第3話パワーイズジャスティス!?



 父は誰を支持しているとかはここには書かないが、日本が世界にちっとも認められてないと思ってて、それは武力を持ってないせいだと主張している。


 日中、日露戦争で、ようやく日本は認められてきたのだ、力をつけてきたねと、と熱く語る。


 そうだろうか? ならなぜ戦後日本から武力を奪うような憲法が生まれたのだろうか? ドイツの真似をしたのは知っている。日本の心は、世界に認められるようなものではないということではないだろうか?


 大きな武力を持つには誠意も精神的成長も追いついてない。これを世界は認めがたいありようだと、みなしたのではないだろうか?


 武力があれば認められる、などと主張するようだから、精神的に幼いと言われることになるのではないだろうか?


 日本が神を失ったのは、昭和天皇が戦争責任をとろうとした結果だと思う。

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