第108話心を落ち着かせるのは野菜
2017年12月1日金曜日
朝っぱらから、トラウマがフラッシュバックするので、ルサンチマンに書いてみようかとも思ったけれど。
それより重大なことに気が付いてしまった。
ここのところ、野菜が手に入りにくいと一日の必須野菜はもっぱら青汁でとっていた。
しかし一日くらい抜いてもいいだろうと昨夜はそのまま寝てしまった。
39℃の熱を出して、息苦しくて、風通しのいい客間で休んでいたところ、父が
「客間に入るな!」
と言ってわけのわからないままサンドバッグにされて立ち上がれなくなるほど蹴られたのである。
「客間はお客さんをお通しする間」それはわかる。しかしうちは客間を家電置き場にしており、客人のあった場合は居間にとおすのが慣例で、どうしてそんなに客間にこだわるのかがわからなかった。
しかしよく考えると、父が暴力をふるうのは必ず、母のいないときなのである。
それからも、居間でソファに座っていると、後からずかずか入ってきてソファの位置をずらしながら、
「おまえなんかわたしが本気をだせば死ぬんだぞ」
と脅しをかけてきたから、
「そのときお父さんはどうなってるの?」
と注意深く発言したら、それも無視して、
「おまえなんかぐっちゃんぐっちゃんだ」
と得意気なので、
「そのときはお父さんは犯罪者だ」
と切って捨てた。
娘を脅して喜ぶ親っているんだろうか?
彼の場合西部劇と銃撃戦の映画が大好きだから、のぼせて言ってしまうのかもしれないが、婦女に対して命を脅かすような発言はアウトである。
しかし今日のわたくしは精神不安定だ。
わたくしは精神を病むほど父親に虐待された。
幼いころから、体罰は普通だったし、なんにも悪いことをしていないのに玄関から締め出されたりした。近所の家に助けを求めると、電話連絡を受けた父が迎えにきたものの、家には入れてくれず、また締め出された。妹もそれで怪我をさせられたりしたが、わたくしが一晩中看病してやったのにもかかわらず、彼女は「あたしが病気になったのはおねえちゃんのせい」と口走るほど酷薄だ。
違う、おまえに暴力を働いたのは父だし、おまえだって夜中に母と車で逃避行したりしてたでしょう。
と、いうことをみんな思い出したのである。
ところが、野菜を食べたら、落ち着きを取り戻し、トラウマは意識の底に沈んでいった。
こころを支えるのは食べ物と睡眠。
カクヨムでも再三アドバイスされてきたし、そうか、と食べ物は食べてきた。
しかし今日こそ野菜の重要性に気がついた日はない。これは発見。
すぐメンタルを崩すのは野菜不足とわかりました。
いろいろご心配をおかけしましたが、ありがとうございます!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます