群像転生物語 ――幸せになり損ねたサキュバスと王子のお話――

作者 宮島更紗/三良坂光輝

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★★★ Excellent!!!

第二章完エピローグまで読みました。話はまだ半ばでしょうか、とにかく読み応えのある作品でしたのでレビューを。
緻密な世界観をもつファンタジー世界を舞台に、三人のキャラクターが運命に翻弄されていくさまが見事に描かれています。運命の中心となるのがツガイシステムであり、ヒロインがサキュバスであることです。この設定が物語に宿命的な方向性を与えているところ、すごいと感嘆しました。
この物語のすごいのはとにかく緻密な世界設定、そして脈動するキャラクター達、タイポグラフィー的な表現、これだけの長編を読ませる語り口です。なんとなく重厚なハードカバーの似合う物語でした。

★★★ Excellent!!!

二章8までを読ませて頂きました。

少女マンガちっくな乙女が恋する物語です。
それでいて異世界転生の内容というのは、僕としてはかなり新鮮な感じで、楽しく読ませてもらっています。

主人公のつばささんの想いが一途であるところに、とても好感が持てました。
運命のいたずらともいえる障害まみれの恋を、みなさまもぜひお楽しみください!

★★★ Excellent!!!

終盤が変更されていますね。

この作品の魅力は群像劇らしい群像劇であるというのがあげられるかと思います。

ラストの畳み掛けるような展開は変わらずですがどうしても人を選んでしまうかもしれません。私は好きですが。
良くまとまってるので時間のある方は読んで損はないでしょう。

★★★ Excellent!!!

私がファンタジーを読む際、特に異世界を舞台とした作品を読むときに重視している評価点は二つあります。

1つは、キャラクターが『その世界のリアル』に生きているかどうか(特に、クリーチャーが)
もう1つは、作者の構築したその世界が本物であるかどうか。

この作品は両方とも文句なしで合格! …なんて上から目線で書くのが申し訳ないレベルで非常に高い完成度です。

転生後にしっかりと子ども時代を描き、しかもそれが魔物の家族だっていうんだから…もう、その時点でモンスター好きは狂喜乱舞モノでしょう!

登場人物はどれもキャラが立っており、覚えやすいのを通り越して自動的に頭へ入ってくる出来栄えでした。異世界独自の(魔物としての)文化も実によく練られています。これは参考になる!

そう、人間の常識なんて通用しないんだ! 魔物の世界では!
おっと、作中では二人の主人公を交互に見せる事で価値観が偏らないように出来てますけれど。
元から偏っているので、私はw

前世の記憶(縁)を持ち続けている事は、幸福か? 不幸か?
そんなテーマを感じさせてくれる恋愛パートも必見です。

人の社会に飽き飽きしている貴方へオススメします。

★★★ Excellent!!!

作品の概要を読む限りでは切ない感じなのかなって思い読み始めてみたものの。確かに切なさは覚えるものの、意外とコミカルで可愛い恋愛ファンタジーですね。面白いです!

所謂異世界転生モノ。でも、変に最強設定とかそういうのではないのが個人的には好きです。何気に魔族のツガイの設定が結構衝撃的で、それで読み進めてしまった感があります(笑)

ファンタジー好きな方だけではなく、恋愛好きな方にもおススメしたい作品です。