第2話 博多 ~ 広島 1
博多 ~ 広島
常磐若菜さん。
彼女の自己紹介によるところの、十九歳の女子大生は「銀朱くんって呼んでいい?」と、切り出してきた。
「どうぞ、お好きに」
「ありがと。何しに東京に行くの? この年末年始にさ」
「正確には東京じゃないんですよ。年明けに、ちょっと知人を訪ねに。その人のスケジュールがまだはっきりしなくて、落ち合うのが東京か大宮かのどっちかなんです。たぶん大宮で会って、東京観光することになるかなって」
「なんで青春18きっぷにしたの? いまどきいくらでも安い航空券とかあるでしょ?」
トキワカさんの指摘するとおりだ。
普通列車を一日好きなだけ乗れる乗車券、青春18きっぷは、五日分ワンセットで約一万二千円だ。賢く使えばかなりの長距離を格安で移動できる―――が、目的地に移動するだけなら、ほかにいくらでも方法はある。
僕がこの切符を選んだ理由は、単純に、
「ほかにも寄っておきたい場所があるんです。計画してるときに青春18きっぷのことを知って、『これなら行けるかも』と思って」
「どこに行く予定なの? 広島と大宮と……」
「あとは神戸と名古屋です」
僕の計画では、広島、神戸、名古屋、大宮、また名古屋と順番に訪れて、最後だけは新幹線を使って博多に戻るつもりだった。青春18きっぷを使えば、交通費は約三万円に抑えられる。
その計画を聞いて、トキワカさんは頷いていた。
「最後に新幹線を使うのは賢いね」
「そうですか?」
「青春18きっぷの旅行ってさ、帰りの普通列車が一番苦痛なんだ。行きは我慢できる鈍行も、帰りはしんどいだけだから」
経験者は語るといった表情のトキワカさんに、質問する。
「青春18きっぷ、よく使うんですか?」
「今回で、えーと……四回目だね」
「そういう意味でも先輩ですね」
僕がそう言うと、だめだめ、とトキワカさんは首を振る。
「あんまり頼りにしないで。別に、鉄道が好きっていう人間じゃないから」
「そうですか?」
素直に疑問だ。列車に乗るのが好きな人間でなければ、何時間も普通列車に乗りたいと思わないだろう。
「そこらへんは銀朱くんと似てるかもね。目的地をひとつだけに定める慌しい旅行が嫌いなの」
「本当に、目的地は決めてないんです?」
「さっき決めたよ。今日は広島」
大雑把な答えに僕が笑うと、トキワカさんは気まずそうに耳の後ろを指でかいた。
「でもね、途中はともかく、お正月に金沢に行くつもりではあるの」
「金沢……帰省ですか?」
「んーん。ひいおばあちゃんに会いに行くの。今、私のお母さんが介護してて」
なるほど、と僕は納得した。トキワカさんの旅は、正月に家族の顔を見に行くついでの旅行だったのだ。
「金沢って、普通列車で行くには結構遠くないですか?」
「それが?」
「いいんです? 俺に付き合って広島で降りたりして。元旦に間に合わないんじゃ……」
もちろん僕としては、せっかくの可愛い女性との会話だ。続くのなら長ければ長いほどいいと思う。けれど、トキワカさんの旅程を破綻させてまでそうしたいとは思わない。
いいのいいの、とトキワカさんはショートヘアの髪を揺らしてけらけら笑う。
「私のひいおばあちゃんって変わっててさ、あんまり大袈裟なことが好きじゃないの。米寿のお祝いもやらなかったくらいだし。だから、『あけましておめでとう』だけ言えればいいの」
そもそも金沢に長居する予定じゃないしね、とトキワカさんは語る。
―――夜が明け、下関に着き、お互いに大荷物を抱えて列車を降りる。
下関で数分待ち、新山口行きの列車に乗り換える。
「銀朱くん、朝ごはん食べた?」
「あー、実はちょっと寝坊して、食べてないんです」
新幹線の指定席で行くのではない。別に朝食を摂ったところで広島の到着が大幅に遅れるというわけではなかった。だが、前々から立てていた計画を初っ端から狂わせることに抵抗があって、僕はそれまで空き腹を抱えていた。
「コンビニでサンドイッチ買ったんだけど、一緒に食べる?」
女神かと思った。
「いいんですか?」
「いーよぉ。お菓子もたくさん買ってあるし、一緒に食べたほうがおいしいでしょ?」
そう言ってトキワカさんは、スーツケースのほうから、コンビニでの買い物ではちょっと見かけないくらいの大きなビニル袋を引っ張り出して、ひとつのサンドイッチを僕に手渡した。同じ袋にはチョコを中心とした菓子が山ほど入っていた。
「ずいぶん買い込みましたね」
奢ってもらう身分で言っていい言葉ではなかっただろうが、トキワカさんは得意気に笑って「甘いね、銀朱くん」と言った。その発言の意味をこれから知っていくのだが、長時間の列車移動で菓子の存在というのは、思っていた以上にストレス解消に役立つものだった。
明日は朝食を持って列車に乗ろうと考えながら、僕とトキワカさんは、車窓から朝の住宅街の景色を眺めつつ、一緒にサンドイッチを食べた。
人のいない公園や、ベランダで布団が干される団地を通り過ぎていく。
「そうそう」
と、トキワカさんがペットボトルのお茶を窓辺に置いて、身を乗り出してきた。
「金龍杯のことについて、そろそろ聞かせてよ」
いよいよの〈本題〉に、僕も自分のミネラルウォーターを車窓の額縁に並べた。
「最初の質問は、わかってますよ」
「そーね。これを聞かないと始まらないもんね」
それこそが、僕が意図的にやらかした〈馬鹿なこと〉だ。
ある人は驚いたし、ある人は大笑いした。ある人は非難したし、ある人は褒めてくれた。
それというのが―――
「なんで、
これだ。
金龍杯というのは、とある
その決勝が八月に行われ、僕は決勝戦の四つの席のひとつに幸運にも座ることができた。
―――まぁ、とりあえず話を決勝から予選に戻すと、そもそも金龍杯というのは、〈
七月の一ヶ月間を使った予選期間のうち、一般人の場合、三つのランキングのどれかでトップになれば、決勝戦の〈ボマー・シード〉〈ドミネーター・シード〉〈アサシン・シード〉の三つのうちのどれかに座ることができる。もうひとつの席〈プロフェッショナル・シード〉は麻雀の競技プロ限定の席なのだが、こちらも相応に厳しい予選を勝ち抜いた者だけが座れる。
予選の参加者はプロ・アマ含めて千人ほどと聞いている。
ここで明言しておきたいのが、僕の麻雀の実力について。
はっきり言って、僕が決勝戦に進めたのは、まぐれ以外の何物でもない。麻雀暦も一年くらいで、本当の実力はへっぽこだ。
しかしその予選期間中の僕は、自分でも怖くなるくらいにラッキーが続いていた。
「普通はさ、成績順に決勝戦のメンバーが選ばれるよね」
「俺は〈普通〉を知りませんけど、それが妥当です」
「金龍杯の決勝戦の選考基準って、変わってたよね」
僕は金龍杯の決勝戦で、〈ボマー・シード〉という席に座った。この席に座る条件というのが、〈予選期間中に、最も多く役満を和了ること〉である。
僕は一ヶ月の予選期間中に、八回の役満を和了って、〈爆撃機〉の名前のついたシードを得た。これは不正行為が疑われるくらいの成績だ。もしも僕の職業が高校生ではなくコンピュータープログラマーだったら、もっと厳重に審議されていただろう。
「〈ドミネーター・シード〉も〈アサシン・シード〉も変わった基準で選んでたね」
「俺が思うに、金龍杯の主催は、実力勝負というよりも、見てて面白い決勝戦にしたくてそういう選考基準にしたんじゃないですかね」
「……かもね。実際面白かったし。……そろそろさ、真相を聞かせてよ」
トキワカさんが僕に説明をせっつくことが、決勝戦の開幕から起こった。
詳しい解説を省いて話を単純にすると、僕は、
役満の種類そのものは、たくさんある。
そのひとつが、僕がどぶに捨てた天和だ。
天和という役満の性質によるのだが、これは実力とかがまったく絡まない、単純な幸運だけの役満だ。和了れる確率は三十三万分の一とも言われている。麻雀に人生を捧げた人間が、一生に一度和了れるかどうか。宝くじの一等を当てるようなものだ。
「俺だって、あれが決勝一回戦の東一局でなければ、涙を流しながら大喜びして和了りますよ」
「普通は東一局でも和了ると思うけどな」
私ならそうしてる、というトキワカさんの意見に、僕も同意する。
「ネットの動画を見たのなら知ってるでしょうけど、俺も、一分くらい、どうしようか、すごく悩みました」
僕も公式サイトにアップされていた動画を見たのだが、天和を迎え入れた僕が、和了りを宣言せずに悩んでいるのを、実況と解説の人たちが不思議そうに「何故さっさと和了らないのか」と論じていた。
そう。普通は「どうしようか」などと悩んだりしないのだ。役満というのは、ふたつ以上の役満が複合しない限り、獲得できる点数の上限でもある。天和が天和以上になることはないのだから、「和了るか、捨てるか」などという選択は絶対にしない。
「それでも、和了らなかったんだよね」
「……ですね。俺は天和を捨てました」
僕が天和を捨てた瞬間のことは、よく覚えている。同じ建物でも離れた場所にあったはずの実況会場から疑問符まみれの喚声が聞こえてきた。
これから先の人生で、僕が天和を和了ることはないだろう。せっかく手元に来た一等大当たりの宝くじを破り捨てたのだから。
「理由を、聞かせてくれる?」
「……もったいない気がしたんですよ。開始早々に運だけの役満を和了って決勝戦を台無しにしてしまうことのほうが、天和を捨てるよりももったいない気がして」
多くの人が金龍杯という大会に関わっていた。
僕も含め、スケジュールを都合して同じ日に都内の決勝戦の会場に集まったファイナリストたち。大会を運営した委員会。会場の設営をしたスタッフ。スポンサー企業。そして、予選で散っていった参加者たち。勝負を見ている観客たち。
胸を晴れることではないが、僕の麻雀の実力なんてヘボもいいところ。
ビギナーズラックだけの役満で優勝しては、金龍杯という大会に関わった多くの人たちに、申し訳が立たない。
「……それに、ヘタクソにもヘタクソなりの意地があったというか……」
あのとき天和を和了っていれば僕が優勝していただろう。しかしそれは所詮、実力で勝ち得たのではない、ラッキーなだけの優勝だ。
いくら初心者の僕でも、喜べない優勝だ。
「……あとは、まぁ、……あの決勝は映像で記録が残るものでした。いわゆる〈テレビ〉です。……あのとき天和をそのまま和了るのは、普通の判断です。でも、あえて自分から『要らない』という贅沢な判断を下せるとしたら、それはそれで……面白いんじゃないかな、と」
「テレビ的に?」
「テレビ的に」
「三位でも?」
「三位でも」
結果的に、僕はそこからもラッキーが続いて盛り返し、優勝まであと一歩というところまで迫れたが、結果的には三位で終わった。
しかし、何はともあれ天和を和了るよりかは、少しは僕の実力で勝ち取った三位である。
僕にとっては嬉しい三位だった。
ひととおり話を聞き終えたトキワカさんは、僕にポッキーをすすめた。
新山口に向けて走る普通列車は、いつの間にか山間の線路上にいた。
ふたりでぽりぽりとポッキーをかじっていると、
「映像には残ってないけどさ、あのあと、インタビューがすごかったんじゃない?」
「あー」
確かにそうだった。実際のところ、優勝者よりも長くインタビューされた。麻雀雑誌に顔写真付きで掲載されたのだが、クラスメートには誰も指摘されなかった。
「まぁ、今話したようなことを、何度か……いや、うんざりするほど説明しました」
「そりゃそうだよ。凡ミスじゃなくて、知ってて和了らなかったんだから。みんな『どうして?』って思うよ」
トキワカさんの言うように「どうして?」で済めばいいが、麻雀雑誌の編集者や解説役の競技プロの人からは、厳しいことを言われもした。
きみの言いたいことはわからなくもないが、あの行為は勝負を歪めた。
不正行為をしていないのだから、恥じることなく堂々と和了ればいい。
などなど。
「決勝戦に競技プロの方がいたのが、どうにも、問題だったようで」
「『プロ相手にアマチュアが手を抜くとは何事か!』みたいな?」
「逆です。優勝した深町プロに『アマチュアに手を抜いてもらったおかげで優勝できた』っていう不名誉を着せてしまったらしいです」
「ふかまち……ああ、あのチャラそうな競技プロね」
そのことは本人に謝ったのだが、当の深町プロは全然気にしていないどころか、僕をすごく気に入ってくれて、「今度俺の家に遊びに来てよ」と誘ってくれた。決勝戦で争ったほかの三人が僕の決断を理解してくれたのは、幸いだった。僕の三位を称えてくれた。
無慈悲な自動鉛筆削り機のようにポッキーをさくさく食べていくトキワカさんは、なるほどねと、もぐもぐ呟いた。
「私が金龍杯の動画見たのって、ついこの間でね。『どうしてこの子は天和を和了らなかったんだろう』って、ずっと気になってて」
「だから、俺の名前を覚えててくれたんですか?」
「記憶力はいいの。見聞きしたこと、意外と忘れないの。……でも、銀朱くんに話しかけられてなかったら、気付いてなかっただろうなぁ」
最後の一本のポッキーを食べ終えたトキワカさんは、ありがとね、と言った。何に対しての礼なのかわからなかったが、どういたしまして、と答えた。
勇気を出してトキワカさんに話しかけてよかった。でなければ僕は今ごろ、門司港駅で乗り換えに失敗したことに気付き、ひとり空き腹を抱えたまま、門司駅に向けて逆方向の列車に乗っていて、広島に着く時刻を再計算していただろう。
話しかけた女性が僕を知っている人であったことが、さらにとてつもない幸運で―――
―――ここで僕は、保留していた疑問を思い出した。
「トキワカさんは、麻雀を打つんですか? ルール知ってるんですか?」
日本での麻雀の競技者というのはほとんどが男だ。競技プロでない若い女性で麻雀のルールを知っているのはかなり珍しい。
トキワカさんは照れくさそうに、ショートボブの髪を撫でた。
「いやー……正直、麻雀大好き。誘われたら徹マンも平気」
かわいい仕草とは裏腹に、十九歳の女性とは思えない発言だった。
「いつ覚えたんです?」
「前に付き合ってた彼氏が麻雀好きで、教えてもらったの」
「……へー」
「でも、私のほうがのめりこんで、彼氏ほったらかしにしたら喧嘩して別れちゃった」
普通は逆だろう、と思った。
「普通は逆じゃないですか?」
「かもね。……まぁ、仕方ないの。性格の不一致。彼は、私とゲームするよりかは、もっと恋人らしいことをしたかったんでしょ」
僕だって同意見だ。
こんなにかわいい恋人がいるのなら、ほかにいろいろ……いろいろ……
「私ね、」
トキワカさんのきっぱりとした声が、あらぬ方向に妄想を進めそうになった僕を現実に引き戻してくれた。
「……私ね、ゲームが好きなの」
「ゲームですか」
「電源を使わないゲームが特に。チップや点棒を賭けるゲームならもっといい。つまりはギャンブル。……実際にお金は乗せなくてもいいの。『自分の持っているチップを増やす』という共通の目的を持って、ゲームを通して会話するのが、すごく好きなの」
真剣な表情のトキワカさんに、このときにはすでに、飲み込まれていたと思う。
「たとえば、麻雀のほかに、どんなゲームが好きなんです?」
「……たとえばぁー……」
と言って、トキワカさんは、傍らに置いていたピンク色の小さなリュックサックを膝の上に乗せて、蓋を開けた。
てっきり旅の道具が入っているものとばかり思っていたリュックから、旅行とは直接関係のない、いろんな物が出てきた。
「花札なら、こいこいとオイチョカブが好き。オイチョカブ、知らない? あっそう。トランプなら、今はポーカーにはまってる。テキサスホールデムっていうんだけど……知らないか。サイコロを使ったゲームは丁半とチンチロくらいしか私は知らないけど、クラップスについて勉強中。……え? チンチロもクラップスも知らないの? そうなんだ。ふぅーん……」
花札とか二組のトランプとかいくつかのサイコロが出てきたときは、まだ驚かずにいられた。けれどかわいいリュックサックの中から大きな陶器が出てきたときは、さすがに質問せずにいられなかった。
「なんです、それ。そのごつい丼は」
「これ? これはチンチロ用。ゲームで使うのよ」
「食器を使うゲームなんてあるんですか?」
僕の正直な疑問に、トキワカさんは、あははと笑う。
「確かにそうね。ちょっと変よね」
ちょっとどころではない。
―――いや、チンチロという未知のゲームに対してではなく、常磐若菜さんという、十九歳の女子大生について。
彼女はかなり変わった人だった。
「あの……トキワカさんは、ひとりで旅行されてるんですよね?」
「やだ怖い。私の隣に誰かいる?」
むしろ幽霊でもいいから、誰かいてくれたほうが理解できる。
「誰と遊ぶために、そんなに遊び道具を持ってきてるんです?」
「それは……銀朱くんみたいな人と」
トキワカさんが未来予知の超能力を持っている、ということではなかった。当然だ。僕との出会いのために遊び道具を用意したわけではない。
「私ね、青春18きっぷの旅の途中で退屈したら、そばに座ってる人を誘ってゲームするのよ」
「……えぇー?」
疑問をうまく口に出せないでいる僕に対し、トキワカさんは苦笑する。
「最初はすごくびっくりされるけど、案外乗ってくれるよ? 若い人なら特に」
「いや……うーん……」
トキワカさんを否定するつもりは、もちろんない。
ただ、そんな旅もあるのだなぁ、と感心していた。
「どう?」
と言って、トキワカさんは、トランプのデックを、僕に見せて振った。
「銀朱くんも、私と遊ばない?」
―――これほどに個性的な人の面白い提案に、乗らない手はない。
山間を走る新山口行きの普通列車が、トンネルに入った。
「それでは一戦、お手合わせ願います」
「一戦と言わずに、だらだらやろうよ」
トンネルを抜けると、その日初めて見た太陽が、トキワカさんの横顔を照らしていた。
「きみに〈テキサスホールデム〉を教えてあげよう」
私も初心者だけどね、と、トキワカさんは笑っていた。
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