第三話 迷い

落ち着きがなかった聖二は当然先生に説教される。

そして渋々席に戻る。

隣のお友達と積み木で数を数え始めるが、ちゃんと数を数えれるお友達に対して聖二は全然できなかった。「10個ある積み木から5個取ったら残りは何個?」とお友達が問題を出してくれているにも関わらず、聖二は全然理解ができなかった。

挙げ句の果てにはお友達が先生を呼ぶ。

「先生~聖二君が答えてくれない。」

先生が聖二に問いかける。

「聖二君。お友達が出してくれた問題わかる?」

聖二は小さな声で答える。

「わかりません...」

この時先生は何かに気づいた、そんな感じがした。



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