第22話 地図にない町

 フィリップ・K・ディックの短編地図にない町を読んだ。日常の中にふと奇妙な出来事が紛れ込む。

 

 ある日メイコンハイツの定期券を売ってくれという小男が駅に現れる。駅員はそんな駅は無いと言い戸惑う。片道30マイル、5000人ほどの町だという。地図にも乗っていないと話しているうちに男は消えてしまう。男は再び現れまたしても地図に無いと伝えるとその場から消えてしまう。

 メイコンハイツという存在しない町。その町が実は存在していたら?

 現実が別の現実に浸食されていつのまにか塗り替えられてしまっていたらどうする?

 

 この現実自体が知らないうちに建物が増えていたりしても気が付かない。気づかないうちに世界自体が変質してもおかしくないのじゃないかと思う。実はすべてが昨日とは違っているのかもしれないという恐怖。パラレルワールドに移るとか自分の知っている人が全員別人みたいな性格をしているとか、そういう恐怖とかパニックものに使えると思いました。



 

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