ご無沙汰しております。
この作品のテーマはLGBTやGID当事者との恋愛なのでしょうか?私は男と男の友情を深く深く、赤裸々に描いた作品と言う風に捉えました。これ程、男の友情に精通しているなんて、女性がこれを書いたとは思えない……。
女性の方は異論があるとは思いますが
男の友情は女性とは違い深い絆と情でとてもとても深く結ばれています。
一度信頼し合うと何年たっても、会わなくても相手の事を思いやり、損得勘定無しに行動する事が出来るのが男の友情です。
よく言われるけど、殴り合いの喧嘩をした翌日には、もう笑い合いながら酒を酌み交わす事が出来る(真の友達じゃないと無理ですけど)のもそう言った裏打ちがあるからです。
女性には中々理解出来ない様ですけど……。
(女性の方ごめんなさい:;(∩︎´﹏`∩︎);:)
「nose kiss」でも少し書いたけど友情の行き過ぎた形が同性愛だと思っているので、それまでの過程を分かりやすく、ナチュラルにいやらしく無く描けているのでとても上手いなと思いました。
斉木と坂田も男の友情をしっかりと育くんでいった上で恋愛に発展したのだから、その絆と情の深さは、男女の恋愛では絶対に表現出来ないと思います。
また水谷のふたりを助ける為、守る為の行動に女性の方は違和感を感じていたのでは無いのでしょうか?なんでそこまでするの……と??
しかしながら彼は、将棋を通じて坂田と男と男の友情を深めており、それに裏打ちされた行動なので、男からすれば当たり前の行動なのです。
彼は坂田をちゃんと男として認めていたのです。斉木とも坂田の事を通して男の友情を深めており、ダイイングメッセージも水谷に当てたもの、彼らが亡くなってから数年後、わざわざパリにまで墓参りに行くのも彼らの友情に応える為です。
これぞ男なのです。男同士の友情なのです。
如月さんの意図とは違う捉え方をしたかも知れませんが、これがこの作品を読んだ素直な感想です。(マジです!本当にマジの感想です!!!)
良く分かってらっしゃる!女性なのに何故ここまで書けるのか……。本当に凄すぎる!!
女性でありながら、これ程に男の友情をしっかりと理解し、描く事が出来る如月芳美さんは、本当に本当に才能に溢れた凄い人だと思います。男の気持ちをここまで表現出来るなんて!こんな作品を女性が書けるはずないのに……。
如月芳美さん
本当はあなた、男でしょう……。(^_−)−☆
といち
あしたはyou your you yoursだ!ん?………アレッ?
作者からの返信
そういえば私は性別を明らかにしていませんでしたねぇ。
(ΦωΦ)フフフ…
編集済
そう言えば、斉木はいつも一人ぼっちだったし、坂田君も一人ぼっちだった。
フランスに来て、初めて安心できる、心の安らげる『ママン』に会えたんですね。
どんなに才能があっても、まだ高校一年生の男子。
そして、幸せな時間を過ごせた地で二人で眠ることが出来たわけで……
そんな彼らを決して忘れない。それこそが一番大事だと認識している、軍師水谷と茜色の空。
作者からの返信
おっ!気づいてくれた人がいた!
そうなんです。斉木は物理的に、坂田は心理的に、常に一人ぼっちだったんですよね。二人にとって本当のママンは一人だったという……。
水谷としては3人で一緒に迎える未来を欲していたのかもしれないけど。