第16話 ブルーのワイシャツ

ミ ナミ 


「カッチャン、カッチャンとは事実婚出来ないと思う」


カッチャン


「僕も・・・」


ミナミ


「事実婚は、結婚と同じなんだよね?


友達以上、恋人未満でいない?」


カッチャン


「それより、どうしてこんな話になる?ミナミ、


よく考えて決めるんだよ。僕も事実婚は出来ない


失いたくないものがあるから」


ミナミ


「私もカッチャンが教えてくれた事で分かったの。


カッチャンのお嬢さんの母にはなれない。だから」 


カッチャン


「お互い、親なんだよ」 


いつも二人は主人公になってしまう。


真剣。


マリ先生


「おかあさん・・・」(心配そうに)


ミナミ


「大丈夫」


とマリ先生に返した。


ミナミは、マリの何気ない言葉に、和也にマリ先生の存在を


感じた。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る