自体は全然無いのに・・・。


「ではここで地竜を討伐して構わないか聞いてみてくれ」


「あいよ、もしもしムーちゃん、聞こえますか?」


 さくらが電話でも掛けるように、しゃべり始めるとすぐに返信があった。


「どうした、さくらよ」


 さくらだけに聞こえるバハムートの低い声が響く。


「ムーちゃん、いま地竜の森の奥に来ているんだけど、ここにいるやつ捕っていいのかなあ?」


 釣り堀に来ているような軽い調子で尋ねるさくら、相手が鯉でも地竜でも彼女にとっては同じ感覚のようだ。


「ほほう、お前たち面白いところに行っているな。俺もそこに呼んでくれ」


 暗黒龍は興味をそそられたようで、召喚しろと要求する。


「ダメだよ! ムーちゃんが来たら全部逃げちゃうよ」


 確かにその通りだ。いくら地竜が最高難度の討伐対象であっても、暗黒龍と比較しては格下も格下。まるで帆船の艦隊の中に原子力空母が紛れ込んでしまったようなものだ。

 

「そうか、ではお前たちの狩りが終わったら呼んで欲しい。小さいやつはいくらでも捕っていいが、デカイやつは一人一頭までにしておけ。それから、首の長い一番デカイやつは捕るなよ、あれが一番旨いんだ」


 どうやらバハムートは、ここを餌場としているようだ。何はともあれ許可が出たので、さくらが話の内容を説明して一人一頭という限定での狩が始まった。


 じゃんけんで順番を決めた結果、さくら、元哉、橘、ディーナの順に出会った地竜を倒していくことになった。


 普通はパーティーで協力して役割を分担して魔物を狩っていくものだが、このパーティーはディーナを除く3人の攻撃力が高すぎて、単体の敵を同時に攻撃するとフレンドリーファイアーを誘発しかねない。その上、全員で一斉に攻撃すると魔物が原形を留めないほどに粉砕してしまうので、素材として売ることも考えるとこのような手段が講じられるのは、致し方の無いことだろう。


 

 青い空と、サバンナのような風景が広がる大地で獲物を探して移動をしていく一行。水場もあれば木が生い茂って林になっているところもあり、変化に富んだ景色が続く。視界の悪い森とは違い目視で十分対応できる環境だ。


 しばらく進むとついに彼らの視界に最初の一頭目が映った。大きな角が一本サイのように鼻の上から突き出していて、鎧をまとっているような頑丈そうな鱗が身を守っている、地竜というよりはベヒモスと言った方が正しいようなトラックほどの大きさの魔物が現れた。

 

 ちょうど近くにあった茂みに身を潜めて、さくらが擲弾筒を構える。敵はまだこちらに気づいている様子は無い。レベル3の対物ライフル仕様に切り替えて、照準を合わせるさくら。実に優秀なスナイパーだ。


 狙うのは魔物の顎の下、低い姿勢で構えて後頭部に突き抜ける射線をイメージする。


 『シュッ』という音を発して飛び出した魔法弾は、さくらのイメージ通りの軌道で地竜の比較的柔らかそうな顎下に命中し、その勢いで頭蓋骨の中を掻き回した。


 断末魔の声さえ上げないまま『ドオー』という地響きを立てて倒れる地竜。


「さくらちゃん、すごいです!」


 あの巨大な地竜をわずか一発の魔法弾で倒したさくらに、ディーナが驚愕の声を上げる。だが、さくらの方はしまったという表情をしている。


 スナイパーの本能で一撃で倒してしまったが、本当はもっと暴れたかったのだ。ここに来て大して体を動かしていなかったことに、今更気がついた。


「兄ちゃん、おかわりは?」


「一人一頭って言ったのは、お前だろうが!」


 あきれた声を出す元哉。しかしさくらの落ち込みようを見て、仕方なしにある提案をする。


「そんなに暴れたかったらディーナの番の時にお前がフォローしろ。」


「ホント! いいの兄ちゃん?」


 急にさくらの表情が明るくなる、現金なものだ。


「ディナちゃん、頑張ろうね!」


 さくらがディーナの手を取ってお互いを励ましあおうとするが、ディーナの方はちょっと複雑だ。


「さくらちゃん、そうやって張り切るのはいいんですが、やり過ぎて一人で仕留めないでくださいね」


 ディーナの言うことは正しい、さくらが張り切ると碌な事がないのは過去の経験で明らかだ。もっともこの世界に来てからは、それがいい方向に出る事が多いのだが。



 さくらの番が終わり、次の元哉は背中に大きなひれを生やした巨大なトカゲのような魔物を、側頭部への掌打一発で終わらせた。衝撃波すら発するその強烈な一撃は、いとも簡単に魔物の首をへし折っていた。


 続く橘は、上空から襲い掛かってきた翼竜に対して得意のエアーブレイドで片翼を切り裂き、空中でバランスを失った翼竜は上空100メートルから落下した。その落下場所へ一行が駆けつけたときには、翼竜はすでに息絶えていた。


 そして最後のディーナの番が来たのだが、そこに現れたのは巨大な頭と強靭な顎にそこに生えそろう鋭い牙、体長は10メートルをはるかに超えて二足歩行のいかにも獰猛な姿をしているヤツだった。


 そう、地球で言えば最強の恐竜として知られるティラノザウルスに酷似した、この世界でも最強の地竜が現れた。まだ相手はこちらに気がついていない様子なのをいいことに、ディーナはさくらに小声で話しかける。


「さくらちゃん、さすがにあれは無理です。パスして他の相手を探しましょう。」


 ディーナは完全に腰が引けて、お得意の涙目になっている。


「ディナちゃん、強い敵と戦ってこそ自分が強くなれるんだよ! こんなチャンス滅多にないんだから行くよ! それにヤツもこっちに気がついたみたいだし」


 さくらは口ではディーナの為と言いながらも、本当は強そうな相手と戦いたいだけなのだが、彼女の言う通り魔物の方が二人に気がついて、咆哮を上げながら向かって来る。ディーナは助けてとばかりに元哉と橘の方をチラリと見るが、二人ともまったく動く様子がない。


 さくらが『ほら、早く』といってディーナの手を引っ張り、接近する魔物のほうへ向かう。ここまで来たらもう覚悟を決めるしかないが、このときすでにディーナはその恐怖で少しだけちびっていた。


 ディーナの手を離したさくらが、接近する地竜の脇に素早く回り込んでその後肢にキックを放つが、ドラゴンにも匹敵する硬い鱗に阻まれてダメージには至らなかった。逆に地竜はさくらの身長よりも太い尻尾を叩き付けようと体の向きを変える。


 この動きを見て取ったさくらは、地竜の腹の下を潜り抜けて反対側に出るとそのまま距離をとる。


「ディナちゃん、しばらく時間を稼いでね!」


 さくらの声に呆然とするディーナ。剣を構えたまま魔法を発動するのも忘れている。


 さくらを見失った地竜は、標的をディーナに替えてその強靭な顎で噛み付こうと、口を開けて襲い掛かる。その姿を見たディーナはさらにちびった。もう下着がビショビショレベルに達している。


 大口を開けて迫る地竜を何とかかわして、体勢を整えようとするディーナに今度は地竜の前肢が振るわれる。後肢に比べて極端に小さい前肢だが、人間を引き千切るぐらいは簡単に出来る力は秘めている。これも後ろに下がって何とかかわしたディーナだが、地竜は彼女を追いかけて今度は反対の前肢を振るう。


 かわし切れないと悟ったディーナは、反射的に剣でその前肢を受け止めるが、地竜の強力な力の前に体ごと吹き飛ばされた。5メートルほど先の地面に転がるディーナ、その無防備な体勢の彼女に巨大な顎が迫る。


 吹き飛ばされたダメージでまだ立ち上がれないディーナに迫る死の影、もう駄目かと目を閉じかけたそのとき、


「ドオオリャーー!!!」


その顎にさくらの跳び蹴りが炸裂した。ディーナが攻撃を受けている時間を使って、彼女は極限まで身体強化をはかっていたのだ。燃えるような赤い魔力に彩られた体から発せられた渾身の一蹴りは、地竜の体を吹き飛ばしたと同時に、その脳に強い衝撃を与えた。


 脳震盪を起こして一時的に行動不能になっている地竜にさくらが追撃を仕掛ける。


「セイ!」


 何とか立ち上がろうとする地竜の胸の辺りに正拳を叩き込む。その拳は地竜にダメージを与える目的ではなく、一点集中でその硬い鱗を破壊する一撃。そして、さくらの狙い通りに拳の威力に負けた地竜の鱗は粉々に砕けた。


「ディナちゃんここだよ!」


「ディーナ、あれを使いなさい!」


 さくらが言っていることも、橘が言っていることも、ディーナにはすべて理解できた。先ほどの痛みで動かない体を無理やり動かして何とか立ち上がる。


 痛みで集中できない頭でも、唇をかみ締めて無理やりその意識を魔力に集中する。イメージするのはこの間橘から教わった電撃の魔法、いやディーナには雷の方がイメージしやすかったので雷撃の魔法だ。


 ミスリルの剣に十分な魔力が伝わり、雷撃を発動する。狙うはさくらが砕いたたった一つの鱗。すでに地竜はダメージから立ち直る気配を見せている。


 一歩ずつ地竜に近づき、剣に込める魔力を増大させていく。ミスリルの剣からはパチパチという音とスパークする火花が発生している。


 もう地竜の巨体は目の前、早く早くと気持ちは焦っても体が言うことを聞いてくれない。ようやく剣を中段に構え、一旦焦る気持ちを静め目を閉じる。


 再びその目が見開かれたとき、この一撃に己のすべてを込める覚悟をしたディーナがいた。狙いは直径10センチほど、絶対に外すわけにはいかない。緊張と痛みで震える手で、構えた剣の柄を握り直して一気に力を込める。


「死にやがれ、この化け物がー!!!」


 その声と共に剣を突き入れる。鱗が砕かれたその場所は、思った以上に簡単に剣が刺さっていく。そして・・・・・・


「すべての魔力よ、この剣に流れ込め!!」


ディーナから放出された魔力は雷撃となって、突き刺された剣から地竜の体に流れ込んでいく。地竜は苦しんで咆哮を上げるが、雷撃の影響で体が麻痺しているためすでに何も出来なくなっていた。やがてその全身にスパークする火花が広がると、ついに地竜は動かなくなった。


 それを見届ける間もなく、ディーナは魔力切れで意識を失った。しかし、気を失った彼女のその表情は自分が成し遂げたことに満足したとても穏やかでよい表情だった。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る