第5話 理想とする人格タイプがばれる。
キャラクターって作者の理想像にとても影響されてしまいますよね。
同じ設定で話題を構築するとき、例えて話す事例も様々に違いが出る。
歴史が好きだったり、歴史上の人物に似ていたりするならば、故事などを引用すると知的に思われますね。
一般人ならば、実際に起こりそうな事例を話すことで、平凡さや身近に感じる人物だという印象になります。
人格を構成することで、物語の方向性が決まる場合もあります。
逆をとれば、世界観がその人格を必要とした、という場合でしょう。
必要な技術があれば、物語として完結しますし、
技術が必要な理由があるはず。
ところで、生きる理由を考えたことはあるでしょうか。
これは、その人物の存在意義に触れる大きなカギになるでしょう。
決意があれば、大きなエネルギー源となり、登場人物は行動し、
行動によってその人格は形成されてゆくのです。
強さを求める主人公がいるとき、強さとは何か、なぜ強さを求めるのかなどを知ることで、落としどころをつけなければいけません。
ここは作者様の見解と技術による最大の見せ所。
ここを知りたくて、物語を読んでいるという人は少なくないはず。
何を求めるか、求める過程で何を知るかは見せ場。
これには個性が出るので、登場人物の人格が作者の影響を受けるのです。
個性を生かすか、個性を殺すことで新たな個性を創るなどして物語を構成する必要があります。
よく考えることで作者の味が出て、人格に深みが出ます。
その人格の深みこそ、物語を深く、味わい深くするエッセンスです。
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