第六章 自心

 屋上。夕焼け空の下トビーが七輪でサバと肉を焼いている。その横で腕を組んで七輪を見つめているテイジー。

 「そこ!焼き加減が足りない!」

テイジーがトビーに注意をしている。その奥の木でできた机にグラスを並べているドン。屋上の柵の隙間の間隔を確かめているシームレス。そこへ入口のドアが開き、まさかりを担いだハイコが入ってくる。

 「まさかり担いだキダタロー!が作曲したこの曲最高!ハハハ」

ハイコが満面の笑みでまさかりを振り回している。その後ろからバーミヤンとさとしが入ってくる。

 「え?浪花のモーツアルトが作曲したの?」

バーミヤンがハイコの発言を真に受け尋ねる。

 「そんなわけないでしょ!」

ツッコミを入れるさとし。

 「あ、ハイコ調度いいところにまさかり持ってきてくれたね。ちょっとこの肉切って!」

テイジーがまさかりに疑問を全く感じずハイコに話しかける。ハイコがまさかりをテイジーに手渡す。

 「結構焼けてきたからみんな座って」

トビーが汗だくの顔で言う。

 「今日はサバートニックだから盛り上がって行こう!」

ドンがテーブルに置かれたサバと肉を手に持ち言う。

 「みんな何飲む?第三のビールの人?」

シームレスが発泡酒の缶を持ち上げて言う。

 「あ、じゃあビールいただきます」

さとしはシームレスから缶を受け取る。他の面々は反応しない。

 「じゃあ第一のビールの人?」

シームレスがプレミアムモルツを持ち上げて言う。バーミヤン、ドン、テイジーが勢いよく手を挙げる。

 「ええ?第一あったんですか!」

さとしが手に持った発泡酒の缶を見つめ大きめの声を出す。

 「さとし、第三のビールも一番初めに貰えば第一のビールだよ。三かどうかは人が決めただけ」

シームレスはボソッと言う。

 「なんか……やなんすけど」

さとしは発泡酒の缶を握ったまま、力なく古びた茶色い革のソファーに腰を下ろす。

 「じゃあハイコとトビーはチューハイね」

シームレスはさとしの様子を見届けた後、ハイコとトビーにチューハイの缶を手渡す。

 「よっし、じゃあ行くよ」

ドンが手に持った缶を高く掲げる。他の面々も同様に手に持った缶を高く掲げる。

 「鼻見スタート!」

面々は同時に声を上げ乾杯をする。


 1時間後。空き缶が複数転がり、机の上のサバと肉もほぼ無くなっている。

 「いやー、それでねその客に言ったわけ!それは焼売じゃないです!包み隠さず言いますけど餃子です!って」

バーミヤンが笑顔で言う。

 「え?小龍包じゃないの?ハハハ」

ハイコが聞き返す。

 「ってかさ焼売と餃子の違いって何?」

シームレスも淡々と言う。

 「私なら焼売だけにムスッとしちゃうな」

テイジーが言う。

 「オレなら焼売でも餃子でもいいじゃないですか、それか確かめるために追加で焼売のご注文はいかがですか?って言うかな」

ドンが冷静に言う。

 「オレは焼売ってことにして面倒を避ける」

トビーがボソッと言う。

 「そうですねオレだったら……って『包み隠さず』にツッコんで上げてください!」

さとしが大きい声でツッコミを入れる。

 「え?ツッコむって何?ニラの話?」

バーミヤンが呆気らかんとした表情で言う。

 「バーミヤンさんがいいならいいです!」

さとしは投げやりな感じで言う。

 「さとし最近よくツッコむな~」

バーミヤンが言う。

 「いや、皆さん普段からボケるもので」

さとしは少し恥ずかしそうに言う。

 「でもさとしのツッコミいいよね!」

ドンが言う。

 「え?そうですか~?」

さとしは少し照れながら言う。一同はそんなさとしを見て微笑む。

 「そう言えばバンドセットまだ置いてありますね。この前聴けなかったので聴かせてくださいよ」

さとしはバンドセットの方を見ながら言う。

 「でね、次はラー油の話なんだけどね」

さとしの言葉に反応せず話続けるバーミヤン、それを聞いているハイコ、ドン、テイジー、トビー、シームレス。

 「あれ?バンドやってくださいよ~」

少し酔いで赤くなった顔で面々に向かって再び話しかけるさとし。

 「今話してるからさ、さとし!」

バーミヤンが言う。

 「オレも昔ちょっとっすけどギターやってたんすよ。バンドとか参加してみたいっす」

さとしが笑顔を浮かべ言う。

 「だめだね」

ドンが急に真顔で言う。

 「え?」

予想外の反応に戸惑うさとし。

 「今のさとしをメンバーにはできない」

ドンが更に真面目な表情のまま言う。辺りを静寂が包む。

 「まあさ、でもさとし最近少し元気になったね。よかった」

バーミヤンは静寂を切り裂く様に声を出す。

 「それはいいけど、あんた悩みは解決したの?」

テイジーがさとしを真っ直ぐに見つめ尋ねる。

 「え?悩み?何でしたっけそれ。もういいじゃないですか、こうやって盛り上がってきたんだし!」

さとしは呆気らかんとした表情を無理やり作り呟く。

 「さとし、それは違うよ」

シームレスがボソッと言う。さとしはシームレスの方を向く。

 「本当に盛り上がってる?」

シームレスは続けて言う。

 「え?」

さとしは浮かない表情を浮かべる。

 「私はね、本当の盛り上がりって違うと思う。悩みが何かを忘れることが解決することじゃない」

シームレスは淡々と言う。

 「一番を求めたいけどそれを得られなかった自分、さとしはどうすることにしたの?」

テイジーも鋭い視線でさとしを見つめつつ尋ねる。

 「……関係ないじゃないですか」

さとしは不機嫌そうな表情をしながらボソッと呟く。

 「だから私達にも関係あるし、それにあんたにとっては少なくとも一番関係のある話だよ」

テイジーは強い口調で言う。

 「そんな忘れちゃうくらいの悩みだったんだ、切ないな、ハハハ」

ハイコも笑顔で呟く。

 「あんなに落ち込んでたのにそれでいいの?」

トビーも優しく語りかける。

 「…だから、だから何でそうやって思い出させるんですか!元気づけてくれてたんじゃないんですか!元気になったならそれでいいでしょ!」

さとしは大声で怒鳴る。

 「本当の解決をして欲しいんだよ!忘れたふりじゃ何も変わらないから!」

テイジーは声を張り上げる。

 「ドンさん!何とか言ってくださいよ!ゼロベースでしょ?だから忘れることにしたんですよ!」

さとしはドンの方を向き怒鳴る。古びた茶色い革のソファに座っていたドンがゆっくりと立ち上がる。

 「違うよさとし。ゼロベースで考え直すことが大事。忘れることは考えることをやめることだから」

ドンは静かに語る。

 「せっかく……せっかく楽しくなったのに、そうやって乗せといて落とすんですか。最低ですね。結局良いこと言ったってそうなんですよ。苦しんでるやつが好きなんですよね」

さとしはふてくされたような態度で言う。

 「いい加減にしろ!」

バーミヤンが思いっきりさとしに平手打ちをする。打たれた左頬を抑えながら茫然とするさとし。

 「強くなろう、一緒に」

バーミヤンは落ち着いたトーンで言う。

 「……」

さとしは目に涙をうっすらと浮かべ、頬を抑えながら無言で屋上から出ていく。その後ろ姿を見つめる面々。屋上のドアを開けたまま階段を降りていくさとし。

 「これで、よかったのかな」

バーミヤンがボソッと呟く。

 「しょうがないよ。さとしにはちゃんと元気になってもらいたいから」

テイジーも小さい声で呟く。バーミヤン、ハイコ、トビー、ドン、シームレスも無言で頷いている。


 103号室。玄関のドアが開き、左頬を抑えたさとしが入って来る。そのままベッドへとうつ伏せに倒れ込むさとし。

 「……」

無言で息を荒げているさとし。

 「……なんだよ……」

微かに声を出すさとし。

 「……オレにだって言いたいことあるのに……」

そう呟きベッドのシーツを強く握るさとし。


 マルミエール戸越屋上。面々が静かにお酒を飲んでいる。秋の風が屋上を吹き抜ける。

 「もうだいぶ涼しくなったね」

バーミヤンが空を見上げて言う。

 「そろそろ涼しくなって貰わないと。夏は楽しいけどずっと夏でも疲れちゃうし」

テイジーが呟く。

 「でもさ、夏とか冬ってどっちも身体的には快適じゃないけどみんな好きだよね」

ドンが言う。


 103号室。さとしがベッドにうつ伏せのままの状態で寝ている。

 「……一番言いたいこと……」

さとしは顔を上げ、部屋の隅の壁に立てかけられたエレキギターを見る。しばらくエレキギターを見つめた後、立ち上がるさとし。ギターのネックを掴み持ち上げる。


 マルミエール戸越屋上。6人がしみじみとお酒を飲んでいる。古びた茶色い革のソファーに座っているドン。ソファーの肘掛に腕組みをして腰かけているテイジー。地面に胡坐をかいているバーミヤン。七輪の網の焦げ目を箸で突っついて笑っているハイコ。バンドセットのドラムの椅子に腰かけているトビー。屋上の柵の隙間の間隔を再び確かめているシームレス。

 「何で屋上には柵があるんだろうね」

シームレスがボソッと呟く。バーミヤンがシームレスの方を見る。

 「面白いよね。人は柵がないと落ちちゃうんだよ。何で簡単に落ちれるのに、勝手には上がらないんだろうね」

シームレスが柵を叩きながら呟く。

 「万有引力の法則」

トビーが呟く。

 「まさかアイザックの言葉?」

ドンが言う。

 「そう、ニュートン。落ちるのって悪いことじゃないんじゃないかな。みんな下に引き付けられてるからこそ、こうやって近くにいられるんじゃないかと……思う。下に居てこそ」

トビーが茨城訛りで語る。

 「アイザック・ニュートン!引力で愛ザックザク!ハハハ!」

ハイコが笑う。ハイコの笑い声だけが屋上に響き渡る。再び黙り込む6人。雨がポツポツと降り始める。

 「雨だな、そろそろ片付けようか」

ドンがそう言い立ち上がろうとした時、屋上のドアが開く。

 「はぁ、はぁ……」

階段を駆け上がって来たように息を荒げてドアの前に立つさとし。そのさとしを見つめる6人。さとしは無言でギターのケーブルをアンプに繋ぐと思いっきり弦を弾く。

 「ジャーン!!」

大音量のエレキギターの音が屋上に響き渡る。

 「……お前らさ、オレを元気にする前に自分のこと元気にしろよ!バカじゃねーの!?」

大声で怒鳴るさとし。無言のままさとしを見つめ続ける6人。雨脚が強まる。さとしがエレキギターを抱えたままバーミヤンの目の前に歩いて行く。

 「やりたいことあるなら全力でやったらいいじゃないですか!ってかやれるよ!」

シームレスの前に歩いて行くさとし。

 「素直になれない時は嘘ついたっていいじゃないですか!その方が素直だよ!」

テイジーの前に歩いて行くさとし。

 「時間なんてあってないようなものだから気にしなくていいじゃないですか!」

ドンの前に歩いて行くさとし。

 「考え過ぎないでたまには理不尽にわめけばいいじゃないですか!」

トビーの前に歩いて行くさとし。

 「怖いなら自分を守ってもいいじゃないですか!」

ハイコの前に歩いて行くさとし。

 「悲しい時は泣いたらいいじゃないですか!」

さとしは全員に対して怒鳴り散らした後、足を止める。茫然とさとしを見つめ続ける面々。

 「これが……これがオレが一番言いたかったことです!悪いけどオレがこのマンションで今一番めちゃくちゃなこと言ってますよ!」

さとしは俯く。

 「オレ……決めました。一番を得るために、何かを諦めるのはもうやめます」

そう大声を出すと顔を上げるさとし。屋上は静まりかえり、雨音だけが聞こえる。

 「だから……仲間に入れてください!」

さとしはそう呟くと、いびつな笑顔で微笑む。


黙り込むバーミヤン、ドン、ハイコ、テイジー、シームレス、トビー。

「さとし……」

ドンが小さい声で言う。

 「オレら……」

バーミヤンも絞り出すような声で言う。

 「初めから仲間だよ!?」

優しく微笑むバーミヤン。

 「さとし……」

ハイコがいつになく小さい声を出す。

 「おかえり!」

満面の笑顔で微笑むハイコ。さとしを見つめ笑顔で頷いているバーミヤン、ドン、テイジー、シームレス、トビー。

 「た……ただいま」

雨にびしょびしょに濡れた顔に満面の笑顔を浮かべ、涙を流すさとし。雨に濡れながら笑顔で動き出す面々。トビーがドラムの椅子に座り直し、シームレスはキーボードの前に立ち、ドンはベースを掛け、ハイコはバイオリンを持ち上げ、テイジーはギターを手に取り、バーミヤンがマイクスタンドの前に立つ。

 「マルミエーズ初ライブ!観客は0!ハハハ!」

ハイコが笑う。

 「観客は7人だよ、誰が観客は演奏しちゃいけないって言った?」

シームレスが笑顔でボソッと言う。

 「そっか!ハハハ!」

ハイコが笑う。

 「良いライブになりそうだ」

ドンが呟く。

 「それじゃいこう」

トビーも面々を見つめ言う。

 「やっと、ギターが弾けるよ」

テイジーが微笑み呟く。

 「テイジーさん、まさかまだ……」

さとしは唖然とした表情をする。面々と向かい合う形でエレキギターを持ち立ち尽くすさとし。

 「それじゃ、聴いて……『自心』」

バーミヤンが落ち着いた声で言う。トビーがドラムスティックでカウントを取る。

 「1、2、1、2、3」

ドンがベースを、テイジーがアコースティックギターを弾き始め、トビーがドラムを叩き始める。優しい旋律が秋の戸越の空に響き渡る。

 イントロの途中からシームレスのキーボード、ハイコのバイオリンが入る。真剣な顔つきで、演奏する面々を見つめているさとし。バーミヤンがスタンドのマイクを左手で押さえ、歌い始める。

 「♪こたえ見えずに~やめたくもなるわ、何もしたくない~」

ベースを弾きながらドンがもう一つのマイクスタンドの前に立つ。

 「♪(ラップ)黙ってやってきてまだまだだって、中身単に未だに裸だなって、悩んで傷んでも日々やるの、だけどそこに一体どんな意味あるの?」

ドンのラップの後、再びバーミヤンが歌う。

「♪そんな中ひとつだけ確かだったことは~、私は私のまま、いたい~」


 駅からマルミエール戸越へと続く道。リカが歩いている。

「さとし……謝らなきゃ……」

リカは呟く。その時遠くからバンドの演奏の音が聞こえてくる。空を見上げるリカ。


 マルミエール戸越屋上。バーミヤンが歌っている。

 「♪歩く、歩き出してそこから初めてはじまる~、意味がない、人が言っても~」


 歩いているリカ。マルミエール戸越に近づくに連れて大きくなる演奏の音と歌声。早歩きになるリカ。マルミエール戸越のエントランスに付き、鞄から取り出した鍵で自動ドアを開け中に入るリカ。


 さとしは涙を浮かべ茫然としている。歌い続けるバーミヤン。

 「♪向かう、向かい続けそこから全てつながる~、形見えずいくらもがいていても~」

ドンがマイクを掴む。

 「♪(ラップ)轍をこの地に私の形に」

ドンがラップを挟む。

 「♪こたえ創る~、私のこころ」

笑顔を浮かべるバーミヤン。依然として茫然として聴いているさとし。バーミヤンとハイコがさとしの腕を掴み引っ張る。バンドの中に入るさとし。エレキギターを鳴らすさとし。

 「♪(ラップ)後いくつ越えればたどり着く?など理屈並べて迷い苦痛、感じたかねーが、単に高めな、壁見て諦めがんじがらめだ」

ドンが再びラップを入れる。エレキギターで演奏に参加しているさとし。

 「♪この道選び進んでいいのかな?間違いたくはない~」

歌い続けるバーミヤン。楽しそうに演奏をするトビー、テイジー、ハイコ、シームレス。

 「♪そんな中、いつも変わらず想い続けたこと~、私は私になりたい」

とその時屋上のドアが開き、リカが入って来る。リカを見て微笑む面々。驚いた顔をしているさとし。演奏の音が小さくなる。

 「♪歩く、歩き出してそこから初めて始まる~、意味がない、人が言っても」

演奏するさとしを見つめているリカ。再び盛り上がる演奏。

「♪向かう、向かい続けそこから全てつながる~形見えずいくらもがいても」

真剣にエレキギターを弾くさとしの姿。

 「♪望む、望んでみるそこから初めてはじまる~、続く道そこになくても」

満面の笑顔で演奏する面々。

「♪笑おう、笑顔忘れず私を信じて歩く~、暗闇にひとり立ったときでも、こたえ創る、私のこころ」

 「♪(ラップ)轍をこの地に私の形に」

ドンのラップが入る。

 「♪こたえ創る、私のこころ」

アウトロを演奏する面々。さとしはギターを弾きながらバーミヤン、ハイコ、ドン、テイジー、シームレス、トビーの顔を見る。

演奏が終了する。満足気な表情を浮かべる面々。涙を浮かべ拍手をするリカ。静まり返る屋上。

「リカ……」

さとしがボソッと呟く。

 「さとし……ごめん。私……子供過ぎた……」

リカは低いトーンで言う。

 「お前は、オレにとっての一番だって……この歌の二番の途中で気付いたよ!」

声を張り上げて言うさとし。

 「さとし……」

微笑むリカ。

 「このタイミングで冗談入れるなんて、さとし普通じゃないね」

シームレスがボソッと言う。笑う面々。

 「アンコール、アンコール!」

いきなり手を叩き声を上げ始めるハイコ。

 「アンコール、アンコール!」

バーミヤンも合わせて声を出す。

 「アンコール、アンコール!」

ドン、トビー、シームレスも声を出す。その様子を見つめるさとしとリカ。

 「ア、アンコール、アンコール」

手さぐりな感じで声を出すさとしとリカ。

 「イエーイ!もう一回みんなで演奏しよう!」

バーミヤンがそう声を掛ける。再び演奏を始める面々。『自心』のメロディーと歌詞が、再びさっきよりも一層大きな音で、雨の音をかき消すように戸越の街に響き渡っている。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る