10「変わっているの?」
そして、ごく単純に、世界は一変した。
「サトミさん!」
「ええ」
二人は、その異変に気が付いている。
それが彼らのために用意された仕掛けだということも、瞬時に理解する。こんな大掛かりに何かをしでかすのは、今では一人しか思いつかない。
何かにまとわりつかれたような感覚。
温度ではなく、湿度ではなく、存在するのに普遍であるがゆえに希薄な感触。
ひとくくりにしてしまえば、避けたい、という感情を呼び起こす、本能的な違和感というものを、二人は共通して捉えていた。
ここまで直接的な感触はなかなか味わえない。魔術について知らないが、感覚が鋭い人間であれば、その不快感から嘔吐をしてしまうほどだ。ミハエルも里見も、こみ上げるものを抑えていた。二人は理由を理解しているため、気を張れば、この程度では何も影響はでない。
「こんな手に出るなんて」
里見がいない相手に愚痴をこぼす。
「少し、強烈ですね」
ドアを強くノックする音がして、ミハエルはドアを開ける。
そこにはいたのは唯だった。彼女も、二人ほどではないにしても、何かが起こった、ということは感じている。
「ミーちゃん」
「ええ」
その言葉に、ミハエルは簡潔に同意する。
「嵌められたみたいね」
里見は、ボソリとそう言った。
唯は、里見がどんな交換条件を受けたかは知らないが、その期限がまだ終わっていないことを知っている。
その上で、穂波は、その期限前に仕掛けてきたのだ。
どこまでも策のうち。
彼は、一言も、『期限前に攻撃を始める』とは言っていない。
いや、現段階では、まだ『攻撃』という表現が適切かどうかはわからない。
魔術師が先手を打つ、ということは、よほど成功の確信があるということに他ならない。多くは周到な準備を必要とする魔術、魔法は、カウンターとしての対策を練っていなければ、後手に回って負けるのは必至である。世の中には、エーテル自体を使えなくする対魔法士用の魔法も存在している。完璧な先手を、迅速に的確に、が魔法士同士の戦いにおいては、何よりも優先される。
攻撃を理解した時には、大抵死が待っている。
「とりあえず、外に出るわよ、このままいても意味がないわ」
だが、今は罠に嵌まっている。
嵌まりそうなら回避をせず、相手に飛び込んで罠を崩す、それも常套手段だ。
「ええ」
ミハエルが横に置いてあったレイディアントを握る。その剣は、それが自身の分身であると認識しているかのように、特別な用件があり、外に持ち出せない限りは、いつでも彼とともにある。
「私……」
唯が、戸惑った様子で声を出す。
「三分待つわ」
「うん」
私服の彼女が、制服に着替えるための時間である。本当は一秒でも時間が惜しいはずなのだが、里見は彼女の気持ちを察しているため、猶予を与えた。
頷いた唯が部屋から飛び出す。
自分の部屋に戻ってから、彼女は、全ての思考を一時中断して、着替えを始めた。
もう、学校には通っていない。通おうなどとも思わない。一年前では日常だった服が、いまや戦闘用の服に変わっている。戦いの度に、傷が増え、何度も補修された今はもうこのとき以外に着ることはない。
それでも、だからこそ、彼女は、美咲の血に濡れたこの制服をいつまでも使い続けている。
里見にもらったナイフをふともものホルダーに取り付け、修理済みのオートマティック拳銃を胸に仕舞う。
迷いはどこか知らない場所へ。
選択は終わっている。
今は、里見とミハエルの仲間なのだから。
きっかり三分後、三人は合流し、ホテルのエントランスに立つ。ミハエルも里見も、服装に変化はなく、二人とも、それぞれに似合ったスーツを着ていた。里見は、普段通り、メガネをかけている。
深夜といえども、高級ホテルのフロントは開いている。何人かの従業員がいたが、彼らの姿を一瞬確認して、すぐさま自分の仕事に戻った。宿泊客が迷惑に感じるのであれば、必要以上に干渉をしようとしないのも、良いホテルでの対応としては正常である。
問題は、それが正常だということだった。
魔法か能力かはともかく、これだけ大規模な何かを仕掛けてきたのだ、
感覚の鋭い人間であれば、違和感を持ってもおかしくはない。
無関係の人間をまるごと巻き込んでいるとしても、おかしくはない。
それなのに、まるで平然と、フロントは作業を続けていたのだ。
「行くわよ、注意して」
里見の合図とともに、三人は外に出る。
「な、これは」
ミハエルが、最初に声を出した。
変化は、一目瞭然だった。
唯にも、何か異常なのか、見て取れる。
一面、外は濃い霧に覆われていた。
視界はゼロではないものの、夜間で照明が少ないからか、数メートル先までしかはっきりとしない。
ここ数日、彼らが日本に来てから、天気が良い日は少ない。
今日の昼も、重い雲が立ち込めていて、雨が降り出してもおかしくはなかった。だから、この夜中に、街が霧に包まれたとしても、それ自体は、決して不思議ではない。誰しもが、そう思うだろう。
それが、エーテルによるものでなければの話である。
事実、この霧は、空気中のエーテルでほぼ構成されていた。正確を期すならば、エーテルそのものではなく、エーテルと水分を混ぜ合わせてできた、不安定な架空粒子である。
「どういうことよ」
霧を起こすだけなら、他にも方法はある。
わざわざエーテルを混ぜる必要はない。つまり、霧を起こすことが術者の本来の目的ではないということだ。
「身体に影響はないようです」
ミハエルが、里見に向かって言う。
「うん、おかしい感じはしないけど」
制服の自分の体を見渡して、『おかしくないことが奇妙である』という口調で、唯も里見に言った。
「魔法も使えるみたいね」
二人の言葉と、自分の感覚を調整して、里見が結論を出す。
「これは、結界ね」
「可能性としては、それが最も高いでしょう」
「それにしては、大げさにもほどがあるわ」
「結界?」
里見の不審気な言葉に、唯が聞き返す。
結界とは、内と外を別な世界とする行為であり、認識のズレを生み出す行為でもあり、特定の能力を発動させるための限定空間を作り出す行為でもある。
どの結界でも、一つ明確にされているのは、『結界という認識を対象者にさせない』ことである。古今東西、それが結界の定石手段だ。結界とは、本来あまりにも受身の方法である。足を踏み入れれば罠がある、ということがわかっているのに、誰が踏み込むだろうか。結界に閉じ込められたとわかれば、最優先で結界は消去されるはずなのに、誰が堂々と、『これは結界である』と見た目でわかるようにするであろうか。
敵の結界に入り込んで、飄々としていられるとすれば、結界の種類を判断して、これが行動に害のない結界だと思わなければいけない。
こんなことは、少しでも魔法を学習したものはいうに及ばず、この世界に身を置くものであれば教えられていなくても理解に難くはない。唯も、当然ながら、これが結界として異常、デタラメ、不恰好であることはわかっている。
単なる失敗だろうか。
唯は浮かび上がったその思考を排除する。
唯は、穂波に一度しか会ったことはない。
それでも、あの男が、どこまでも、計算で動いている、ということは理解しているつもりだった。この程度の失敗をすることはないだろう。これは、まだ予定範囲内の結果であるべきである。
「何を企んでいるつもりかしら」
里見は、きつい口調で周囲を見て言う。
道行く人は、悪くなった視界に苦い顔をしながら、普段と変わらず歩いている。何かが起きている、という認識はないのだろう。
「基点を探しましょう」
「そうね」
ミハエルの提案に里見も頷く。
結界には、必ず、基点というポイントが存在する。魔術師それ自体が基点であることも、魔方陣などで基点を構築している場合もある。どちらかといえば、後者が多い。基点を複数に分担することでリスクを減らすのは無理もないことであるし、前者だと、結界を張った魔術師自身も身動きが取れない。直接的に攻撃を仕掛けてこない結界である以上、今のこの状況では考えにくいだろう。もっとも、向こうに、結界専門の魔術師が一人いれば、話は別である。
「離れるのは、少し危険ね」
二手に分ければ、片方は一人になる。
唯を一人にするには心許なすぎるし、ミハエルでは基点を発見しても消去できるかどうかはわからない、かといって、里見が単独になれば、この視界を残った二人で切り抜けるのは至難の業だ。
不用意に霧を吸い込まないように、里見は口元を押さえていた。唯は知らないが、里見自身、この三人の中では魔術耐性が一番低い。一般人並み、条件次第ではそれ以下といってもいい。普段は視界で収めてから、危険な箇所を避けているのだが、こうも立ち込めていると予防も最低限となってしまう。
何かきっかけで、何が起こるか、未だに予想がついていないのである。
要するに、自分対策だ、と里見は感づく。
「予測はできますか?」
ミハエルの言葉の前に、里見は空を見上げていた。メガネをしていながら、目は細めている。
唯は、それを横目で見て、これが里見のエーテルを見るという行為なのだろうと思っていた。唯は、エーテルを見る特別な方法は持ち合わせていない。経験がないからだということであり、今や日常の視力とエーテルを見る目が同化し始めているということであった。見るという単一の行為にのみ特化している里見のように、種類や構成要素を見分けるまでには至っていないが、少し注意をすれば大体見える、というくらいだった。
エーテルを見るためには、通常、意識的なスイッチの変換を要する。集中しないと、音や映像を適当に流してしまうのと原理は同じことだ。純血の人間であり魔術師になりえる才能を持つミハエルも、魔術師ではなく魔法士である里見も、そのスイッチをイメージして映像を取り分けている。
そのための特別な方法がない、ということが、どれだけ異常な行為かは、唯は気が付いていない。
「そう、ね」
数回目を瞬かせ、里見は二人を見た。
「純円形、基点は等分配置じゃなくて、一点式かしらね」
唯は、その里見の素早い判断に感心していた。彼女は、里見が、この霧の中で一体何を見ているのか、見当もつかない。彼女が見ても、通常の視界と同じく、エーテルの霧がただ見えるだけである。
「それでは、中心に向かった方が無難ですね」
横にいたミハエルも同様のようである。
「範囲は結構広いわ、もしかしたら、キロ単位かも、基点の位置はここから、って?」
「うん?」
おかしな声を上げた里見に、思わずつられて唯も声を出す。
「基点が、動いている……」
「そんな、馬鹿なことが」
基点が動いているということは、結界が動いているということだ。
一度張った結界を維持しつつ、移動する何かに従って、ともに移動をする結界、これが魔術原則を無視した行為でなくてなんなのだろうか。
「まだそれほど速くない、でも、これは、飛んでる?」
「そんな魔法があるの?」
唯の質問に、里見が反応して、笑顔になった。
「ビンゴね」
その言葉に、唯が首を傾げる。
「そんな魔法は無理。魔術師にはできないことね。だとしたら、これは宝物か、混血か、異種かのどれかよ」
「それで、どうしますか?」
「宝物なら、扱っている人間を叩く、混血や異種なら本人」
「魔術師とどう違うの?」
「結界専用の能力。こっちからの魔術干渉で消すのは、ちょっと厄介ね」
「つまり、行為者を捕まえないといけない」
里見の説明に、ミハエルが補足をする。
魔術であれば、魔術で消せる。
しかし、混血や異種の能力は、根本を同じにしながら、発動法則が異なっているので、正面から対抗できないことが多い。
宝物は、単機能を与えられた道具に過ぎない。だから、多くは、魔術に対抗できるような措置が講じられている。使い手も魔術師であることが多いので、更に厄介であるが、宝物を稼動させながら、魔術を使うのは相当なキャパシティがなければいけない。
「どちらせよ、向かうしかないわ、方向はこっちよ」
里見が、正面を指差す。そこは、駅の向こう側、彼らが先日それぞれ戦っていた方向だった。こちら側の繁華街と違って、反対側は再開発予定地のまま放置されて、ほぼゴーストタウンと化している地区である。
これから一戦交える可能性は高いが、それでも、彼らが公的機関である以上、一般人を巻き添えにしようとは思っていないのだろう。彼らが守るべきは、ここにいる日本人なのだから。そう願うしかない。
不意の攻撃に気を配りながら、三人は駅を越えていく。終電は過ぎてしまったようで、改札口の先は明かりが消えている。構内にも人は少ない。街は眠りに近づいている。
階段を下りて、駅の反対側に行く。
「まだ、あっちのようね」
里見が先頭に立ち、二人を誘導する。
更に、人は減っている。霧のせいもあるが、全く人の気配すらしない。一般人はどこにもいないと判断して良いだろう。
唯は後ろにつきながら、霧が濃くなっているのを感じていた。中心に向かっているからかもしれないと思っていたし、そう思っているから、濃いのだと勝手に思っているのかもしれなかった。
百メートルほどを直線で走り、駅から離れる。
カンッ
「何?」
三人の隙間で、音がする。
振り向いた先、そこには、コンクリートに突き刺さるナイフがあった。
唯は、気配に気が付かなかった。二人が驚いた顔をしている、彼らも投げられてからわかったのだろう。
どれほど遠くから、投げられたのだろう。
攻撃の意思はない。
むしろ、攻撃の意図がない。
その気になれば、誰かに刺さっていてもおかしくはなかった。隙間に刺さったのは偶然ではなく、投げた相手が加減したのは間違いない。
多分、それは、発射された元に視線を向けろ、という指示であろう。
臨戦態勢を取ろうと、三人は身構える。ミハエルは剣を鞘からすぐ抜けるように、唯は胸の拳銃に手を掛けていた。里見だけは、何もしていない。
「初めまして、お客人」
ふざけた声で、子供が霧の中から現れた。
里見が出会った、少年である。
のほほんとした表情で、笑っている。薄めの長袖のシャツを着て、それは、どこにでもいるような、少年だった。身長もさほどなく、もちろん唯よりも低い。外見上は、十二歳くらいだろうか、と唯は予想する。
異質なのは、彼が黒いサングラスをかけている、ということだった。そのアンバランスさは、子供が親のもので遊んでいるの同じように、似合っていなかった。そのためか、少年の細かい表情は読み取れない。
「薫の部下ね」
「そーでーす」
愉快そうに、だるそうに、彼は里見の問いかけに返した。
何が面白いのか、ニヒヒ、と笑う。
「薫のところまで案内してくれるのかしら?」
「んー? どうしよっかなー」
「いい加減に」
口調を強めたミハエルの脇を、無反動で、ナイフが通り過ぎていく。発射地点は少年からだったが、何をしたのかわからないほど速い動作だった。今も彼の手には何も握られていない。
「発言権はありません」
ミハエルをからかって、少年は笑い続ける。ミハエルが不意の攻撃で反応できない速度で、ナイフを投げる少年だ。
「それで?」
感情を殺して、里見は聞く。
「おみやげ」
少年はそれだけを言って、手旗信号みたいに、向かって右側に左手を伸ばした。自然、少年に注意を置きながら、三人の視線はそちらに移される。
そこに立っていたのは、一人の少女。
ゆらり。
静かに、揺らめく。
三人の動きが止まった。
それは、在ってはならない。
それは、逢うはずもない。
覗かせている虚ろな表情は、誰が知っているよりも白皙で、腰まで伸びるのは絹にも似た黒髪、唯と全く同じ、紺のセーラー服から垣間見えるのは、折れてしまいそうなほどの細い手足。
それが、誰なのか、わかりすぎるほどに、何も変わっていない。
それは、死んだはずの、神楽美咲だった。
唯の中で、心臓が跳ねる。
壊れてしまいそうなほど、鼓動は強く、心臓が飛び出してしまいそうだった。
穂波は、失ったものを取り返せると言った。
「あ、はは、は」
胸から溢れてくるのは、奇妙な笑い声。
自分が漏らしているのか、それもわからない。
声は、自分にだけ響いているかのようだった。
禁忌に部類する方法で、穂波はそれを実現させるとも言った。
閉じ込めたはずの結論が、再度疑問となって問いかける。
叶えたい?
最終的には否定した。
今あるものを、大事にしよう、と。
それが、彼女に対する、気持ちだと。
しかし、今は?
叶えたい?
それは既に叶えられた願い。
後は、その手を伸ばすだけ。
それでも、否定できる?
静かに、問いかける。
でも。
自分に否定をする。
何が怖くて、嫌がるのか、わからない。
唯は、もう一度彼女を見る。
本当に、何も変わらない。
あのときのまま、時間が止まったように、彼女は、何も言わずに立っていた。
倒れてしまいそうな意識の中、一度出した決定を取り戻そうと、彼女は理性的な判断をしようとする。
それは、ホンモノ?
確かに、彼女は死んだ。
その事実は、変わりようもない。
だとしたら、穂波は、どうやって、彼女を取り返せるというのか。
あれは、自分を騙すための作り物なのではないだろうか。
猜疑心が、平静を保たせる。
そうだ、あれは、夢で見たのと同じ、ただの、幻に過ぎない。
動き出そうとする体を、必死で止める。
数メートル離れたところに、彼女がいる。
その思いを、どうにかして、閉じ込める。
そのとき、微かな光を浴びて、彼女の手が煌いた。
気づいた時には、もう遅かった。
理性は完全に欠落して、体が彼女を掴もうと前のめりになる。
「美咲!」
言葉と同時に、唯は駆け出していた。
彼女の左手の指に光るのは、紛れもない、唯とともに買った、おそろいの指輪だった。たとえ穂波がそれを知っていて、全く同じ偽物を用意したとしても、もう唯には関係がない。天秤は、勢い良く、それまでの結論を崩して倒れてしまったのだ。
あと一歩、そこで彼女に届く、という距離で、美咲は、霧に隠されるように、ふわりと姿を消した。
唯は、彼女を追って、霧の中へ入っていく。
「唯ちゃん!」
里見が叫んだが、唯の耳には入らない。
ただ、なくしたものを手に入れるため、駆けていく。
それを、里見が追いかけた。
ワンアクション遅れて、ミハエルも動こうとする。
が、それを危機感が制止した。
「おっと、兄ちゃん、アンタの相手はこっち」
ミハエルの前に、少年はナイフを突き立てる。柄もない、刃だけのナイフを指で掴んでいる。
「こうも簡単に分断されちゃー、張り合いがないね」
ミハエルが剣を抜き、少年の持っていたナイフを弾いた。
「それじゃ、時間まで遊びましょうか、呪われた剣のお兄ちゃん」
「死を覚悟してください。その言葉は耳に障ります」
ミハエルは彼女達に追いつくことを諦め、少年に向けて剣を構えた。
「どうぞご自由に」
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