疲労困憊


 夜中の3時。わたしたちは教会に向かって歩いていた。


 学校がある日は通常1件のはずが、なぜか今日は3件。しかも、最後の最後でハプニングが発生してしまったものだから、とても疲れていた。


「報告書、僕が2枚書くから、柊は1枚ね。それで、今日の夕方分のリスト、確認しておいて」


「うん…。お家帰りたい…」


「帰れたとしても、大した寝られないよ」


「だよね…」


 わたしたちは力なく笑った。


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