第51話 I wish..♥願わくば♡ 51 加筆修正有2020.08

51.


=== 仁科葵 & 仁科貴司 ===



 『もしかして、浮気してたってこの俺様だぞ。

妻からもずーっと愛され続けてきたんだぞっ、なぁ~んて

思ってた?


 他所の女達からモテモテの俺様から離れられないだろ

惚れた者負け・・ほれほれっ、文句云わずこの俺様に

かしずいてりゃあいいンだ、とか。


あなたの考えはそんなトコだったンじゃない?


(ノ≧ڡ≦) ソンナワケ ナイダロッ



 ごめーんっ、それがそうでもなかったの。

 あなたは、ずーっと昔に私のATMになってたのぉ。



 好き勝手してきたのに突然の宣言。

 ほんとっ、あなたってズルいよね。٩(๑òωó๑)۶ ズルイゾッ



 周りの浮気を重ねた不良仲間が次々奥さんから熟年離婚される

のを間の当たりにして、突然今から妻だけに・・・



 最愛の妻だけに心を捧げて大切にしてゆくことを誓います

って、私や息子達、義両親、私両親、友人知人集めて

宣言するンだもん。



 思わず咽(むせ)た。ナニイッテンダ(๑•̆૩•̆)





 最愛の妻って?⁽⁽(*꒪ั❥꒪ั*)⁾⁾ ダレダヨ


 私思わず誰のことなんだって後ろを振り向いたよ。



 それ、私のことじゃないわよねって。

 あなたにいつから最愛の妻がいたの?

 一度聞いてみたかったのよね。


 ねぇ~、その最愛の妻って誰のこと?


 そんな人、いたの? 』





 「えっ、何を・・・君のことだよ、決まってるだろ

葵のことに決まってるだろ? 何云ってるンだよ。

 最愛の妻は葵、君のことだ。


 君しかいない、昔も今も、」( ˘ ³˘)♥アイシテル





俺の声は震えていた。

云いながら、心もとなかった。



 だんだん、自分の思ってたこと今云ってることに

自信が無くなっていた。




 「君がそれ程傷ついていたなんて・・すまない。

反省している。(˚ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )スマンォ


 だから、敢えて皆の前であんなふうに宣言もした。

こっちに帰って来てくれないか!



 今まで通り親子4人で暮らそう。


 君の云うことには耳を傾け、大切にしていく。


.。.:*♡ ◖(´⌣`*)◗.。.:*♡ ♪


 家族旅行もたくさんして思い出作りもしていこう!

 (*˘︶˘*).。.:*♡    


 仕事もボチボチ減らしていって、君や家族と過ごす時間を

増やしていくつもりだから。考え直してほしい」


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