応援コメント

第1話 パリ」への応援コメント


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     縦読みでも、応援コメント欄は横なんだ。(^O^)/
     まあ、応援コメントを縦で書くことになるのか?と思ってたから、横書きで少し安心。

     花音さんの長物から、こちらを読むことにしました。

     しかし、いきなり行方不明の高校生がパリの無差別銃乱射事件の被害者に……しかも司法解剖でさらに驚愕の事実が???

     まさか、二人ともサイボーグ?、ではなくて、内臓が半分無いとか?

     応援コメントで、ボケかましているのは私だけですよね。ほんとゴメンナサイ。でも、如月さんの作品面白いから色々と妄想が湧いてきちゃう。
     文章の流れの旨さとか、その部分の感想は絶対に他の読者が言ってるから、そこはスルーで。

    追伸)
     書いた後で、保存すると縦書きに表示されるんだ。なんか変な感じ。

    作者からの返信

    あっれ、こっちも来てくださったんですか?
    いや、これ、この作品でボケ通せたら凄い心臓ですよ。
    当事者結構いらっしゃいますんで。


  • 編集済

    ちょっと直してみました_(._.)_


     今朝も登校前に少しでもビラを配っておきたくて、LINEで待ち合わせた男女の二人が七時半から学校の最寄り駅に立っている。
     男子の方が銀縁眼鏡を押し上げながら、声をかける。
    「おい山根、そろそろ八時だよ」
    「いい加減学校行かないとあたしたちが遅刻になっちゃうね」
     黄緑色のマフラーに顔を半分埋もれさせている女子の方は、カバンを持ち直して学校へと促す。
    「行こう」
     二人は残ったビラを配りながら歩き出した。
     心配から女子生徒の手がつい止まる。
    「坂田君たちどこ行っちゃったんだろう?」
    「ああ、変な事件とか巻き込まれてなきゃいいけどな」
     ……重い沈黙が爽やかな筈の朝の空気を支配する。この重さに耐えかねて、男子生徒の方が殊更明るく話しかけた。
    「山根、期末テストどうよ?」
    「なんかもう数学とか絶望的。先生の話、宇宙語にしか聞こえないし。水谷君は楽勝でしょ?」
    「まあ俺はそうだけどさ……坂田が居ないと張り合い無くてさ。あいつがいつもダントツ一番で居てくれるから、俺のやる気に火が付くってのにさ。ライバルのいないテストなんかクソ面白くもねえよ」
     自慢しているわけではない、本気でそう思っているのだ。山根と呼ばれた女子生徒の方もそれが判っているので、「そーだよね」と自然に受けている。
     どんな話題に振ってもどうしても彼らの話に戻ってきてしまう。そして再び重い沈黙に包まれる。二人は溜息をつきながら学校までの道のりを歩く。
    「山根ちゃん、水谷君!」
     校門の前まで来て、後ろから二人を呼ぶ声が聞こえた。
     水谷が振り返り、
    「おー、田野倉、おはよう」
     山根も振り返る。
    「田野っちおはよ。どうしたの、そんな顔して」
     田野倉と呼ばれた太めの女の子は、今にも泣き出しそうな顔をしながらスマートフォンの画面を見せてきた。
     先に反応したのは山根だ。
    「家出る前に、ニュース見たんだけど……パリのジャズクラブ襲撃事件」
    「ああ、見た見た。無差別にマシンガンぶっ放して五十人殺傷だろ?」
    「六十九人だって。死者五十二人に増えたらしいの。その中に日本人らしい名前が二人……」
     田野倉が半べそになりながら、スマートフォンの画面を拡大した。



    なるほどです。
    わたしの場合、ちょっと文字数が多くなっても、わかりやすさ重視なのでそうなったんですね。

    わたしも最初は極限まで文字数を減らしてから、盛りつけるのですが。極限まで減らしたら、読んでくれる?という不安があるんですよね(・・;)

    なるべく、きちんとした描写で文章を繋げるようには心掛けていますが。

    作者からの返信

     なるほど、そうなるんですね。
     せっかくリライトしていただいたところ恐縮ですが、この作品でその書き方はナシです。

     これは他の軽いノリのラブコメと違って、かなり重いテーマで書いています。
     ターゲットとする読者層も『それなりに読んで来た人』に設定しているので、ラノベのような書き方はしたくない。読解力があればすんなりわかるようなことまでわざわざくどくどと説明したくない作品です。

     例えば、冒頭で「男女」という単語をリライトで挿入されていますが、すぐ次の行で男女であることがわかります。それが五行十行と先ならば私も「男女」に匹敵する言葉を入れたでしょうが、直後に提示されているのに入れてしまうとくどくなってしまう。
    スマートに描写することでラノベ感を排除しています。

    > 水谷が振り返り、
    >「おー、田野倉、おはよう」
    > 山根も振り返る。

    こういった表現もラノベらしい書き方なので、意図して排除しています。

    他の作品では割とやってますので、作品のテーマや雰囲気によって書き分ける力というのは必要かなと思います。

  • いいなあ。
    如月劇場で一番好きなのは第1話の引き込みだったりする。

    作者からの返信

    それ、めっちゃ嬉しい!
    第一話が一番苦労するんですよね!!!(吐血)

  •  流石です。
     初っぱなからもってかれました。この一話目のひきも、続き行かざるを得ないじゃないですか。

    作者からの返信

    おっしゃあああああああ!

  • うめえ……
    やっぱり如月の書くものはおもしれえな。

    作者からの返信

    え、ほんと?(喜ぶ単純な作者)

  • 茜の世界をもっと感じたくて、再読。
    悲しみや絶望の中にも、人は何かを見出だせるから。

    作者からの返信

    再読ありがとうございます。
    改稿入れているので、水谷の性格が前よりも理知的になっていると思いますが気づいて貰えたでしょうか。
    このお話は現代社会の生き辛さを集めたような作品なので読んでいるだけでもしんどい筈なのに、2度も読んでいただけて有り難い限りです。