第59話 I wish..♥願わくば♡ 59 加筆修正有2020.08☆

59.


=== 仁科葵 & 仁科賢也 & 仁科智也 ===




 「賢也、智也、私ね・・愛すべき貴方達ふたりの息子を

授かれたことは本当に私にとって最高のプレゼントだって

思ってる。( ˘ ³˘)~♥サイコウ



 だから、夫婦としてお父さんとは上手くいかなかったけど

全てが駄目だったってわけでもなかったと思うの。


 今が一番大事だからね、一生懸命前向きに生きるわ。


 ここに来るには、ちょっと時間が掛かるけれどいつでも来て。

おいしいモノ作って待ってるから」




 「ぜひそうする。

ほんと、ここは自然に恵まれてていい所だね。

仕事のことがなかったら、俺もこんな所で暮らしたいよ」

と賢也が言った。



『オレも年とったら、畑してみたい。かあさんがここで

根付いてくれてたら、将来こちらに住む拠点も移しやすそっ。


そういう意味でも、かあさん、頑張ってくれよンっ♡~~~♡♡』

と今度は弟の智也が続いて言う。



「西島の父ちゃんがその頃になったら隠居生活に入ってる

かもしれんし。譲ってもらえんとも限らんから、オマイ

貯金しっかりしとけっ。」(๑◔‿◔๑)




『おっしゃぁ~、お金溜めるべぇ~♡』





(´∀`)アオイ ( ^ω^)ケンヤ ヾ(*´∀`*)トモヤ ノキャッキャ.




 久し振りに会った息子達はコウやミーミと戯れたり畑へも

一緒に行って野菜を収穫したり、自然を満喫して日曜の午後

帰って行った。


 Byebye-~♡ken-tomo♡~ ( =①ω①=)コウ+ o(=ёェё=)o ミーミ♪





 帰ってゆくふたりの背中を見つめ、彼らの行く末が幸多かれと

願わずにはいられなかった。



 いつもじゃなくって、瞬間々なんだけどね

 幼い頃の息子達との日々を思いし懐かしむことがある。



 そんな中でも私の荒(すさ)んだ気持ちを解きほぐしてくれた

出来事は私の一生の宝だ。


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