第二章 訪問
「うーん……」
さとしは103号室のベッドの上で仰向けに寝ている。天井の電灯から垂れている紐がわずかに揺れている。
「はっ!」
さとしは驚いたように上半身を起こし周囲を見回す。
「あれ、自分の部屋か…」
さとしは放心状態で呟く。
「屋上で飲んでたような…。夢?そういえばカメならぬ神に屋上に連れてかれて、煙が出て…」
さとしはそう呟きながら口元を触る。
「じじいにはなってない」
そう呟くと再び体を倒し仰向けになる。
「それにしても変わった人らだったな。テイジーは綺麗な人だけどかなり男勝りだし、逆にトビーはすげー柔らかい感じだし。ドンも落ち着いてて頼れる感じかな。シームレス…あいつはちょっといただけないわ」
さとしは屋上での出来事を思い出しつつ呟く。
「ふっ、ふふ」
さとしは気色の悪い含み笑いをする。
「思ったよりマンションライフ楽しめるかもな」
さとしは含み笑いをしたままそう呟く。
「ピンポーン」
とその時玄関のチャイムがなる。
「さとしー!まだ寝てるのー?」
玄関の外からリカの声がかすかに聞こえる。
「やべ!」
さとしはリカの声を聞き慌ててベッドから降りる。
「痛っ!」
さとしはベッドから降りると同時に何かを踏みつける。とそこにはバーミヤンが横になっていて、さとしの足がバーミヤンの腹部を踏んでいる。
「痛いな~」
バーミヤンが寝ぼけ眼で寝癖でぐちゃぐちゃになったパーマのかかった髪をかき上げる。
「あー!すみません!」
さとしは驚きとっさに謝る。
(踏み絵踏んじゃったよ!)
さとしは心の中で呟く。
「いいよ、いいよ。踏まれることはよくあることだし」
バーミヤンは落ち着いた声でそう言うと立ち上がる。右手には恐竜のぬいぐるみを握っている。
「すみません。でもなんでここにいるんですか?」
さとしは少し怖くなり尋ねる。
「あれ?覚えてないの?」
「はい…気がついたら寝てました」
さとしは小さい声で応える。
「そっか、まあ大部飲んでたからな~。危うく『のんべえ』ってあだ名になるところだったんだよ」
バーミヤンは手に持っていた恐竜のぬいぐるみを棚の上に置く。
「そうなんですか、なんかすみません」
さとしは謝る。
「まあまあ、そんなもんだよ!ってかお客さんみたいだけど出なくていいの?」
バーミヤンは玄関の方を見つめながらそう言う。
「あ!」
さとしは忘れていたといった表情で声を出す。
さとしは玄関のドアを開ける。
「どんだけ待たせるのよ!」
リカがブスっとした表情で言う。
「わりーわりー」
さとしは後頭部を掻きながら謝る。さとしの後ろからバーミヤンが顔を出す。
「こんにちは。さとしの彼女?」
バーミヤンが尋ねる。
「あ、そうです」
さとしはバーミヤンの存在を思い出し少し驚いた表情で応える。
「誰?」
リカは訝しげな表情で尋ねる。
「あ、隣に住んでるバーミヤンさんだよ」
さとしがリカにバーミヤンを紹介する。
「バーミヤンだよ、よろしくね」
バーミヤンが静かな声でリカに自己紹介をする。
「よろしくお願いします。リカです」
リカも自己紹介をする。
「よろしくね、リカ」
バーミヤンは靴を履きながらリカの背中をポンと叩く。
「じゃあ部屋戻るね」
バーミヤンはそう言うと玄関から出て行く。バーミヤンが出て行くとリカは103号室に入り、玄関のドアを閉める。
「もう部屋に呼ぶくらい仲良くなったの?さとしが?」
リカは不思議そうにさとしに尋ねる。
「話すと長いけど色々あったんだよ」
「ふーん、まあ後で聞かせて」
リカはそう言うと靴を脱ぎ部屋に上がる。
「何これ!昨日私が帰ってから何も変わってないじゃん!」
リカは少しイライラした口調で声を上げる。
「しょうがなかったんだよ」
さとしは慌てて弁解しようとする。部屋の中は昨日の夜から何も変わっていない。ただ床にあったペンギン、くま、恐竜のぬいぐるみは棚の上に綺麗に並べられている。
数日後。
「あーもう23時か。社会人も楽じゃないな」
さとしは戸越駅からマンションへの夜道を独り言を呟きながら歩いている。
「ここ一週間ずっとだな。毎日こんな遅くまで働くとか死にたくなるわ」
さとしは疲れ果てた顔を手で拭う。
「ふう、やっとついた」
さとしはマンション玄関のオートロックを解除する。
「お、さとし、お疲れ様」
さとしがマンションに入ろうとした時トビ―が後ろから話かけてくる。髪は濡れており首からはタオルを下げている。
「トビーさん、ども」
さとしは低いトーンで応える。
「ホントお疲れ様だね。近くにいい銭湯あるから今から行こうよ」
トビーは疲れ果てた顔のさとしを見てそう言う。
「え?家で入るんで大丈夫です。それにトビーさん風呂行ってきたんじゃないんですか?」
さとしはトビーの恰好を見てそう応える。
「え?これはちょっと走ってきたんだよ。体力勝負だからね」
トビーは落ち着いた茨城なまりで応える。
「そうなんですか、元気ですね」
「いいから風呂行こうよ、仕事のこととか聞くよ。一緒に風呂で色々洗い流そうよ」
トビーはそれでもさとしを誘う。
「すみません、マジで大丈夫です。今度行きましょうよ」
さとしは尚も低いトーンで返す。
「そっか。でも行ったらよかったって思うよ。ジャグジーとかサウナもあるよ」
トビーはジャグジー、サウナを強調しつつ更に誘う。
「いやー今日はまだ家でも仕事やらないとなんで、すみません。今度絶対で」
さとしは疲れ切った顔で呟く。
「そうなの?色々話したかったな。じゃあまた今度だね」
トビーはさとしを誘うのを諦め、二階へと続く階段を上がっていく。トビーが歩き去った後、シャンプーのいい香りがマンションエントランスに充満している。
「風呂どんだけ好きなんだよ」
トビーが階段を昇って行ったことを確認し、さとしは呟く。
「そんな暇じゃないんだよオレは。明日も朝から仕事だってのに。早く寝たいんだよ」
さとしはそう言うと大きくため息を付き103号室へと入る。
更に数日後。さとしは103号室のキッチンで夕飯を作っている。
「やきそばのソースあったかな?」
さとしは冷蔵庫を開ける。
「ピンポーン」
その時チャイムがなる。さとしは冷蔵庫を閉め玄関へと向かう。
「お疲れ、さとし。しょうゆ貸そうか?料理してる匂いがしたから持ってきたよ」
さとしが玄関を開けるとバーミヤンが丸大豆醤油を持って立っている。
「あ、大丈夫っす。やきそば作ってるんで。あ、ソース持ってたりしないですか?」
「ソース?ちょっとソースはないなぁ。しょうゆは?しょうゆでやきそばってのも悪くない」
バーミヤンはしょうゆをさとしの眼前に掲げる。
「しょうゆはあるんで大丈夫です、わざわざありがとうございました」
さとしは低いトーンでそう言うと玄関のドアを閉める。
「ソース持ってこいよ、使えないわ。なんでそんなしょうゆ貸したいんだあいつ、明らかにソース顔のくせに」
さとしはそう呟くとキッチンへと戻る。
また数日後。
「いい加減にしてよ!なんで電話もでないで女と飲んでるのよ!浮気よ、浮気!」
マルミエール戸越103号室のさとしの部屋で、リカが怒鳴っている。
「だから会社の同期だって言ってんだよ!仕事の話とかしてたんだよ!」
さとしも顔を真っ赤にして怒鳴る。
「あーそうですか、それでオールでカラオケですか。カラオケで話なんてできないでしょ!」
「バカか?カラオケで歌わないパターンだってあるだろ!」
リカとさとしは永遠と怒鳴り合っている。
「ピンポーン」
とその時チャイムが鳴る。
「誰だよ!」
さとしは大きな声を出し立ち上がり、玄関へと向かう。
「しょうゆ貸そうか?」
とそこにはバーミヤンが丸大豆醤油を持って立っている。
「今それどころじゃないんすよ!」
「そうなの?リカ来てるの?」
バーミヤンは部屋の中を覗こうとする。
「しょうゆはいいですから帰ってください!」
さとしはバーミヤンに怒鳴る。
「リカー、さとしはそんなやつじゃないと思うよ!」
バーミヤンは部屋の奥に向かって一言叫ぶ。
「もういいから!バーミヤンさんには関係ないから!」
さとしはそう言うと玄関のドアを閉める。
「あの人に何か言ったの?」
リカはさとしをにらみながら言う。
「何も言ってねーよ、声が聞こえたんだろ!」
「それだけでわざわざ来ないでしょ!あんたが私に何か言うように頼んだんでしょ。ホントせこい」
「は?何も話してねえって言ってんだよ!」
二人はそれからも永遠と怒鳴り合う。
また数日後。
「あー疲れた、またこんな時間か」
さとしは仕事から戻りマンションのオートロックを解除し103号室に入ろうとする。
「さとし!」
さとしが103号室の鍵を開けた瞬間テイジーが声をかける。
「あ、テイジーさん。お疲れ様です」
スウェット姿のテイジーが二階の階段を降りたところに立っている。
「あんた目の下のクマすごいよ。眠れてないの?」
テイジーがさとしの顔を見て言う。
「ちょっと忙しくて」
さとしは低いトーンで応える。
「私が部屋でギター弾いててうるさいんでしょ。それで眠れてないんでしょ?うるさいならうるさいってちゃんと言いにきなさい!」
テイジーはさとしにきつめに言う。
「え?全くそんなことないですよ。ギターはちょっと聞こえる時もあるけど、気にならないし」
「嘘つかなくていいから!眠れないなら別のとこで弾くから。はっきりと言いなさい!」
またもやテイジーは説教口調で言う。
「ホント違いますって。色々あって疲れてるだけです」
さとしは面倒くさそうに応える。
「じゃあ色々って何?言いなさい!言えないなら私のギターが原因ってことになるよ」
「いや、まあ仕事とかプライベートとか色々ですよ。いいじゃないですか」
「よくない!そのクマを見るたびに気になるから洗いざら言いなさい!」
テイジーは引き下がらない。
「ホントにギターじゃないですよ、テイジーさんに言うようなことでもないっすから」
さとしはいよいよ面倒くさそうに言う。
「ギターなのね。言えないってことはギターなのね」
テイジーはふてくされたように言う。
「違いますよ!次の『鼻見』のときにでも言いますから。ギターじゃないんで、マジで!」
さとしは強めに言う。
「そう、ならそういうことにしておく。でもちゃんとその話を聞くまで私はギターを弾かない」
テイジーはそう言うと二階へと階段を上がっていく。
「なんだよ、意味不明だな。そもそも真上の部屋じゃないのに、そこまで聞こえないっつーの」
さとしはそう呟くと103号室へと入る。
また別の日。さとしは電話をしながらマンションのエントランスを入る。
「うん、分かったよ、今度帰ってその話は聞くから」
さとしは電話で母親と会話している。
「ホントにあんたの父親はだめ。やっぱり妥協して結婚したのがいけなったのよ」
電話越しにさとしの母親が言う。
「妥協って。なんでも妥協することが大事だって言ってたじゃん、昔から」
さとしは疲れた声で言う。
「妥協することは大事よ。でも一番にならないものにはそれなりの理由があるってこと」
さとしの母親はイライラした声で言う。
「もう分かったよ、今度聞くから」
さとしはいつも以上に低いトーンで話す。
「バン」
103号室の前で電話をしているさとしの背中を誰かが叩く。
「あれ、電話中?独り言?ハハハ!」
さとしが振り向くと、ハイコがテンション高く笑っている。
「何?誰かと一緒?」
さとしの母親はハイコの笑い声が聞こえたのか質問する。
「マンションの人だよ。もう親父のことは諦めろよ、そこも妥協したらいいじゃん」
さとしは言う。
「妥協?ダチョウ?訴えてやる!ハハハ!」
ハイコは電話中のさとしに構わずしゃべる。
「ちょ、静かにして!」
さとしはハイコに怒り気味に言う。
「訴える?そうね、あんたの親父を訴えるわ!」
さとしの母親がハイコの発言を受け言う。
「訴えるとかありえないから!」
さとしは言う。
「いや、そうね、でも訴える。その手があった」
さとしの母親は電話を切る。
「ちょっと、訴え……切れた」
さとしは必死で止めようとするが電話は切れている。
「訴えるの?そりゃーないよー、さとし。ハハハ!」
ハイコがさとしの背中をバンバン叩く。
「ちょっと!ややこしいことになったじゃないすか!」
さとしはハイコに向かって怒鳴る。
「まあまあ、元気出して笑っていこ!ハハハ」
ハイコは笑い続けている。
「もうだめだ……」
さとしは俯く。
「何があったの?ポケモンが逃げちゃった?ちゃんと面倒みてないからだよ、ハハハ」
ハイコはおちゃらけて言う。
「マジでポケモンとかそんな次元の話じゃないんだよ」
さとしはそう言うと、ハイコに構わず103号室へと入る。
「さとし、さとしが今まで見つけたポケモンはレアなやつだよきっと、ハハハ」
部屋に入るさとしに向かい、ハイコが未だおちゃらけて言う。
また別の日。103号室から酔っぱらったスーツ姿の男が三人出てくる。
「んじゃしょーがねーから帰るよ、小せえな山本は!」
色黒で短髪の男はさとしに向かい言う。
「すみません、ちょっと明日朝早くて」
さとしは恐縮して言う。
「別に寝ないでいけよ、ノリわりーな絶対お前は出世しないな!」
もう一人の小太りの男もさとしに向かって言う。
「先輩にはかないませんよ、ハハハ」
さとしは愛想笑いをする。
「それじゃ家に帰るか、いえーい!」
一番年上と思われる白髪混じりの男が得意気につまらないおやじギャグを言う。
「さすがマネージャー!ホント面白いっすね!」
色黒で短髪の男と小太りの男が持ち上げる。
「それじゃ、山本もつまらん男にならないように夜遊びくらいしとけよ!」
おやじギャグを言い放った白髪交じりの男が、さとしに言う。
「ハハハ、気を付けます」
さとしは再び愛想笑いをする。スーツ姿の男たちはマンションのエントランスから出ていく。さとしはその後ろ姿を眺める。
「何あいつら?」
急にさとしの背後から声がする。さとしが振り返るとシームレスが立っている。
「あ、シームレスさん。会社の先輩たちだよ」
「ふーん、先輩ね。つまんない普通のやつらだね」
シームレスはボソッと言う。
「いや会社では結構出世してる人たちだからすごいんだよ」
さとしは応える。
「ふーん、あれで?何か、普通だね。さとしの方がまだ普通の中では上の普通だね」
シームレスは単調なトーンで言う。
「いや全然すごいんだよ」
「すごいんだ、ふーん。あれがさとしの理想なんだね」
「理想とは言ってないし……」
さとしは小さい声で言う。
「じゃあすごいってなんなんだろうね、ま、すごくないさとしには分からないか」
シームレスは淡々と言う。
「関係ないでしょ、シームレスさんには」
さとしはムカッとした顔で言う。
「関係ないかは私が決めることだよ。その発想、やっぱり普通だね」
シームレスはそう言うと階段を二階へと昇っていく。
「……どいつもこいつも疲れるわ」
さとしは呟く。
また数日経ったある日。さとしは103号室で横になりマンガを読んでいる。
「明日からまた仕事か、めんどくせ」
さとしはマンガを閉じると呟く。
「ピンポーン」
玄関のチャイムが鳴る。
「またしょうゆか?」
さとしは玄関へと向かい、ドアを開ける。
「やあ、さとし。休日の午後いかがお過ごしかな?」
ドンが本を片手に立っている。
「どうしたんですか?」
さとしは尋ねる。
「お、『今日から俺は!!』読んでたんだ。面白いよね」
ドンはさとしが手に持っているマンガを見て言う。
「ちょっといい本あるから貸そうと思って!これ読んでおくといいよ」
ドンはハードカバーの本をさとしに手渡す。
「あ、ありがとうございます。でも本苦手なんですよね」
「目次だけでも読んでみてよ」
「はあ、ありがとうございます」
「じゃあまたいい本あれば差し入れに来るよ」
ドンはそう言うと立ち去る。さとしは玄関のドアを閉める。
「難しそうな本だな。無理だな」
さとしはそう言うと玄関の靴箱の上に本を置く。本の背表紙には『問題解決プロフェッショナル』と書かれている。
また別の日。さとしは家の中でゴロゴロしている。外からは日の光が差し込んでいる。
「はあ、なんもやる気しない。めんどくさいことばっか」
さとしは寝ながら呟く。
「ピンポーン」
玄関のチャイムが鳴る。さとしはチャイムに気が付くが出ようとしない。
「ピンポーン」
またチャイムが鳴る。またもやさとしは出ようとしない。
「ピンポーン」
再びチャイムが鳴る。
「うるせーな」
さとしはそう呟くと玄関へ向かう。さとしがドアを開けるとドンとバーミヤンが立っている。
「さとし、今からバーミヤンとビジネスセミナーに行くんだけど、一緒にどうかな。いい気分転換になるし、きっと得るものはあるよ」
ドンは清々しい顔でさとしを誘う。
「あ、大丈夫です。ビジネスとか興味ないんで」
「ビジネスマンなのに?『今日から俺は!!』読んでたのに?」
ドンは不思議そうにさとしに聞く。
「マンガですよ?今日は家でゆっくりしたいんです」
「まあまあ天気もいいし行こうよ。きっとさとしの仕事にも役に立つよ」
ドンは尚も誘う。
「オレもよくわからずドンと前行ったんだけど、結構面白いよ。オレの仕事にも役に立ったし」
バーミヤンは微笑みながら言う。
「大丈夫です。何かそんな気分になれなくて」
さとしは低いトーンで言う。
「そんな時こそだよ、『今日からさとしは!』だよ」
ドンはそれでもさとしを誘おうとする。
「ホント今日はすみません」
さとしはそう言うとドアを閉める。
「平日仕事して休日までセミナーなんて行ってられっかよ。それにバイトでビジネスセミナーが役に立つわけないだろ」
そう呟くとさとしは再び横になる。
「さとし大丈夫かな」
玄関の外でバーミヤンがドンに話かける。
「結構元気ないよな最近。どうするか303で考えよう」
ドンがそう言うと、バーミヤンとドンは二階へと続く階段を上がっていく。
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